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保育園見学に行きたい!予約方法や押さえるポイントは?【保育士監修】

子どもが通う保育園ってどのようにして決めますか?希望する園がある程度絞れたら見学したいけれど「電話はいつすればいい?」「なにを聞いたらいい?」とわからないことが出てきますよね。今回は保育園見学を申し込むところから園で聞くべきことまでまとめてご紹介します。
子どもが通う保育園ってどのようにして決めますか?希望する園がある程度絞れたら見学したいけれど「電話はいつすればいい?」「なにを聞いたらいい?」とわからないことが出てきますよね。今回は保育園見学を申し込むところから園で聞くべきことまでまとめてご紹介します。

保育園に見学に行く前にすることは?

希望の園が見つかったら実際にどんな保育者・園児がいるのか、園の教育理念に共感できるか確認するために見学に行ってみましょう。

一般的に、見学に行くまでの流れは以下の通りです。

  1. お住まいの市町村役場で保育施設資料をもらう
  2. 気になる保育施設が募集をしているか確認(市町村役場または各園のHP)
  3. 電話で申し込みをする
  4. 保育園に見学に行く

電話で申し込み

見学に行くためにまずは園に電話をして日程を調整しましょう。日程は双方の都合によい日時を調整しなければならないため、候補日を何日か用意しておくとスムーズに進みます。決まった日程は忘れないようにメモしておきましょう。

電話で伝えることは?

まずは預けたいクラスの募集は行われているのかを確認しましょう。あとは住所や家庭の状況、子どもの月齢などを伝えます。車で行く方は駐車場に車を置くスペースの有無や同行者の人数など事前に伝えておくと、お互い安心して当日を迎えられるでしょう。

保育園側の対応しやすい時間帯

朝の登園が落ち着く10時から昼食前の11時の間と、昼の1時から2時頃は昼寝の時間にあたるので比較的対応しやすい時間帯になっています。園の行事なども考慮して電話してみてはいかがでしょうか。

保育園見学いつ行くべき?必要なものは?

「園がよく見える」時間帯

登園から昼頃までは一番園が活発な時間帯です。登園時の子どもの様子や保護者と保育者の関わり、自由遊び時の子どもと保育者の関わりがみられます。

所要時間は見学から質問まで大体1時間から1時間30分みておけばいいかと思います。

持っていくものは?

見学なので特に園から指定されたものがなければ手ぶらで行って構いません。ただ、園側も時間を割いて見学を受け入れているので、時間を無駄にしないために質問リストやメモ帳、もらった保育園のパンフレットや資料を入れられるくらいのバッグは持って行くことをおすすめします。園によっては来客用のスリッパを用意していないところがあるので、室内のスリッパを持参すると便利です。

保育園見学で聞くこと・見るポイント

何を聞いたらよい?

一番聞いておきたいのは園の保育理念です。保育者たちは理念に基づいて日々保育を行なっています。そこに共感ができないと保護者と保育者の間に隔たりができてしまうので押さえておきましょう。

その他、入園するに当たって気になることをなんでも聞いてみてください。

  • 保育士資格所有者の在籍人数や経験値
  • 給食の献立やアレルギー対応
  • 熱が出たなどの有事のときの呼び出し基準
  • 保護者参加行事の頻度
  • 日々の持っていくもの
  • 延長保育の有無     など

何を見たらよい?

見るべきところは園のHPなどではわからないところです。保育者どうしの関係性、子どもについての相談対応の仕方、通っている子どもたちが生き生きしているのかチェックしましょう。

また、施設面では保育室の広さや遊び道具が整理整頓されているかなど、園にいる人から設備まで子どもがのびのび過ごせるか、安心して預けられる施設かをチェックしましょう。

保育者たちの関わりは廊下ですれ違った時などふとした時に見えてきます。

子どもどうしの関わりは10分ほど様子を伺ってみましょう。

_______

見学に行きたいけれど電話をしたり下調べをしたりと、やることが多くおっくうになってしまう方もいるかと思います。資料やHPの情報だけで園を決めて、理念に共感できず不安にならないために、申し込みから見学内容までまとめてご紹介しました。

保育園の先生たちは見学自体に歓迎なので、気になったら時間帯を見て一度連絡してみてください。保育園は子どもたちが半日過ごし、成長していく場なので保護者の方は先生たちと同じ方向を向いて、子どもの成長を助長し喜び、悩みを共有できる園選びになるといいですね。

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