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新生児、ベビーカーはいつから使える? 購入前に知っておきたい基礎知識

ベビーカーいつから使う?種類別のメリット・デメリットや選び方のポイントを解説

この記事では、ベビーカーの種類やそれぞれのメリット・デメリット、いつから使えるのかをポイントごとにまとめています。プレママやプレパパ、これからベビーカーを買おうと考えている方に見てほしい「ベビーカーを選ぶときの参照」になるような情報満載です。
この記事では、ベビーカーの種類やそれぞれのメリット・デメリット、いつから使えるのかをポイントごとにまとめています。プレママやプレパパ、これからベビーカーを買おうと考えている方に見てほしい「ベビーカーを選ぶときの参照」になるような情報満載です。

ベビーカーはいつから使えるの?

生後1ヶ月頃から使えるものもある

早ければ、生後1ヶ月から乗れるベビーカーもあります。赤ちゃんの外出は、1ヵ月検診が終わって、外出に問題がないと医師からOKが出てからがよいでしょう。

首が座ってくる頃からの使用がおすすめ

ベビーカーに乗せると、どうしても赤ちゃんに対して、ある程度の振動が加わります。首の据わっていない赤ちゃんは頭を支えるための筋肉の発達が未熟です。「新生児期OK」のベビーカーもありますが、実際に寝かせてみてしっかりと頭部がクッションでサポートされているかを確認する必要があります。また、走行する場所によっては、頭部ガードがあっても揺れが生じることがあるので、積極的にベビーカーを使うのは控えたほうがよいでしょう。

ベビーカーの種類によっていつから乗せられるかが異なる

一般的にベビーカーはA型とB型に分けられ、それぞれに対象年齢があります。AB兼用もあり長く使えるタイプもあるので、目的や対象年齢に合わせて選べるとよいでしょう。

ベビーカーの種類

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© every, Inc.

ベビーカーの種類はおもに「A型」と「B型」にわけられます。最近では両者の機能や利便性を併せ持つような「AB型」と呼ばれる種類もあるのです。さらにその中には、1人乗りから双子や歳の近い兄弟をいっぺんに乗せられる2人乗りタイプもあります。

A型B型とは?日本独自の種類分けについて

一般財団法人製品安全協会が定めているSG(セーフィティグッズ)基準によって、ベビーカーはA型とB型にわけられ、以下のような違いがあります。

簡単にいうと、赤ちゃんがベビーカーに乗る時の姿勢に違いがあります。A型は赤ちゃんが座れなくても安全に乗れるような仕様で、B型は赤ちゃんがしっかりと安定して座れることを前提に作られた仕様です。「寝ていても使えるのがA型」、「座れる時期に使えるのがB型」として考えるとわかりやすいでしょう。

A型ベビーカーのメリット・デメリットは?

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メリット

  • 安定性が高い
  • 赤ちゃんを寝かせて使える
  • 進行方向の切り替えが可能なものが多い
  • 日差しよけも大きめ
  • 荷物の収納スペースが大きい

など

デメリット

  • 一般的に比較的価格が高め
  • 重量感があり動作性が悪い
  • たたんでも大きめのものが多く、ベビーカーを収納する場所の確保が必要

など

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B型ベビーカーのメリット・デメリットは?

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メリット

  • 価格が安く、10,000円以下のものもある
  • コンパクトで軽い
  • たたむと非常に小さくなるものが多く、ベビーカーの収納場所に困らない
  • 動作性が高い

など

デメリット

  • リクライニングの角度が浅めで、製品によってはリクライニングしないものもある
  • 荷物入れが小さい
  • 安定性が悪い(子どもの体重によって安定させるようなイメージ)
  • 振動が伝わりやすく、子どもが嫌がることがある
  • 進行方向の切り替えができないものが多い

など

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AB型ベビーカーとは?

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AB型といわれていますが、実際にはA型に分類されています。しっかりとリクライニングされるので、おすわりが安定しない赤ちゃんでも使えるのが魅力です。それに加えてB型のように軽くコンパクトになり、操作性も高いので、A型とB型のいいとこ取りのような仕様からAB型と呼ばれることもあるようです。

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3輪ベビーカーのメリット・デメリットは?

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進行方向に1輪、後ろ側に2輪のタイヤがついているのが3輪ベビーカー。前方のタイヤはダブルタイヤのこともあります。操作性の高さや安定性への魅力から、近年急速に普及してきました。A型、B型、AB型(A型)それぞれに3輪タイプがあります。

メリット

  • 4輪に比べ安定性がある
  • 操作性が高い
  • タイヤが大きいものやエアタイヤのものも多く、赤ちゃんに振動が伝わりにくい

など

デメリット

  • 前輪のタイヤがうまく収納できないので、折りたたんでもコンパクトにならない
  • ベビーカーが重い
  • 対面式がない

など

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2人乗りベビーカーのメリット・デメリット

2人乗りときくと「双子用」というイメージがあるかもしれませんが、歳の差が近い子どものいる家庭でも重宝します。また、現在子どもが1人でも、年子や2歳差を目指しているようならば、2人乗りを買っておいて損はないでしょう。2人乗りの形状には横並びのものと前後に縦型に並んでいるタイプがあります。

【縦型の場合】

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メリット

  • 横幅がコンパクトなので、改札や買い物も問題なし
  • 座る場所により、子どもの気分転換になる
  • 3輪タイプのものは操作性も高い

など

デメリット

  • 比較的値段は高め
  • 子どもがどちらに乗るかでもめることがある
  • 座る場所や製品により、しっかりと腰が据わってからの使用が推奨されているため、低月齢では使えないことがある(乗車場所によっては低月齢でも使える製品もある)

