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おすすめのバースプランは?書き方のコツやポイントをご紹介

おすすめのバースプランは?書き方のコツやポイントをご紹介

お産が近づくと耳にするようになる「バースプラン」。
出産の貴重な瞬間をどんな風に過ごしたいか、どのように産みたいかを考え、計画することをいいます。
今回はバースプランについて、目的や書き方のポイント、記入例などをご紹介します。
お産が近づくと耳にするようになる「バースプラン」。
出産の貴重な瞬間をどんな風に過ごしたいか、どのように産みたいかを考え、計画することをいいます。
今回はバースプランについて、目的や書き方のポイント、記入例などをご紹介します。

バースプランとは?

バースプランは、赤ちゃんを迎えるための準備のひとつです。
産み方だけではなく、入院中の過ごしかたや母乳育児など、出産に関することを家族で話し合える貴重な時間。
お産の前にバースプランを用意することで、ママやパパも出産に向けた心の準備ができます。

バースプランの目的と概要って?

バースプランは、ママやパパが出産に関する希望を産院に伝えるためのものです。
医師や助産師、看護師とも相談しながら、ママとパパが希望する出産ができるように計画します。

専用の記入用紙がある産院もありますが、自分で紙を準備しなければならないところもあります。
バースプランを受け付けていない産院もあるので、希望するなら産院を決める際に確認しておいた方がよいでしょう。

産院では、妊娠24週頃から妊婦健診で説明を受けたり、用紙が渡されることが多いようです。
提出時期は産院によって違うため、事前に確認しておいた方が安心です。

バースプランを書くメリット

バースプランを書くためにママがどのようにお産をしたいのか具体的にイメージすることで、出産に対する不安を軽くする効果が期待できます。

また、お産について家族で話し合ったり、じっくりと考えを整理したりできるため、
家族でお産を準備したり、出産を自分たちのこととして受け入れたりできるようになります。

バースプランに記入する内容

バースプランには、

  • 入院中や分娩室での過ごし方
  • 希望の分娩方法や立ち会い出産
  • 母乳育児について

など、出産に関することでママやパパが望むこと、望まないことを書きます。

入院中の過ごし方

バースプランに記入する内容

入院中の部屋のタイプや過ごし方など、気になることは全て記載します。
産前産後の入院中に部屋で音楽を聴いたり、アロマを使いたいなどの希望も書きます。

個室や大部屋など、部屋のタイプによって料金が違うので決める前に必ずチェックしましょう。
状況によっては緊急入院してすぐに出産することもあります。
どのような状況で出産したとしても、産後どう過ごしたいのかをイメージして部屋のタイプを決めることが大事です。

どんな分娩方法を希望するか

経膣分娩の体位は、分娩台に寝て出産する普通分娩のほかに、
座って出産する座位分娩や、ママがいきみやすい方法で出産するフリースタイル分娩などがあります。

予定を決めて計画的に出産する方法には、局所麻酔が必要な無痛分娩や和痛分娩、手術を行う帝王切開などがあります。

産院によってはできない方法もあるので、希望の体位や出産方法があれば、医師や助産師に前もって相談する必要があります。

立ち会い出産は?

パパや家族の立ち会いを希望するときは、バースプランにも書いておきましょう。
反対に、立ち会ってほしくない人がいる場合も書いておきます。

産院によっては、立ち会いを希望する家族が事前にマタニティクラスなどの受講を勧められることもあります。
マタニティクラスでは、お産の進み方や立ち会いについてなどの説明を聞くことができます。

分娩室での過ごし方

陣痛の痛みを和らげるためのマッサージや緊張を和らげるための音楽など、母体がリラックスできるものがあれば書いておきます。
会陰切開の前の剃毛や浣腸、陣痛促進剤の使用なども、希望を書いておくようにしましょう。

お産の直後に赤ちゃんを抱くカンガルーケア、写真やビデオ撮影についても希望があれば記入しておきます。
ただし産院によっては写真やビデオ撮影を禁止していることもあるので、事前に確認しておきましょう。

母乳育児について

産後すぐ新生児に直接授乳したり、ママが搾乳した母乳をあげたいなど、母乳に関することもバースプランに含めます。
バースプランに書くことで、ママとパパが母乳育児について話し合うきっかけにもなります。

書き方のコツとポイント

バースプランには、些細なことや不安なことなども具体的に記入しましょう。
ママやパパの希望が医師や看護師、助産師に伝わりやすくなります。

ただし医学的な理由などで希望が通らないこともあるので、提出する前に自分が通っている産院に確認した方がよいでしょう。

箇条書きなどで書いたバースプランに、優先順位をつけておくこともポイントです。

バースプランに書いていることでも、状況によっては医学的な理由でできないこともあります。
その場合は、医師の判断に任せるつもりであることもバースプランに書いておくと安心です。

記入例

バースプランの実際の記入例をご紹介します。
ママやパパが書くときの参考にしてください。

  • ママが安心してリラックスできるように個室にしたい。
  • 部屋では好きな音楽を聴いたりアロマを使ったりしてリラックスしたい。
  • 母子同室を希望する。
  • 陣痛が軽くなるようなマッサージを希望する。
  • 浣腸や剃毛、会陰切開はしないでほしい。
  • できるだけ陣痛促進剤は使いたくない。
  • パパが立ち会えるようにしたい。
  • 無痛分娩を希望。
  • できれば布団の上で出産したい。
  • 出産後すぐにパパとママと赤ちゃんで写真撮影をしたい。
  • 赤ちゃんの様子をみて、可能であればカンガルーケアをしたい。
  • 胎盤を見たい。
  • 出産後、初乳をすぐに与えたい。
  • 母乳がよく出るようにアドバイスがほしい。

など

_______

バースプランは、お産をイメージしながらできるだけ詳しく書くのがおすすめです。

バースプランを書くことで、ママやパパは出産に対して心の準備をすることができます。
ママは不安が少なくなり、安心してお産にのぞむことができるかもしれません。

今回の記事を参考に医師や看護師、助産師とも話し合い、家族で納得のいくバースプランを作成してくださいね。

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