【助産師監修】赤ちゃんのはじめてのおしゃべり「クーイング」とは? | MAMADAYS(ママデイズ)
MAMADAYS(ママデイズ)
お話しする親子

【助産師監修】赤ちゃんのはじめてのおしゃべり「クーイング」とは?

赤ちゃんが何かしゃべっていると、親としては嬉しくて反応したくなりますよね。今回は、赤ちゃんが話し始める言葉の原点となる「クーイング」について、助産師のやまがたてるえ先生に教えていただきました。
赤ちゃんが何かしゃべっていると、親としては嬉しくて反応したくなりますよね。今回は、赤ちゃんが話し始める言葉の原点となる「クーイング」について、助産師のやまがたてるえ先生に教えていただきました。

クーイングの意味とその時期

生後1か月前後くらいから赤ちゃんが落ち着いていて、機嫌のいいときや抱っこしていているときに「くー」「うー」といった声をだすようなことあります。喉がなるような感覚の音です。

これがクーイングといわれる「言葉のタネ」のような言語的コミュニケーションのはじまりです。

ただ、毎日泣いていること。これもとても大切な言語的なコミュニケーションであることも覚えておいてくださいね。赤ちゃんは泣くことでこちらにアプローチをする社会性を持っている証です。

クーイングと喃語の違い

よく「喃語」という言葉を耳にすると思います。生後6~8週間から始まるクーイングのあと、生後6か月ほどではじまるのが「喃語」になります。

クーイングは主に喉を鳴らすような音ですが、喃語は口を合わせて(唇がくっついて離れる音)言葉を使う形になります。

最初は「あー、うー」から、子音が入る「プー、フー」から鼻音が入っていきます。それから「ぱぱぱ」「だぁだぁだぁ」「あうあう」と音が重なり、そして意識的に言葉(音)を発するような感じになります。

クーイングをして喉から音を出せるようになったあとは、口をつかった音の表現ができるように成長発達していきます。

クーイングや喃語そのものにこだわるよりも、言葉を使おうとしているその「コミュニケーションをしたい」という赤ちゃん自身の姿を見つめ、その言葉にレスポンスしてあげてくださいね。

我が子のクーイングは周りと違う?クーイングするときしないとき

ついつい、我が子のクーイングは大丈夫?しないとおかしい?と心配になってしまうかもしれません。

まず第一に、言葉のタネになるものは大人が赤ちゃんに言葉をかけていることや、コミュニケーションをしていることが大前提にあります。

毎日のお世話をしていることがなによりもコミュニケーションを育てるので、焦らずに赤ちゃんと向き合ってくださいね。目をみながら、顔のわかる距離でかかわっていきましょう。

また、赤ちゃんは子宮にいたときから少しずつ聴覚が発達していて、外の声を聞いていましたが、まだ大人と同じように聞こえているわけではありません。話しかけるときは「少し高めの声で」「ゆっくりめに」話すことが赤ちゃんにとっては聞きやすいと言われています。意識してみて下さいね。

また、周りの子と比べてクーイングが少ない…と心配なことがあったら、ぜひ十分に赤ちゃんの様子を見てあげてください。昨日、3日前、1週間前と比べてどうかな?1か月前と比べてどうかな?と、変化したところを見比べてみましょう。

それぞれの赤ちゃんは個性も育ちも違います。周りと比較するよりも、毎日の変化や出来ることが少しずつ増えていることを花マルする習慣を作ってみましょう。

3か月たっても全くクーイングしない…という場合で、普段から音に対しての反応が顕著に弱い(音がしても反応がない)というケースがみられたら、心配な場合は聴力スクリーニングを受けてみる、という選択もあります。

発達はすべて個人差があります。まずは焦らないことを前提として、赤ちゃんの日々の成長の様子などを記録しながら、少しずつできるようになることを見つけてその楽しさや気づきを味わってみて下さいね。

写真提供:ゲッティイメージズ

※当ページクレジット情報のない写真該当