
塩分のとりすぎに注意
妊娠高血圧症候群の予防のためにも減塩は心がけたいもの。むくみやたんぱく尿などがなくても、毎日の食事に注意を。
妊娠高血圧症候群の予防のためにも減塩は心がけたいもの。むくみやたんぱく尿などがなくても、毎日の食事に注意を。
食品に含まれる塩分量

妊娠中は塩分の代謝機能が下がるので、塩分のとりすぎに十分注意します。
妊娠中にとる塩分は1日7~8gと、妊娠前より3~4g少なめにします。塩分量は、「食品に含まれる塩分量」を参考にしてください。
塩分を過度にとらないためには、薄味の食事にすることが大切です。ただ、どれも薄味だと味気ないので、4品のうち1品をふつうの味つけにするなど、献立にメリハリをつけると飽きないでしょう。また、糖分も同時に控えめにすると、少しの塩分で味が引き立ちます。ほかにも、外食での塩分摂取量はかなり多くなるので、塩分が多そうなメニューはできるだけ食べないなどの心がけを日ごろからもちましょう。
素材の味を生かす
新鮮なもの、旬なものを選ぶと、素材そのものの自然の味があるので、味つけを濃くしなくてもおいしく食べられます。
だしをとる
煮干し、干ししいたけ、こんぶ、かつお節などでだしを濃いめにとると、薄味でもおいしくなります。減塩みそ、減塩しょうゆの利用も。
調味料をうまく使う
スパイスなどをきかせると、ピリッとして塩分を抑えられます。ソース、ケチャップの塩分はしょうