一升餅のやり方・背負い方を動画で解説!由来やお餅の代わりも紹介 | MAMADAYS(ママデイズ)
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一升餅のやり方・背負い方を動画で解説!由来やお餅の代わりも紹介

1歳のお祝いに執り行われる行事「一升餅(いっしょうもち)」。この記事ではその一升餅の重さや由来、やり方について写真付きでまとめました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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一升餅のやり方・背負い方を動画で解説!由来やお餅の代わりも紹介

1歳のお祝いに執り行われる行事「一升餅(いっしょうもち)」。この記事ではその一升餅の重さや由来、やり方について写真付きでまとめました。ぜひ参考にしてみてくださいね。
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一升餅(いっしょうもち)とは?

「一升餅」とは子どもの一歳の誕生日祝いに、一升分のお餅で子どもの成長をお祝いするものです。

地域によって一升餅を使ったお祝い方法も異なります。まずは一升餅のお祝いについてチェックしてみましょう。

一升餅のお祝いの由来

一升餅は、子どもが一歳になった誕生日に「一生(一升)、食べものに困らないように」「一生(一升)が健やかでありますように」という願いが込められたお祝い行事の一つです。

一升である理由は、「一生」という言葉をかけていたり、丸い形のお餅にすることで円満な人生が歩めますようにという意味合いもあります。

子どもが早くに歩き出すと家を早く離れてしまうとの考えから、転ばせたり、餅を投げて歩かせないようにし、家に留まるような願掛けをする地域もあります。

ほかにも地域によってはお尻で踏ませたりなどのやり方もあるようです。

また、地域によって「一生餅」「誕生日餅」「踏み餅(餅踏み)」「立ったら餅」などの、さまざまな呼び方があります。

一升の重さ

お米の重さで一升とは、約1.8kgです。普段から使う単位ではありませんが、お米やお酒の量などで耳にしたことがあるのではないでしょうか。実はこの「一升」という単位に明確な重さの単位ではありません。

「升」とは、体積の基準となる単位で、お米を炊くときによく使う「合」の単位に換算すると10合=一升となります。

昔は、「両手でいっぱいすくったぐらい」という量で、それが時代とともにその量が次第に増えていき、1891年に、1升は約1.803リットルと定められた歴史があります。

「選び取り」の儀式も

一升餅と同じく、子どもが一歳の誕生日を迎えたときに「選び取り」と呼ばれる占いをすることもあります。

選び取りは、子どもの将来やどんな才能を持っているかを占うもので、子どもの前に絵が描かれたカードを置いたり、物を置いたりして子どもが手に持ったものが何かで占います。

一升餅の儀式と合わせて選び取りの儀式をやることも多く、家族みんなで楽しめるお祝いの1つです。

選び取りの儀式の歴史は古く、戦国時代からあったともいわれています。子どもの将来の職業を選ばせるという意味でも、昔の人は選び取りという儀式をしてきたのです。

選び取りのやり方は簡単で、子どもの前にさまざまな絵が描かれたカードを置く家庭もあります。また、実際に筆やそろばん、お箸やスプーンなどを置いて占う家庭も。特別なルールはないので、気軽に楽しめる儀式です。

昔から使われていた一般的な物として、「お金や財布」「そろばんや電卓」「お箸」「定規」「ハサミ」「筆」が定番です。

こちらの記事では選び取りのやり方を紹介していますので参考にしてみてくださいね。

1歳の誕生日におこなう「選び取り」。そのやり方や道具の種類、意味合いまでを、写真付きでわかりやすくまとめました。一升餅のお祝いと一緒に、余興として楽しんでみてはいかがでしょうか?

一升餅のやり方・祝い方は?

一升餅は一歳の子どもには重たく、手で持つことは難しいです。そのため、風呂敷で一升餅を包んだりして、子どもに背負わせるのが一般的でした。

ただ、お祝いのやり方も地域によって異なり、地域差も大きいので、その家庭のやり方や、自分たちのやり方でお祝いをすればOKです。

一升餅のお祝いのしかた

東日本で多い一升餅のお祝い方法は、一升餅を風呂敷に包んで子どもに斜めがけをして背負わせるやり方です。

風呂敷で背中に背負わせる方法もあれば、可愛らしいリュックに一升餅を入れて背負わせる方法もあります。1歳の誕生日に、子どもが一升餅を頑張って背負う姿は思い出になりますね。

一歳の子どもに約2kgものお餅を持たせると転んで泣いてしまったりしますが、お祝いの儀式なので子どもが泣いてしまっても、縁起が悪いことはありません。ほとんどの子どもが背負えない、持てない、泣いてしまうものです。

ある地域では一升とはいわずに子どもが歩けなくなるまでお餅の数を増やしていくやり方もくらいです。お子さんの様子を見守る形でお祝いを楽しみましょう。

一升餅のお祝いで必要なものは、お餅と背負わせるための風呂敷やリュックです。手作りでお餅を用意するなら、約1.8kgの餅米とそれを水につけることができる器、蒸かすための調理器具、お餅をつくための調理器具です。

昔なら、杵(きね)や臼(うす)が必要不可欠でしたが、現在では餅つき器で蒸す・つくまで可能なものがありますし、お祝い用のお餅を通販で手軽に購入することもできます。

一升餅を踏んで祝う地域も

ポピュラーなやり方は一升餅を背負うやり方ですが、「踏み餅」として一升餅を踏んでお祝いする地域もあります。一升餅を使うことは同じで、一升餅を子どもが踏んだり、餅に座らせたりします。