など

【横型の場合】

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メリット

  • しっかりとリクライニングするので、低月齢でも使用できる
  • 子ども同士がコミュニケーションをとれる
  • 切り離して1人乗りにできるものもある
  • 荷物の収納スペースが広い
  • コーナリングの操作性はある

など

デメリット

  • 改札や狭いお店の通路は通れない、または人とすれ違えない
  • 一人だけ乗せた場合、バランスが悪くなる

など

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2人乗りベビーカーは必ずしも双子用ではない!先輩パパママ体験談

当家の子どもはちょうど2歳差。上の子は自分で歩ける年頃でしたが、たくさん遊んだときや長時間の移動になる場合、まだまだ「抱っこ」が必要でした。そんなときに2人乗りだと非常に便利。

子どもゆったりとくつろげるようで、移動中にお昼寝できるのも、結果的に時間を有効に使えることにもつながり、購入して大正解!丸3年ヘビーユースし、そのあと中古ショップに引き取ってもらいましたが、売却価格も高く結果的に25,000円で3年使用したような形になりました!

ベビーカーの選び方は?

SGマークが付いているか

SG(セーフィティグッズ))マークとは一般財団法人製品安全協会が定めた、製品の安全性に関する基準に合格した商品につけられるマークです。ベビーカーに対しての基準は以下のように定められています。

この基準は、ベビーカーの安全性品質及び使用者が誤った使用しないための必要事項について定め、一般消費者の身体に対する危害防止及び生命の安全を図ることを目的とする。

SGマークがついているかどうかは、ベビーカーの安全性を見極める基準としておすすめです。

移動手段に合っているか

ベビーカーを実際に使っている場面を想像し、移動手段を思い浮かべてみてください。移動手段により、ベビーカーに必要な機能やスタイルは異なるもの。自分たちの生活を想像し、使用場面を考えてみましょう。

  • 車で移動がある場合

→コンパクトで折りたたみやすい。車の積み込む場所の広さを確認し、積み込めるかどうかをチェックする。

  • 電車やバスで移動がある場合

→軽くて幅の狭い改札や出入り口の通過がスムーズなもの、少ない動作で折りたためるもの、縦置きで自立するものなどがよいでしょう。

  • 徒歩で移動の場合

→荷物の収納スペースが大きく操作性もいい。段差や振動、磨耗に強いエアタイヤなどがよいでしょう。

住宅環境に合っているか

住んでいる場所によっては、ベビーカーの収納場所が確保しにくいことも。実際の走行時の良し悪しも大切ですが、使わないときにしまっておけるベビーカーの収納場所を考えるのも大切です。どこに保管するのかを考え、場所の大きさとベビーカーのサイズを比較して検討しましょう。

  • 住宅環境にエレベーターがあるかないか

→持ち運びしなくてはならない場合、軽いものがよい。

  • ベビーカーを置いておくスペースはあるか

→保管場所とベビーカーのサイズを比較する。

ベビーカーの荷物収納スペースは十分か

ベビーカーは赤ちゃんを乗せる以外にも、ママやパパの荷物、お出かけセット、買い物したものを少しでも収納できるスペースや、引っ掛けられる場所があると便利です。

  • 荷物収納スペース(縦・横・高さ)の確認

→何を入れるかを考え、見合った大きさのものを選ぶ。

  • 付随の収納スペースはあるのか、取り付けられるか

→普段はコンパクトに、必要なときに追加できるか。

  • カップホルダーなどの飲み物を置いておける場所

→実はあると大変重宝するのがカップホルダー、取り付け可能かどうかのチェック。

積載重量を確認しよう

どのようなベビーカーを選んでも、推奨積載重量があります。それを考えて購入を検討しましょう。多くの場合、参照するのは赤ちゃんの体重ですが、実際にはそれだけではないのを想定していますか?

ベビーカーには荷物を乗せるための収納スペースがあります。そこに乗せる荷物の重量、それが意外にも重量オーバーの原因になることがあります。

とくに通勤などにも使うことを想定しているならば、普段持ち歩く荷物の重量も加味した上で選ぶとよいでしょう。

赤ちゃんの暑さ対策や雨対策が考慮されているか

夏の暑い日差しや、急な雨降りにも対応できるようなグッズがあると便利です。商品購入時に付属している場合もあれば、別売りされているものもあるので、ベビーカーに合ったものを選ぶとよいでしょう。

  • サンシェードはあるか(サンシェードは可動式で日差しの向きにより調節できるか)
  • 座席面のパッドに冷却パッドが装着可能かどうか
  • 付属するビニールシートがあるか

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グッズを使って暑さ対策をサポート

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ママやパパの生活様式にあったベビーカー選びを

最近ではスーパーマーケットなどでもベビーカーを設置されていることが多く、普段抱っこ紐などで過ごすようならば必ずしもベビーカーが必要な生活ではない方もいるでしょう。

赤ちゃんの生まれ月により、雪が降る地域はベビーカーでの外出が困難なケースもあります。冬が終わったときには赤ちゃんが歩けるようになっていて、ベビーカーを使わなかったという話もききます。

購入するときには、生活様式から考え、必要ならばどのようなベビーカーを選ぶのか、保管場所はどうするのかなど、いざ購入して困らないように、具体的に使用状況などを想定しましょう。また、ベビーカーは赤ちゃんの身を預けるもの。値段や利便性だけではなく、信頼のできる商品かどうかを十分見極め、パパとママにも重宝するベビーカーを見つけたいですね。

  • ベビーカーは早くて生後1ヶ月頃から使用できる
  • ベビーカーにはA型とB型という種類があり対象年齢が異なる
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写真提供:ゲッティイメージズ

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