【助産師監修】寝返りするのはいつ?寝返りしない原因や対応法は? | MAMADAYS(ママデイズ)
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【助産師監修】寝返りするのはいつ?寝返りしない原因や対応法は?

【助産師監修】寝返りするのはいつ?寝返りしない原因や対応法は?

周りの赤ちゃんを見ていると、同じ月齢なのに寝返りが早い赤ちゃんがいて、わが子がまだ寝がえりしないと心配になることがありますよね。今回は、そんなお悩みに助産師のやまがたてるえ先生がお答えします。
周りの赤ちゃんを見ていると、同じ月齢なのに寝返りが早い赤ちゃんがいて、わが子がまだ寝がえりしないと心配になることがありますよね。今回は、そんなお悩みに助産師のやまがたてるえ先生がお答えします。

寝返りは発達の一番最初の大きな変化

多くの赤ちゃんが十月十日をかけて子宮の中で成長をとげ、産まれてきます。

赤ちゃんの発達はすでにおなかの中から始まっていて、おなかの中で指しゃぶりの練習をしていたりすることも。赤ちゃんはエコーで見えるくらい自分で体を動かして過ごしていましたが、子宮の中は羊水で満たされているので、いわば「無重力」状態です。ちいさな力でも体を動かすことが可能な空間です。おなかを蹴ったり、くるくる回ったり自由自在なのはお腹の中だから、ということになります。

そんな風に自由に胎児期に動いている赤ちゃんを感じていると、すぐに動けるようにママは思ってしまうのですが、胎外での暮らしは重力に加え、室温も胎内と比べて大きく変わっています。

触覚をはじめ、五感がすべて発達しはじめるのは生まれてからです。自分の手も足もまだ自分のものとわからず、モロー反射など原始反射で体の動きを無意識に動かしてしまいます。個人差がありますが、多くの原始反射は4か月ころには消失します。(一部は残ります。)

子宮からでてきて、外の世界にもなれてきて、3〜4か月くらいから物をつかむような行動も少しずつでてきます。そのなかで首も座り始めて、次に大きな変化の「寝返り」が起こります。赤ちゃんにとって、体が大きく動く変化です。

寝返りのおおよその時期

4~6か月くらいの間に寝返りをする赤ちゃんが多いです。ただし、個人差があります。

もし7〜8か月でもまだ寝返りする様子がなかったら、健診の時期に相談してみてもよいでしょう。子育て支援センターなどの自治体の施設にいる保健師や助産師さんに相談してみてもよいかもしれません。

大切なのは、数字(月齢)だけでできるできないを考えないことです。赤ちゃんの成長度合いやもともとの体格差で影響がでることもあります。

それなので、寝返りが遅いから病気、とすぐに関連づける必要はありませんが、もし首のすわりが遅いようだったり、なにか気になるときは小児科の先生に相談してみましょう。

寝返りをサポートするためにできること

寝返り自体を練習するよりも、うつ伏せの経験を数分でもしてみることが大切です。赤ちゃんが起きていて授乳から少し時間がたっていて、ミルクなどを吐く可能性が低いご機嫌のときに、月齢×1分でもいいのでうつ伏せをしてみましょう。(窒息を防ぐため、うつ伏せのまま赤ちゃんを寝かせないよう、必ず目を離さないようにしてください。)

首が座っていない赤ちゃんは胸の下に少しタオルを挟み、顔が圧迫されないようにしてみましょう。首が座っている赤ちゃんはおおむね首をぐーっと持ち上げて体をそるようにして、うつ伏せの姿勢を保とうとしてくれます。

人の発達の順番としては、うつ伏せの姿勢からずりばい、ハイハイ(高ばい)、お座り、伝い歩き、ひとり歩きとなっていきます。うつ伏せが苦手な赤ちゃんに時折会うことがありますが、すこしずつうつ伏せの練習をすることで、赤ちゃんが主体的に動こうとする体の動きをサポートすることにつながります。

また、いつもスキンシップを忘れずにしてください。スキンシップは赤ちゃんの発達をサポートします。ベビーマッサージのレッスンを受けてみてもいいですし、動画や書籍で学んで自分でやってみることもよいと思います。

なによりも赤ちゃんに気持ちを向けていることを赤ちゃんに伝えるように、触れ合いと声かけの二つのコミュニケーションを意識的に増やしてみてくださいね。

参考:「やさしく学ぶ体の発達」1・2、林万リ、全国障害者問題研究会、(1)2011年・(2)2015年

写真提供:ゲッティイメージズ

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