【小児科医監修】新生児黄疸 | MAMADAYS(ママデイズ)
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【小児科医監修】新生児黄疸

皮膚や白目などが黄色くなる。【主な症状】黄疸
皮膚や白目などが黄色くなる。【主な症状】黄疸

【症状】血液中のビリルビンが増え皮膚や白目が黄色に

血液中の赤血球がこわれたときに出るビリルビンが増加することによって、皮膚や白目が黄色く見える状態です。黄疸にはいくつかの種類があります。

生理的黄疸

生後2〜3日ごろからほとんどの赤ちゃんに見られます。出生後の赤ちゃんの体内では、子宮内にいたときに流れていた赤血球がどんどんこわされていますが、肝臓の働きがまだ未熟なため、ビリルビンの処理や排泄がうまくいかずに皮膚や粘膜にたまり、黄疸が出やすくなります。

母乳性黄疸

母乳の赤ちゃんは、黄疸が長引くことがあります。皮膚の色や便の色が黄色くなる状態が1か月ほど続きます。

核黄疸

重症の黄疸で、ビリルビンが脳の基底核という部分に沈着。脳細胞が損傷を受けて、脳性まひを引き起こします。

新生児溶血性黄疸

ごくまれですが、母子間の血液型不適合(Rh不適合やABO不適合)が原因で黄疸を起こす場合があります。

【治療】新生児黄疸のほとんどはそのままでも大丈夫

新生児黄疸は生理的な現象なので、ほとんどの場合、治療は必要ありません。
また、核黄疸に移行するおそれがあるときや溶血性黄疸の場合は、光線療法でビリルビンを分解し排泄しやすくします。

母乳をやめる必要はない

母乳には、ビリルビンを肝臓で処理する酵素を阻害するホルモンが含まれています。母乳の赤ちゃんに黄疸が出るのはそのためです。しかし、ビリルビン値が高くなければ、多くの場合、1か月ほどで自然に治るので、母乳をやめる必要はありません。

写真提供:ゲッティイメージズ

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