【小児科医監修】赤ちゃんと子どもの症状別ホームケア 嘔吐のホームケア | MAMADAYS(ママデイズ)
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水分補給女子

【小児科医監修】赤ちゃんと子どもの症状別ホームケア 嘔吐のホームケア

嘔吐のホームケア ポイント5

  1. 吐いたもので窒息しないよう横向きに寝かせる
  2. 水分補給は吐き気が治まってから
  3. 食欲がなければ無理に食べさせなくてOK
  4. 抱っこするときは体を揺らさない
  5. 吐いたものはすぐ処理してにおいを残さない

少しずつ、こまめに水分をとらせることが大切

何度も吐くと体の中の水分が急速に失われて脱水症を起こすことがあるので、吐いた後、少し落ち着いたら水分補給を心がけましょう。ただし、たびたび吐いた後は胃がかなり弱っていますから、水分は少しずつこまめに。何か食べさせなくてはと心配するママもいますが、食欲がなくても飲めていれば、食べられるようになるまでの間は水分だけで過ごして大丈夫です。

ママの目が届くところに寝かせておいて

吐いたものがのどに詰まると、窒息する危険があります。吐き気が治まるまではママの目が届くところに、横向きに寝かせて注意するようにしましょう。噴水のように吐く、熱がある、激しく泣く、何度も吐くなどのときは、吐いたものを持って受診します。

吐いた後は口の中などをきれいに

吐いたもののいやなにおいはさらに吐き気を誘うので、口の中や顔の汚れはすぐにふき取ります。ふくときは乾いたタオルやティッシュより、ぬらしたものを使いましょう。そのほうが汚れが簡単に取れます。

たて抱きにして静かに背中をさする

吐いているときは体を起こしてあげるとラクになります。衣類をゆるめ、たて抱きにして背中をさすってあげて。体を揺らすと吐き気が増すことがあるので、抱っこしたらあまり動かさないほうがよいでしょう。

横を向かせ、吐いたものをのどに詰まらせない姿勢にする

吐いたものがのどに入ると気道に入って窒息してしまうことがあるので、吐き気のあるうちは体ごと横向きにして寝かせるようにします。安全のため、日中もママの目の届くところに寝かせます。

吐き気に注意し、少しずつ水分を補給

吐いたものに混じって水分が出て行ってしまうので、水分を補給します。吐いた直後は避け、吐き気が治まったのを確認してから、時間をかけて少しずつ与えるのがポイントです。

1回に与える量は、スプーン1杯程度から始めて。

嘔吐のときに飲ませてよいもの・ダメなもの

OK:湯ざまし、麦茶、番茶、ベビー用イオン飲料
※時間をかけて少しずつ与えます。

飲ませてOKな飲み物

min

NG:オレンジやみかんの果汁や、乳酸菌飲料など酸味のあるもの

※吐き気を誘うことがあります。

飲ませたらNGな飲み物

min

おしっこの回数・量、赤ちゃんのようすに注意

何度も吐くと体内の水分が失われて脱水症を起こすことがあります。おしっこの量や回数が減っていないか時々チェック!また、下痢や発熱など、ほかの症状にも注意し、ようすがおかしければ受診します。

汚れた衣類などはすぐに洗って

嘔吐したもので汚れた衣類はすぐに洗って、室内にいやなにおいを残さないようにします。吐き気があるときの着替えはなるべく体を動かさないようにするのがポイント。脱ぎ着しやすい衣類を用意して、手早くそっと。

嘔吐があるときの食事

  • 吐き気があるうちは、離乳食はお休みし、水分をたっぷり与えて

吐き気が治まるまでは離乳食はお休みします。ただし、水分補給は忘れずに。治まってきたら、消化のよいものを少しずつ与えます。

  • 水分は時間をかけて少しずつ

1回の水分量の目安はいつもの1/10くらい。飲んだものが胃を通過するのに20~30分かかるので、その間ようすを見ながら与えます。

  • 吐いた後は1~2時間あけて

吐いた後は1~2時間ようすを見て、大丈夫そうならやわらかくて消化のよいものを少しずつ与えます。
かんきつ類はしばらくは避けて。

写真提供:ゲッティイメージズ

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