トモニテ
夜泣き赤ちゃん

【助産師監修】夜泣きはいつまで続くの?赤ちゃんが眠れるコツ

赤ちゃんの夜泣きに悩むママも多いのではないでしょうか?今回は赤ちゃんの夜泣きのメカニズムと対処法について、助産師のやまがたてるえ先生に教えていただきました。
赤ちゃんの夜泣きに悩むママも多いのではないでしょうか?今回は赤ちゃんの夜泣きのメカニズムと対処法について、助産師のやまがたてるえ先生に教えていただきました。

夜泣きの原因と始まり終わり

多くの子育て相談の中でも、よく聞かれることが「夜泣き」の悩みです。大人が「寝てくれ!!!」と思えば思うほど寝なかったりしますよね。

そもそも、なぜ夜泣きが起こるのか?その原因がわかると、対処や時期があることも理解しやすいですが、残念ながらはっきりと「これ」という原因があきらかになっているわけではありません。

しかし一つ言えるのは、赤ちゃんの脳の成長に大きな影響があるということです。赤ちゃんたちは日々成長発達していく中で色々な経験をして脳が発達し、すこしずつ大人の脳へと成長していきます。人間の脳が一番発達する時期でもあります。

睡眠パターンも赤ちゃんから大人のパターンになる変化が大きくなっていくのが6か月~1歳半くらいで、そのタイミングで夜泣きが起きるともいわれています。ただ、個人差もありすべての赤ちゃんが夜泣きをするわけではありません。

2歳ごろには大人の睡眠パターンの脳に成長していきますが、これも個人差があるので、絶対に2歳でなくなるものではありません。

夜泣きの対処法

赤ちゃんが夜泣きをすると大人もぐったりしてしまいますよね。

赤ちゃんが成長するための経験という意味でも、睡眠リズムが整うような日常のアクションをしてみましょう。

7時に起きて日光にあたる

まずは出来るだけ7時には起きて、午前中のうちに日光を浴びることがおすすめです。お天気にもよりますが、短時間ベランダだけでもいいので外出できないときは日光にあたるようにしましょう。お日様の光は体内時計をととのえる大切な存在です。

見ていないテレビは消す

夕方からは、家の照明も少し暗めにしましょう。夕方だけでなく日中もそうですが、見ていないテレビ番組は消して、必要以上のデジタル情報をカットしましょう。すべてをカットするのは難しいですが、見ていないテレビを消すだけならすぐに出来るアクションですよね。

夜泣きだけの問題ではなく乳幼児の発達全般について、できれば2歳まではテレビやスマホなどのデジタルな情報は見せないほうが望ましいと小児科学会からも発表されています。

ゆっくり入浴する

お風呂にゆっくり入ることも副交感神経を優位にしリラックスできます。

入浴を短時間ですませたり、シャワーですませてしまう話もよく聞きますが、可能であれば夜に落ち着く気持ちになるような、ゆっくりめの入浴をしてみましょう。大人がのぼせるような湯温は避け、ぬるめの温度に設定しましょう。

また、赤ちゃんの脱水を防ぐため、様子をみながら入浴時間を調整してください。

短時間でもよいので、ベビーマッサージやスキンシップを増やすこともおすすめです。

一つでもできそうなことを実践してみてくださいね。

赤ちゃんがぐっすり眠れる環境づくり

季節の変わり目なども夜泣きが増えることがあります。ぜひ前述した照明やデジタル環境についても整えるほかに、湿度や室温についても意識してみてください。また、眠りにつくときの服装や寝具についても色々と試してみることもおすすめです。

また、入眠儀式のようなルーティンな出来事を月齢が重なれば繰り返していくことで、子どもの睡眠のリズムを整うことも。

子育てはトライ&エラーの繰り返し。実験を繰り返すように、「これはどうかな?」と色々と試していくことが重要です。

いろいろなアドバイスはすべて「参考」で、本当に自分たちにぴったりくることは自分たちで見つけていくものです。ぜひ色々な工夫をしていってください。

色々なを通して子どもの成長を味わっていきましょう。きっとこのことも、大きくなったら子どもたちに伝えられる武勇伝の一つになったりしますよ。

そして、寝不足が続くとお世話をしている人自身の体調が不安定になりやすいです。家族やファミサポさんなどたくさんの人の協力を得ましょう。

夜泣きで大変なときは、自分自身の身体のメンテナンスも意識的に行ってくださいね。

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