【小児科医監修】赤ちゃんの安全を守る 事故&けがの予防の基本 | MAMADAYS(ママデイズ)
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【小児科医監修】赤ちゃんの安全を守る 事故&けがの予防の基本

事故やけがは、いつ起こるかわかりません。赤ちゃんの安全を守るためには、ママとパパが予測して予防することが基本です。
事故やけがは、いつ起こるかわかりません。赤ちゃんの安全を守るためには、ママとパパが予測して予防することが基本です。

「ちょっと」「うっかり」で

赤ちゃんのお世話にまだ不慣れな新米ママ、パパだけでなく、上の子の子育てに慣れたママ、パパでも、「ちょっと目を離したすきに」「動けないはずなのに」「静かでおとなしいのでおかしいと思ったら」といった、「ちょっと」「うっかり」という状況で事故は起こっています。厚生労働省によると、1〜9歳では、不慮の事故が死因の2位(※1)にあります。

乳児の事故の大半は、外での交通事故などよりも親の視線が届く室内で起こっています。たとえば、浴槽に転落したことによる溺死・溺水や、転倒・転落、誤飲、やけどなど。消費者庁によると14歳以下の子どもの事故死では0歳児が最も多く、その9割が窒息死と発表されています(※2)。

事故を避けるためには、うっかり目を離しても問題ない室内環境を整えることが大切です。0〜6か月のねんね期でよくあるケースは、就寝時の窒息事故です。顔がマットレスなどに埋まったり、寝具が顔をおおう・首に巻きつく、ベッドと壁のすき間にはさまれるなど、寝室には危険がいっぱいです。

はいはいができて動き始める生後8か月を過ぎたころからは、誤飲による事故の発生件数が急増します。1歳を過ぎると、一人歩きができるようになり、危険箇所は階段やキッチン、お風呂や洗面所、ベランダなど広範囲に広がります。子どもの水の事故では、1歳児の浴槽での事故が突出して多くなっています。3〜4歳になるとさらに活発に動き始め、ベランダや窓などからの転落死が急増します。

※1 厚生労働省「平成30年(2018年)人口動態統計」

※2 消費者庁「子どもの「不慮の事故(交通事故、自然災害を除く)」による年齢層別の死因内訳(2016年)」

小児科Dr.アドバイス 事故は予防が肝心

赤ちゃんの発達段階をよく理解し、おすわり・はいはい・たっちの時期を知り、今するべきことと、次の発達を見越した安全対策を今すぐ行います。赤ちゃんの周りにあるものはすべて危険と思って、もれのない安全対策を考えましょう。事故が起こってからでは遅いのです。

発達別 気をつけたいこと

【ねんね、寝返り期(0~6か月)】窒息事故と転落事故に注意

赤ちゃんは呼吸器官が未発達。顔にタオルがかかっただけで窒息する可能性も。やわらかい寝具とうつぶせ寝は禁止。またソファやベ ッドからの転落事故に注意します。

【おすわり、はいはい期(7~11か月)】転落や誤飲などの危険

まだ上手に座れないうちは、倒れて頭をぶつける事故が多発。この時期は、誤飲や階段やベランダの段差での転落、引き出しを開けて手をはさむ事故などが増えます。

【つかまり立ち期(1歳以前)】不安定なものにつかまって転倒

興味のあるところに一直線。コード類やテーブルクロスなど不安定なものにつかまって転倒したり、転倒してテーブルの角に頭をぶつけたり、誤飲にも注意が必要です。

【よちよち歩き期(1歳以降)】やけどや、けがの危険

公園の遊具からの転落や道路への飛び出しなど、外遊びでの事故が急増。室内では鍋や炊飯器、電気ポットなどによるやけどに注意して。浴槽でおぼれる事故も増える時期です。

写真提供:ゲッティイメージズ

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