西日本や九州では、新しい草履を一歳になった子どもに履かせて、お餅の上を立たせ、「しっかり地に足をつけて歩むように」と願いをこめてお祝いする地域もあります。

また、歩き祝いとして子どもにお餅の上を歩かせて、そのお餅を配ってお祝いをしている地域もあります。地域が違えば、お祝いの方法も全然違うものとなります。

いずれにしても、日本全国各地によっていろいろなやり方で一升餅を使った一歳のお祝いをしています。一升餅に込められた思いと、子どもの健やかな成長を願う大切な儀式として祝われています。

お餅の代わりにパンやお肉で祝うことも

お餅は、昔から縁起のよい食べものとされ、子どもの一歳の誕生日だけでなく結婚式やお祭りなんかでもよく用いられる食べものです。

お米には特別な力がこめられているといわれていて、お正月の「鏡餅」はお正月に神様お供えする特別な食べものとされています。

しかし、お餅は普段からそんなに食べない家庭も多く、一升餅だと量が多すぎるという家庭もあるでしょう。その場合は、お餅の代わりに一升分のお米やパン、お肉など、お祝いしたあとにみんなで食べられるものに置き換えるやり方もあります。

人気なのは、一升餅の代わりにパンを背負わせるやり方です。一升餅のような大きなパンで、丸い成形がされています。お祝いが終わったあとには、サンドイッチやチーズフォンデュ、フレンチトーストなどのアレンジをしておいしく食べることができますよ。

ネットやお店で購入することもできますが、なかには一升餅風のパンを手作りするママも。作っているときから思い出になりますね。

風呂敷での包み方が分からない場合は、透明のビニール袋にパンを入れてから大判のおくるみなどで、子どもに背負わせるやり方もあります。

やってみよう!風呂敷でお祝いするやり方

ここからは風呂敷を使って一升餅のお祝いをするやり方をご紹介!ぜひ参考にしてみてくださいね。

お祝いでは、立てずに転んだり、座り込んでもそれぞれ縁起のよい意味がありますので、立たせることにこだわらず見守りましょう。

風呂敷にお餅を包みます

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© every, Inc.

小分けのお餅をつつみます。お餅は小分けのものもあり、ネットで購入できるので、好みのものをお祝いの前に用意しておきましょう。小分けの場合、重さを軽くしてもOKです。

肩掛けにして包み、ななめに背負わせます

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© every, Inc.

※必ず、首元が圧迫されないように気を付けて背負わせてください

背負わせたら子どもの様子を見守りましょう

【立ち上がったら】

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© every, Inc.

一升餅を背負ったまま立ち上がった場合「身を立てられる」といわれています。

※地域により異なります。

【座り込んだら】

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© every, Inc.

一升餅を背負ったまま座り込んだら「家を継ぐ」といわれています。

【転んだら】

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© every, Inc.

一升餅を背負ったまま転んだ場合「厄落としができた」といわれています。

お祝いするときの注意点

子どもの成長と、これからの健やかな将来をお祝いする一升餅ですが、お祝いするときには子どもの安全面に注意をしましょう。

子どもの成長は個人差が大きく、1歳でも身長・体重も異なります。歩き始める年齢も、子どもによってさまざまなのできちんと大人が見守ることが大切です。

また、一升餅などの重いものを背負わせるため、子どもが転んでしまうことがあります。

そのため、お祝いをする場所の周りに物を置かないようにしたり、角や先の長いものなどがないような環境を整えましょう。また、転んでも痛くないように、足下がやわらかい場所を選ぶことも大切です。

せっかくのお祝いで子どもが怪我をしないように、複数の大人が見守って安全に楽しくお祝いをしましょう。

お祝いした一升餅はおいしく食べよう

せっかく子どものお祝いで使った一升餅は、家族みんなで楽しくおいしく食べましょう。

お餅は、いろいろな食べ方のアレンジや料理にも使えて、正しい保存方法であれば長期間の保存が可能な食べものです。

一升餅は儀式だからといって、食べ方に決まりはありません。使いやすさや食べやすさから、お祝いに使った一升餅を切り分けてお雑煮やおすまし、焼き餅にきな粉餅にしたりして食べてもよいですね。

ただ、1歳児にまだお餅を食べさせるのは、喉につまらせたりする危険があります。なので、お餅は子どもには食べさせずに代わりの物を食べさせて、お餅は大人がおいしく食べましょう。

MAMADAYSでは、子どもが安心して食べられるレシピを紹介しています。

お餅の代わりにおかゆをお餅に見立てたり、さつまいも・かぼちゃなどやわらかいものをペーストにしたりなどの工夫をして、最後まで一緒にお祝いできるとよいですね。

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一升餅のおすすめお祝いグッズ

一升餅やお祝いパンなど、お祝いグッズをご紹介!

一升餅

お餅と背負わせるリュックが一式揃ったセットです。

一升パン

子どもの名前が入った一升パンもおすすめです!

一升米

普段の食事にも使いやすいお米でお祝いするスタイルです。離乳食にも使えるので、子どもと一緒に食べられますね。選び取りカードがついているセットもあるので一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか。

元来のスタイルにとらわれず楽しくお祝いしよう

子どもの1歳の誕生祝いとして、伝統を大事にしながらも、自分たちにあった方法でお祝いをしたいですね。

どのような結果であれ、子どもが生まれてきて、無事に成長してくれたことを喜びあう記念になるといいですね。

  • 一升餅のお祝いのやり方は地域によるので自分たちのやり方でOK!
  • お餅ではなくパンやお菓子などさまざまなものでお祝いできる
  • 安全に配慮して子どもの1歳をお祝いしよう