妊娠がわかったときのQ&A

　月経周期には個人差があるので、最終月経だけから判断するのはむずかしいのです。そのため、たいていは妊娠初期の超音波検査で、妊娠週数や出産予定日を算出します。

　妊娠初期は赤ちゃんの成長に個人差があまりないので、赤ちゃんの頭からおしりまでの長さである、頭殿長を測って、その数値をもとに出産予定日を割り出します。

　また、月経周期が35日型や40日型の場合、次の月経開始日を妊娠4週くらいと考えることで妊娠週数を割り出します。

　どちらにしても、「妊娠したかもしれない」と思ったらできるだけ早めに診断を受けましょう。そのほうが、正確な出産予定日を割り出すことができます。

　体調のことを考えて、妊娠５～６か月の安定期に挙げる場合が多いようです。とはいえ、切迫流産など、リスクが高いママの場合、無理をして赤ちゃんに影響があったら大変です。くれぐれも無理のない範囲で式を挙げるようにしましょう。

　最近、授かり婚で式を挙げる場合、昔のようにおなかを隠すのではなく、あえて目立たせるドレスを着ることもふえているようです。

　式を挙げるカップルの半数近くが授かり婚ともいわれており、今やめずらしいことではありません。周囲とよく相談して、納得できる形にしましょう。

　基本的に日常生活で気をつける点は、通常の妊娠と変わりません。ただ、おなかがより大きくなるので決して無理はしないよう心がけましょう。

　また、多胎妊娠では出産の時期が通常より早くなるので、2,300～2,400ｇくらいで生まれることが多いです。そのため、低出生体重児にも対応できる病院で出産することをおすすめします。

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