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赤ちゃんのパスポートの申請方法 いつから?必要なものは?

赤ちゃんのパスポートの申請方法は?必要な書類や受け取りまでの流れを紹介

この記事では赤ちゃんのパスポート申請に必要な書類や手順、写真の撮り方についてまとめています。気をつけたいポイントや注意事項も紹介していますので、赤ちゃんのパスポート申請をしようとしている人や検討している人はぜひ参考にしてみてください。
この記事では赤ちゃんのパスポート申請に必要な書類や手順、写真の撮り方についてまとめています。気をつけたいポイントや注意事項も紹介していますので、赤ちゃんのパスポート申請をしようとしている人や検討している人はぜひ参考にしてみてください。

赤ちゃんのパスポートはいつから申請できる?

出生届を出した5~7日後頃から

生まれて初めてパスポートを取得する際には、「新規発給」と呼ばれる方法でパスポートを申請します。必要書類の中に戸籍謄本・抄本があげられているので、戸籍ができてから申請できます。

戸籍謄本・抄本は、出生届を出した5~7日後頃から受け取れるので、書類上は出生届を出した5~7日後頃から可能です。

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1ヶ月検診以降に申請するのが安心

申請すること自体は、赤ちゃん本人はいなくても大丈夫です。

ですが、パスポートを受け取るときには赤ちゃん本人でなくてはなりません。ママやパパが代理で受け取ることはできないので、受け取りのときに赤ちゃんが外出できる状態であることが必要です。少しでも早く受け取りたい場合には、申請は代行者がおこない、受け取りは1ヶ月検診後に赤ちゃんと一緒にいきましょう。受領日数にもある程度の猶予があるので、1ヶ月検診後にいけるよう、日程を調整するとよいでしょう。

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海外への渡航には赤ちゃんでもパスポートが必要

パスポートはいわば、世界共通の身分証明書でもあります。赤ちゃんも日本国の国民ということを証明するために、海外にいくときにはパスポートが必要です。

赤ちゃんのパスポート申請に必要な書類をそろえよう

大人も子どもも、パスポート申請には必要な書類が決められています。以下に詳しくまとめました。

一般旅券発給申請書

パスポートを申請するときに必要事項を記入する書類です。各都道府県のパスポートセンターや都道府県、地域の区役所や役場、インターネット上で入手できます。申請書には青色の5年用と赤色の10年用があり、20歳未満は5年用しか申請できません。赤ちゃんのパスポートを申請する際に、は青色の申請書を使用しましょう。

戸籍謄本または抄本

親子や家族、親族関係などを記録するのが戸籍で、それらを証明するときに提示する書類が戸籍謄本、または抄本です。申請日前6ヶ月以内に取得したものを使用しましょう。

  • 戸籍謄本(こせきとうほん):自分が属している(いた)戸籍のすべてを記載した証明書
  • 戸籍抄本(こせきしょうほん):自分が属している(いた)戸籍の指定した一部を記載した証明書

住民票の写し

自分が現在住民登録している都道府県や市町村などを含む、現住所を記載する証明書です。都道府県によっては、住民基本台帳(住基ネット)を利用して現住所を確認するケースもあるので提出がいらないことも。パスポート申請の際に住民票提出の有無を確認しましょう。

写真1枚

  • どういう写真が必要?

使用できる写真のサイズなどは、外務省により厳密に決められています。

・縦45ミリメートル×横35ミリメートルの縁なしで、無背景(無地で淡い色)の写真。
・申請日前6か月以内に撮影されたもの。

写真の裏には申請者の名前を記入するのを忘れないで下さい。

このほかに、「頭の先からあごまでを34㎜(±2㎜)」との基準もあります。申請する都道府県により異なりますが、子どもの写真については頭の先からあごまでの基準を、若干緩やかに設けているところもあるようです。赤ちゃんは大人と違って、ほぼ円形のような丸顔の子もいます。定められている条件を満たすのが難しい場合もあり、どうしても基準のような写真をとれない場合には、都道部県のパスポートセンターなどに相談してみるとよいでしょう。

  • 写真屋で撮ってもらう場合

申請に必要な写真には細かい条件が設けられているので、自宅で撮影するのは大変です。写真屋などでパスポート用の写真を撮ってもらえば、失敗がなくてきれいに撮れるのでおすすめです。

  • 自宅で撮影する場合

赤ちゃんを白地のシーツなどに寝かせて、真上から撮影したり、パパやママに白地の布をかけて撮影する方法があります。ですが補助者の体の一部が写り込んでいる場合は、パスポート用写真として不適用になったり、白地や青地のもの以外の写真は認められていないなど細かい条件があるので、写真屋などで撮ってもらうのが安心です。

写真撮影は慎重に

パスポートは、申請したときに提出した写真で作られます。提示されている基準を満たした上で、納得のいくものを提出しましょう。

本人確認書類

本人確認書類とは、申請した本人と相違ないことを確認するための書類で、最低でも一つは写真付きの証明書を提示することが必要です。

外務省のホームページを参照すると、本人確認書類としては「マイナンバーカード(写真付きのもの、通知カードは不可)や運転免許証など、写真付きのものを1点」と、本人がいればそれで受け取れます。基本的には、以下の表「A・B」それぞれから各1点ずつ、またはAから2点提示します。

本人確認に使用できる書類一覧

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出典:パスポートの申請から受領まで(初めてパスポートを申請するとき等の例)、(5)申請者本人に間違いないことを確認できる書類」(外務省)

赤ちゃんの場合、写真付きの身分証明書をもっていないという場合が多いでしょう。この条件を見ると、赤ちゃんの場合はマイナンバーカードを申請し発行してもらうのが一番スムーズですが、そのほかで用意する場合は。母子手帳や親権者の身元確認書類が有効な場合もあります。

赤ちゃんの場合の本人確認書類については申請する旅券窓口で確認してみてください。

赤ちゃんのパスポートを申請しよう

赤ちゃんであっても、基本的にパスポートの申請方法は大人と同じなので、手続きに必要な書類などはすべて一緒です。パスポート申請には用意するものが多くて大変ですが、本人確認書類にも使える公的な身分証明書です。不備の無いようしっかり書類が揃っているか確認して申請しましょう。

赤ちゃんのパスポートの有効期限は?

大人の場合には5年間と10年間の期限があるパスポートを選べますが、外務省のホームページを参照すると20歳未満は一律で5年間とされています。

パスポートは余裕をもって準備しよう

赤ちゃんでも大人でも、パスポートの申請から発行までには1ヶ月前後かかる場合もあります。また、実際にパスポートを受け取りにいく際は赤ちゃん自身がおもむく必要もあります。この時期は最低限1ヶ月検診以降になるよう設定し、赤ちゃんが外出しても差し支えないような状態にしておきましょう。

  • 赤ちゃんのパスポート申請は書類上では5~7日後頃から可能
  • 赤ちゃんのパスポート申請は1ヶ月検診で外出がOKになってからがおすすめ
  • パスポートの受け取り時には赤ちゃん本人の同行が必要

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