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ベビーベッド

ベビーベッドはいつまで必要?レンタルとの比較や二人目以降の場合も!

2歳までの赤ちゃんは、添い寝ではなくベビーベッドに寝かせてあげることが推奨されています。でも安いものではないし、大体いつまで使えるの?と疑問に思うこともありますよね。使用時期やレンタルとの費用比較、二人目以降などパターン別のベビーベッドとの付き合い方をご紹介します。
2歳までの赤ちゃんは、添い寝ではなくベビーベッドに寝かせてあげることが推奨されています。でも安いものではないし、大体いつまで使えるの?と疑問に思うこともありますよね。使用時期やレンタルとの費用比較、二人目以降などパターン別のベビーベッドとの付き合い方をご紹介します。

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一般的にいつまで使える?目安は?

消費者庁によると「満2歳になるまで」はできるだけ大人と同じベッドでなく、ベビーベッドで寝かせることが推奨されています。また、使用は「満2歳(生後 24 か月)以内」と定められています。

こちらを踏まえて、ベビーベッド本体の対象年齢も基本的には「満2歳(生後 24 か月)以内」となっています。ただし、パッケージ等に対象月齢が記載してあるので、そちらをしっかりと確認して使用しましょう。

参考:消費者庁、2017年「0~1歳児の大人用ベッドからの転落事故に御注意ください! 」、https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/pdf/consumer_safety_release_171108_0001.pdf(2019年9月25日閲覧)

日本国内で販売されているベビーベッドでは、スタンダードサイズ(120cm×70cm)もしくはミニサイズ(90cm×60cm)の2種類が一般的なサイズです。

スタンダードサイズ(内径120cm×70cm)

スタンダードサイズのベビーベッドは特にポピュラーで、長期間ご使用の方にもおすすめです。付属品の種類も豊富で、選びやすいかもしれません。

ミニサイズ(コンパクトベッドともいう、内径90cm×60cm)

大きいベッドは置き場所を取るので、できる限りコンパクトにしたい方にはおすすめです。赤ちゃんによって成長の度合いは違いますが、ミニサイズだと1歳頃に小さく感じてくる可能性があります。対象年齢は同じく2歳までのものも多いですが、子どもの身長を見ながら窮屈でないか判断してあげましょう。

ほかには、スタンダードサイズとミニサイズの中間に位置する100cm×63cmのサイズや、持ち運べるコンパクトベッドなどもあります。

長く使いたい方はスタンダードサイズ、少しでもスペースを省きたい方や部屋への圧迫感を減らしたい方はミニサイズをおすすめします。

レンタルなどで一時期しか使わない場合は、はじめはミニサイズのものを借りて後半に大きいものにチェンジすることもできますね。

お部屋での使い方や安全面など、様々なことに考慮してじっくり選びたいものです。
種類も多いため、妊娠中の場合も早めに決めて、できれば用意しておくと気持ちに余裕ができてよいですね。

ベビーベッドはなぜ必要?

先ほどご紹介したように、消費者庁によると「満2歳になるまで」はできるだけ大人と同じベッドでなく、ベビーベッドで寝かせることが推奨されています。これは、ベビーベッドの方が大人用ベッドよりも事故防止などに配慮されているからです。

具体的には、下記のような理由があります。

  • 大人用ベッドには柵などがついていない場合が多く、転落のリスクがある
  • 大人用マットレスは柔らかく、赤ちゃんがの口や鼻を塞いで窒息してしまう可能性がある

残念ながら、大人用のベッドに赤ちゃんを寝かせて転落してしまう事故や、落ちた場所に敷いていてあった毛布等で窒息してしまう事故などが実際に起きています。赤ちゃんの安全な睡眠のためにも、環境に気を配ってあげたいですね。

また、大人用のベッドにベッドガードをつければ問題ないのではないか?と考える方もいるかもしれませんが、大人用ベッドとベッドガードの間に赤ちゃんが挟まる事故も起きています。生後18か月未満の子どもには使用しないように注意してください。

また、つかまり立ちを始めたら柵を乗り越えてしまって危ないという理由でベビーベッド を卒業することもあるようです。

しかしベビーベッドの床板を最大限に下げれば、床板に対して柵をもう少し高く使うこともできます。とはいえ乗り越えてしまう危険も無視できないので、赤ちゃんの身長を見ながら、一番安全な方法を探してあげたいですね。

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SGマークとPSCマーク

また、ベビーベッドを選ぶ上で大事なのは「SGマーク」と「PSCマーク」を確認することです。

SGマーク

SGマークは一般財団法人製品安全協会が定めた安全基準をクリアしている商品につけられるマークです。 乳幼児用品やスポーツ用品、自転車・自動車用品など幅広い分野で採用されています。

SGマーク

一般財団法人製品安全協会

PSCマーク 

一方PSCマークは、一部の商品ジャンルにのみ適用され、定めた安全基準を満たした商品につけられます。

当てはまる商品の製造、輸入や販売をする場合、PSCマークがついていないとお店に陳列できなくなっており、ベビーベッドもその対象です。つまり、日本で作られるものには本来こちらのマークが付いていなければなりません。

しかし、外国で作られたものにはこのマークがついていないものもあります。その国独自の安全基準がある場合もあるので、購入前に確認しておきたいですね。

pscマーク

経済産業省、2017年「消費生活用製品安全法」https://www.meti.go.jp/product_safety/consumer/system/01.html(2019年9月25日閲覧)

レンタルするべき?メリット・デメリットも紹介

ベビーベッドを使える時期は限られていることを考えると、レンタルをするのも良いかもしれません。

レンタルのメリット・デメリットは下記のようなものになります。

メリット

  • 上手に使えば費用を抑えられる
  • 使い終わった後の収納スペースを取らなくて済む

デメリット

  • 手元に残らない
  • 子どもが2人以上になる場合、お下がりを使った方が経済的である場合もある

では実際、費用はどのくらいかかるのでしょうか?

レンタルの業者や商品によって貸出期間が違い、長く借りるほどお得になる業者もあります。

例えば、あるベビーベッドでは

  • 6か月9,612円(1日あたり53円)
  • 12か月10,800円(1日あたり30円)

となっており、12か月で借りた方がお得に使えます。

(参考:ナイスベビー、2019年、「[標準型]ビーサイドツーオープン ダークブラウン[条件付きネット特別価格]」、https://www.nicebaby.co.jp/products/detail/864.html、2019年8月23日閲覧)

12か月の場合10,000円〜20,000円前後と幅広いですが、6か月だと7,000円台から12,000円台くらいに収まる場合が多いようです。ちなみに、編集部で3つの業者からの12か月レンタル3商品の価格を平均したところ、14,200円でした。(編集部調べ)

また、新品を指定すると値段が高くなる場合もあるようです。

一方ベビーベッドを購入した場合の大体の相場は、17,180円でした (8/23 14:00現在・楽天の「ベビーベッド」カテゴリ検索結果の上位5つの価格を平均して計算)。購入の金額をこちらに設定すると、レンタルの方がお得ですね。

では、12か月以上同じものをレンタルした場合はどうなるのでしょうか?

レンタルの延長は一月当たり1,000~2,000円前後のところが多いため、

12か月借りて延長をする場合、レンタル12か月の平均価格とした14,200円を基準に考えると、2~3か月ほどの延長で購入の平均とした17,000円に達してしまいます。

12か月より長く同じものを使用したい場合は、購入を視野に入れてみても良いかもしれません。もちろん購入した場合2万円を上回る商品もあるので、ブランドや機能性などにこだわりたい場合は費用をしっかり確認したいですね。

また、レンタルを利用するにあたり衛生面などが気になる方もいらっしゃるかもしれませんね。多くの場合業者で洗浄し、殺菌や滅菌などを行なっているようです。気になる場合はホームページなどで確認した方が安心ですね。

さらにレンタルの場合、配送料などが別にかかったり、マットレスなどは別でレンタルしなければならない場合もあるため事前に確認しておきましょう。

きょうだい・生活パターン別おすすめベビーベッド

ここからは、きょうだいの有無や生活パターン別のおすすめベビーベッド をご紹介していきます。

上にきょうだいがいる場合

上の子がいる場合、ペットを飼っている場合などは特に、いたずらや危険防止のためにベビーベッドを使わせてあげたいという方もいらっしゃるかもしれません。

まさかの事態を防ぐためには、高さがあるベッドを選びたいですね。周りの環境などによりますが、目安としては、ベッドを一番高い段に設定した場合で床から70cmほどのものを選ぶと良いでしょう。お世話する大人も、腰への負担が少なく感じるかもしれません。

また、柵ではなくネットで覆われたタイプも安心感があるのではないでしょうか。

こちらはネット付きで人気の高いアップリカのベビーベッドです。コンパクトに畳めるのも嬉しいですね。

収納もしたい場合

こちらのベビーベッドの床下には、耐荷重15kgの大容量収納スペースがついています。かさばるオムツ替え用品や着替え、お風呂セットなども収納できます。

通気性に考慮したすのこ板や、移動しやすいキャスターなど嬉しい機能が満載です。

お世話する際の腰への負担が気になる場合にも嬉しい、ハイタイプです。

長く使いたい場合

ベビーベッドとしては最大でも2歳までしか使えませんが、形を変えれば大きくなっても別の形で使うことができるものも販売されています。

ベビーベッド としての使用が終わった後、お絵かきテーブルやキッズソファ、勉強机として活用できるベビーベッド。

シンプルなデザインなので大きくなってからも使いやすいのはもちろん、ご家族の作業テーブルとして使用し、書斎などで幼い頃の思い出に浸る……なんて使い方も!

引き出しがついているので、デスクとしての使い勝手も十分です。

また、通常のベビーべッドでも大きくなったら本棚として活用する、床板をデスクがわりにするなどして活用する方もいるようです。思い出の詰まったベビーベッドを、大きくなっても活用できたら嬉しいですよね。

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今回は、ベビーベッドがいつまで使えるかといった基準やレンタルとの比較、おすすめベビーベッドなどをご紹介しました。

赤ちゃんは寝ている時間も多い分、出来るだけ快適な睡眠をとらせてあげたいもの。安全にも配慮しながら、ぴったりのベビーベッドを探してあげてくださいね。

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