【小児科医監修】事故の応急手当て・切った、刺さった | MAMADAYS(ママデイズ)
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事故の応急手当て・切った、刺さった

【小児科医監修】事故の応急手当て・切った、刺さった

危険かどうか判断がつかないから大人の配慮が大切

1歳前後になると、赤ちゃんは伝い歩きやあんよで動き回るようになります。また、好奇心は強いけれど危険かどうか判断がつかず、けがが増えます。

応急ケアのポイント

1. 切り傷やすり傷は消毒して、救急ばんそうこうをはる。

傷口の砂や土などを洗い流し、消毒液で消毒します。切り傷の場合は、傷口がぴったり合うように救急ばんそうこうをはります。

2. 刺し傷は状態によっては病院へ行く。

  • 小さいとげなどの場合
    毛抜きなどで抜いてから、消毒します。

  • 雑菌がついている場合
    古くぎなどさびたものや雑菌がついたものが刺さったときは、抜いた後に血をしぼり出してから消毒し、ガーゼなどを当てて外科を受診します。

  • 深く刺さった場合
    深く刺さったガラスや刃物の刺し傷は、抜かずに至急受診します。

その他のけがの手当て

  • 指をはさんだ
    まず流水をかけた後、ぬれタオルなどで冷やします。落ち着いたら指が動くかどうか確認します。

  • 鼻血が出た
    鼻の付け根を親指と人さし指ではさみます。たいていは数分で止まりますが、止まらなければ至急耳鼻科へ。

  • 目にゴミが入った
    スポイトなどに入れたぬるま湯で洗い流します。清潔なガーゼをぬらし、そっとぬぐっても。取れなければ無理せずに眼科へ。

  • 鼻に異物が入った
    無理に取ろうとすると、かえって奥に押し込んでしまうことがあるので注意します。反対側の鼻の穴を刺激してくしゃみをさせても出なければ、耳鼻科で取ってもらいます。

  • 出血した
    患部を心臓より高いところに持ち上げて、清潔なガーゼやハンカチを当て、強く押さえて止血。5〜10分程度圧迫します。傷が深かったり、傷口が汚れていれば病院へ。

受診の目安をチェック

救急車で大至急病院へ

□ 傷口が大きく深く、出血が止まらない。
□ フォークやおはしなどのとがったものがのどの奥を強く突いた、口の中に刺さった。

診察時間外でも病院へ

□ 鼻の付け根を押さえても、30分以上鼻血が止まらない。
□ 目に入った異物が取れずに、赤ちゃんがしきりに目をこすってしまう。

診察時間内に病院へ

□ 頭やおでこ、顔に小さな傷を負った。 
□ 耳の中に異物が入って取れない。 
□ 刺さったとげが抜けない。

家でようすを見る

□ かすり傷程度で子どもも痛がっていない。

予防ポイント

  • テーブルや角の鋭い家具はクッション材などでガードする。
  • ドアの開閉時には赤ちゃんの手の位置に注意して。
  • テレビ台のガラス扉やビデオデッキの挿入口をカバーでおおう。
  • 刃物は使ったらすぐに片づけ、保管場所は簡単に開けられないようにロック。
  • スプーンやフォーク、歯ブラシをくわえたまま立っちやあんよをさせない。

写真提供:ゲッティイメージズ

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