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【小児科医監修】赤ちゃんと子どもの症状別ホームケア おしっこがいつもと違う

おしっこの量や回数、色がいつもと違うときは、子どものようすに気をつけましょう。
おしっこの量や回数、色がいつもと違うときは、子どものようすに気をつけましょう。

量や回数が減ったときは、 脱水症を起こしていることも

おしっこの量や回数が少なくなったときは要注意。下痢や嘔吐を伴う病気にかかっていて、体から出ていく水分が多く、とり入れる水分が少ないと、体内の水分が必要量を下回り、水分不足に陥って脱水症になってしまいます。

そのわかりやすい目安が、おしっこの量や回数の減少です。唇が乾いている、グッタリしている、などのほかの症状もあるときは、至急受診してください。ただし、夏は汗をたくさんかくので、その分おしっこの量が少なくなります。きげんや食欲がふだんと変わらなければ、心配はありません。

頻尿で発熱があれば、 尿路感染症の疑いも

逆におしっこの回数が多いのは、尿路感染せん症の症状のひとつです。排尿の際に痛みがあるため、1回に少量のおしっこしか出せず、頻尿になるのです。再発しやすい病気なので、頻尿に加え、せきや鼻水を伴わない突然の発熱や、おしっこの後に泣くというようなようすがあるときは、早めに受診しましょう。

おしっこの色が赤いときは検査を

健康なおしっこは透明な黄色ですが、いつもより少し赤かったりコーヒー色をしていることがあるかもしれません。その場合、急性腎炎などの病気でおしっこに血が混じっている血尿の可能性もありますが、夏ならおしっこの水分が少なくなり濃縮されて色が濃くなっただけかもしれません。また、おしっこに含まれている尿酸塩などの成分が原因で赤みがかっているだけで、病気ではない場合もあります。おしっこの色が気になるときは受診しましょう。

受診の目安をチェック

家でようすを見る

□ おむつに薄い赤いしみがついている。尿量や回数は変わらない。

□ 回数は多めでも、排尿時に痛みはなさそう。

診察時間内に病院へ

□ 尿量が減って色がおかしい。 

□ 発熱などほかの症状がある。

□ 尿の回数が極端に増えた。 

□ おむつに濃い茶色のしみやうみがつく。

□ おしっこをするときにきげんが悪く、泣く。

診察時間外でも病院へ

□ 尿の回数が極端に減り、水分を受け付けない。グッタリしている。

【受診のポイント】

おむつをしていると、おしっこの異常に気がつきにくいので、おむつ替えのときに注意しましょう。

おしっこの回数やようすの目安

0か月

  • 8~20回くらい/日

多い赤ちゃんは1日に30回ほどすることも。1回にする量はほんの少しです。

1〜4か月

  • 8~20回くらい/日

毎回の授乳後はもちろん、それ以外に10回以上する赤ちゃんもいます。

5〜11か月

  • 8~15回くらい/日

1回の量が少しずつ増えてきて、その分回数が減ってきます。寝ている間のおしっこの回数がだんだん減ってくる赤ちゃんもいます。

1〜2歳

  • 6~10回くらい/日

おしっこの回数は減ってきますが、赤ちゃんによっては10回以上することも。一晩中おしっこをしない日も出てきます。

2〜4歳

  • 5~8回くらい/日

おしっこをためる膀ぼう胱こうの発達によって、だんだん回数が減ってきます。汗をたくさんかいた日には、おしっこの量も減ります。

※おしっこの回数は個人差が大きいものです。この回数や状態はあくまでも目安です。

おしっこがつくられるメカニズム

1.血液によって体中の老廃物を集める

腸で吸収された栄養や水は、血管を通って体中に運ばれます。そして、代わりにいらなくなったものを体のすみずみから集めてきて、腎臓に届けます。

2.血液中の老廃物を腎臓でろ過する

集められた老廃物は腎臓でろ過され、まだ使えるものは血管に戻されます。腎臓でろ過されて、いらなくなったものだけがおしっこになります。

3.おしっことして排泄する

おしっこは尿管を通って膀胱に流れ、ためられます。ある程度たまると、おしっこが出ます。大人は脳からの指令でおしっこをがまんできますが、赤ちゃんや子どもの場合は、たまったらがまんしないで出します。

おしっこが作られる組織

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赤ちゃんと子どものおしっこがいつもと違うとき考えられる病気を一覧にまとめました。

写真提供:ゲッティイメージズ

※当ページクレジット情報のない写真該当

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