
赤ちゃんがかかりやすい病気
赤ちゃんは自分の症状を伝えることができません。「あれ?」と少しでも感じたらSOSのサインかも。何となくきげんが悪い、食欲がない、泣き方がおかしいといった時は、熱や発疹、せきが出ているかどうかなど、ママ・パパが赤ちゃんの様子をよく見て、適切に対処しましょう。
赤ちゃんは自分の症状を伝えることができません。「あれ?」と少しでも感じたらSOSのサインかも。何となくきげんが悪い、食欲がない、泣き方がおかしいといった時は、熱や発疹、せきが出ているかどうかなど、ママ・パパが赤ちゃんの様子をよく見て、適切に対処しましょう。
熱の病気
赤ちゃんはよく熱を出します。でも、熱が高い・低いは、病気の重さを示すものではありません。あわてないで、まずは赤ちゃんの全身の状態や、熱以外の症状がないかを観察しましょう。
あわてずに全身の状態をチェック!
おっぱいを口に含ませたら赤ちゃんの口が熱い、からだがほてっている、ぐずぐず泣いてふきげん、あまり食べたがらない、ミルクの飲みが悪い……。赤ちゃんの様子がちがう時は、熱を計ってみましょう。
もしふだんより熱が高くても、あわてないで。病院にかけこむ前に、赤ちゃんの全身の様子をよく見てください。ポイントは、きげん、食欲、顔色、泣き方などです。また、熱以外の症状、発疹がないか、おなかの調子はどうかなどもよく見ましょう。
多少熱が高めでもあやせば笑ったり元気に遊んだりしている時は、家で安静にして様子を見ます。ぐったりしている時や、下痢や嘔吐がある時は病院へ。
ふだんの熱を知っておこう
赤ちゃんはもともと体温が高めなため、ふだんから37℃くらいある子も少なくありません。また、平熱は一日のうちでも大きく変化し、朝と晩を比べても1℃くらい上下することがあります。
元気な時に、時間を変えて2~3回体温を計っておき、子どものふだんの熱の具合を知っておきましょう。
From mama 熱の緊急度チェック!
■すぐ病院へ!
- 3~4か月までの赤ちゃんで、38℃以上の熱がある
- ぐったりして意識がない
- 呼吸が遠くて苦しそう。呼吸するとき鼻がピクピクし、胸がペコペコへこむ
- 顔色が悪く、唇が紫色になる
- 嘔吐や下痢が続き、水分を全然受けつけない
■ 様子を見て病院へ!
- ほかに目立った症状がないのに、熱だけが38℃以上と高い
- 発疹がある
- せきがある
写真提供:ゲッティイメージズ
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