
【小児科医監修】赤ちゃんの6~7か月健診は何を診るの?
6~7か月健診は、近所の小児科などで受けます。かぜなどをひき始める月齢なので、病院にかかることが増える時期。近所の人に評判を聞いたりして、これを機にかかりつけの小児科を決めましょう。
6~7か月健診は、近所の小児科などで受けます。かぜなどをひき始める月齢なので、病院にかかることが増える時期。近所の人に評判を聞いたりして、これを機にかかりつけの小児科を決めましょう。
かかりつけの小児科で受ける健診
6〜7か月の健診では、手をついてしばらく座っていられるかどうか、おもちゃを上手につかめるか、寝返りができるかなどの運動機能の発達と、おもちゃや人に対する関心の示し方などから心の発達を診ます。
健診で行うことリスト
□ 基本的な計測と診察
□ おすわりの状態
□ 寝返りの有無
□ ハンカチテスト(顔に布をかけてとれるかどうか)
□ ほしいものに手を伸ばす
□ 離乳食の回数
□ 神経芽細胞腫の有無の検査
おすわりのチェック
体の発達具合を診るのが目的。赤ちゃんを座らせて少し手を離し、おすわりの姿勢がとれるかどうかをチェック。
一瞬だけできればOK。このころは手を前に出して支えられておすわりできていれば心配ありません。
寝返りのチェック
あおむけで寝ている赤ちゃんのお尻を、片方から持ち上げて腰をひねっていき、それに合わせて上体をひねることができるかをチェック。
健診の場では、赤ちゃんがいつもと違うと感じ、寝返りなどをしてくれないことも。家でやっているなら、医師に伝えましょう。
ハンカチテスト
顔に布をかけ、手で払いのけられるかどうかで視覚と手の連動を診ます。できなくてもいやがったり泣いたり、などの反応があればOKです。
ほしいものに手を伸ばす
おもちゃを見せ、それに興味を持って近づいてきたり、手を出して遊ぼうとするか。その様子から精神面の発達を診ます。
目で対象物の方向や距離感が測れるようになっているかのチェックをします。

中小路ムツヨ
写真提供:ゲッティイメージズ
※当ページクレジット情報のない写真該当