【小児科医監修】赤ちゃんと子どもの症状別ホームケア 泣き方がおかしい | MAMADAYS(ママデイズ)
泣きかた

【小児科医監修】赤ちゃんと子どもの症状別ホームケア 泣き方がおかしい

いつもと違う泣き方をしているときは、赤ちゃんのようすに注意します。
いつもと違う泣き方をしているときは、赤ちゃんのようすに注意します。

泣くことが病気のサインになっているときも

赤ちゃんは、言葉で意思を伝えられない代わりに、泣くことでさまざまな欲求を表現します。おなかがすいた、眠い、抱っこしてほしい、遊んでほしい、暑い、寒い、などなど。最初は赤ちゃんが泣いている理由がわからなくても、そうした日常的な欲求については、赤ちゃんを育てている間に見当がついてくるものです。

けれども赤ちゃんが泣いたときに、授乳や抱っこなど思いつくことをひととおり試しても泣きやまない場合は、病気のサインかもしれません。たまたまきげんが悪くて泣きやまないこともありますが、不きげんなようすが続くときは、熱の有無や体に異常がないか、念のために、よく注意してあげましょう。

泣き方が激しすぎたり、弱々しいときは要注意

いつもと違って激しく泣く、泣き方が弱々しい、特定の動作をしたときに泣く、というようなときも要注意です。

10〜15分おきに激しく泣いて血便が出るときは、腸重積症が疑われます。熱があり、元気がなく弱々しい泣き方をするときは、髄膜炎や急性脳炎かもしれません。授乳しようとしたり食べさせようとするときに泣くのは、口内炎ができている可能性があります。また、耳を触ると泣くときは、急性中耳炎が考えられます。

泣き方がいつもと違うときは、ほかにも何か病気の症状が出ているかもしれません。赤ちゃんの全身状態のようすに、よく気をつけましょう。

日常的な欲求以外に赤ちゃんが泣く理由

うんちやおならの前に「うーん」ときばって泣く

【考えられる理由】

うんちが出そうだったりおなかにガスがたまったりして、少し苦しくて泣く。

ほうっておくと泣きやむが、また泣き始める

【考えられる理由】

暑すぎるとか、背中に何かが入ってチクチクするとか、体が不快で泣く。

生後3か月前後の赤ちゃんが夕方になると泣く

【考えられる理由】

たそがれ泣きと言われ、夕方になるとわけもなく泣くことがある。

湿疹のある赤ちゃんが、ふとんに入ると泣き出す

【考えられる理由】

ふとんに入ると体温が高くなり、湿疹のかゆみが増して泣く。

夜中に何度か起きて、泣き始める

【考えられる理由】

5~7か月のころに始まる夜泣きで、特に理由はなく、この月齢の時期的なもの。

受診の目安をチェック

家でようすを見る

 □ きげんは悪いが、ほかに症状がない。

診察時間内に病院へ

 □ 飲んだり食べたりすると泣く。 

 □ 耳を触ると泣く。 

 □ おしっこをすると泣く。 

 □ 便がかたく、排便時に泣く。 

 □ 太ももの付け根にふくらみがあり、触ると泣く。

診察時間外でも病院へ

 □ 腕をダラッと下げたままで、触ると泣く。 

 □ 手足や体を強打した後にはれ、触ると泣く。 

 □ 熱があり、元気がなく、泣き方が弱々しい。 

 □ 10~15分おきに激しく泣き、血便が出る。

【受診のポイント】

いつもと違う泣き方をするときは、病気の可能性も考えて赤ちゃんのようすを観察します。気になるときは受診して、どういうときに泣くのかを伝えます。

写真提供:ゲッティイメージズ

※当ページクレジット情報のない写真該当

  • 出典

    最新決定版 0~6才 赤ちゃんと子どもの病気とホームケア
    加部一彦監修、学研プラス ※情報は掲載時のものです
    https://hon.gakken.jp

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