保育士・てぃ先生に聞いた! 保育園や幼稚園選び、 見学の際に見ておくポイントは?

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子育ての悩み・トラブル

保育士・てぃ先生に聞いた! 保育園や幼稚園選び、 見学の際に見ておくポイントは?

Twitterで49万人のフォロワーがいることでも知られる保育士・てぃ先生。今回MAMADAYS編集部は、てぃ先生に聞いてみたい子育てのお悩みを、ユーザーのみなさんから大募集! すると451件もの回答が集まりました。なかでも断トツで多かったのは、いわゆる“保活”にまつわるお悩み(下グラフ)。「園見学の際、見ておいたほうがよいポイントは?」「何を基準に保育園を選べばよい?」など、園選びについて3つのポイントを伺いました。


Twitterで49万人のフォロワーがいることでも知られる保育士・てぃ先生。今回MAMADAYS編集部は、てぃ先生に聞いてみたい子育てのお悩みを、ユーザーのみなさんから大募集! すると451件もの回答が集まりました。なかでも断トツで多かったのは、いわゆる“保活”にまつわるお悩み(下グラフ)。「園見学の際、見ておいたほうがよいポイントは?」「何を基準に保育園を選べばよい?」など、園選びについて3つのポイントを伺いました。


【てぃ先生に聞いてみたい子育てのお悩みは?】

てぃ先生聞いてみたい子育てのお悩みアンケート結果

※2019年7月24日〜7月25日、Instagramストーリーズ機能で、MAMADAYSのInstagramフォロワーを対象にアンケートを実施。回答数は451件。

その1 まずは先生たちが楽しそうに働いているか#

保育園や幼稚園の見学では、その園に通うお子さんたちが笑顔でのびのびと過ごしているかどうかを見た方がよい、などとよくいわれます。もちろんそれは大切なのですが、ぼくはまずそこで働く先生たちを見るとよいと思います。

というのも、よい保育をするにはそこで働く保育士自身に余裕がないといけません。たとえば家庭でも、普段はいくらよいお母さんやお父さんであったとしても、ストレスが溜まって余裕がないときに子どもにやさしくできるかといったら難しいですよね。それは保育士といえど、やはり同じだと思います。園のホームページに耳ざわりのよい言葉が並んでいたとしても、いざ入園してみると先生が忙しそうで話しかけられないといったこともあります。

ですので、お子さんはもちろん、先生たちがきらきら楽しそうに保育をしているか、そういうところにも着目してみるとよいのではないでしょうか。

また、見学中に先生とすれ違ったら「こんにちは」とあいさつをしてくれるか、これも案外重要なポイントです。基本的なことではありますが、あいさつすらできない先生だと、入園してから親御さんとうまくコミュニケーションがとれないことも起こりえます。園長先生も含め、先生方の態度や人柄を見ておくことが大事です。

その2 人形の扱いが雑ではないか#

人形の扱いを見れば、子どもに対する扱いがわかる――。これはわりと保育士の業界でいわれるのですが、たとえばおもちゃの電車や積み木などと一緒に、人形が頭からどーんと収納箱に突っ込んである場合は要注意。

それは、物がぐちゃぐちゃになっていることに気づかない園である、もしくは、そこに手が回らないほど忙しい園であると想像できます。整理整頓は人の心を映すといいますが、部屋の中に限らず、玄関など園内の細部に目を向けてみると、普段の様子を知る上でのヒントがあります。

子どもと遊ぶてぃ先生

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その3 年長さんがどんな風に成長しているか#

年長さんは、その保育園のいわゆる完成形ともいえます。そこに通った結果、子どもたちがどんな風に成長するのか、年長さんを見るとわかる部分もあると思います。

たとえばパンフレットで、「のびのびと自主性を重んじます」と書いてあるなら、年長さんたちの姿がそのようになっているか、見てみましょう。

ちなみに、ぼく個人として年長さんが身についているとよいなと思うのは、自分できちんと考えたうえで人と複雑なコミュニケーションが図れる力です。

以前は1から10までの数字が言えるか、などの学力が重視される時代もありました。

でも今はそうしたお勉強はさておき、まずはコミュニケーション力の基礎ができていれば、小学校に入ってからも困らないと思います。

ここも知りたい! 保育園と幼稚園、どっちを選ぶ?

11年前ぼくが保育士として働き始めた頃と比べて、今は保育園と幼稚園の境界線がどんどんなくなってきているように感じます。たとえば最近では、幼稚園でも夕方まで預かってくれるところも増えています。また、保育園でも英語やプログラミングなどのカリキュラムが充実したところもあります。さらに両者が融合したような”子ども園”も出てきていますね。

ですから、保育園か幼稚園の2択というより、お子さんにどう成長してほしいかを考えて、それと合致する園を探すのが肝です。

ただ、大きく異なる点をあげるとするなら、先生の数。幼稚園はいわゆる小学校スタイルで、たとえば3歳児なら、子ども20人に対して先生が1人〜2人。一方保育園は、子ども20人に対して先生が3〜4人の園が多いです。

幼い頃から幼稚園の体制に慣れていると、小学校に馴染みやすいかもしれません。それに対して、先生の人数が多い保育園の方がお子さんをフォローしやすいという側面もあります。そうした点も含めて、総合的に検討してみるとよいですね。

てぃ先生

ちょっと笑えて、可愛らしい子どもの日常をつぶやいたTwitterが好評を博し、フォロワー数は49万人を超える。近著は『きょう、ほいくえんでね…!!』(マガジンハウス)。現在は保育士の専門性を生かし、子育ての楽しさや子どもへの向き合い方などをメディアなどで発信。全国での講演活動も年間50本以上。他園で保育内容へのアドバイスを行う「顧問保育士」など、保育士の活躍分野を広げる取り組みにも積極的に参加している。ちなみに、名前の読み方は「T」先生。

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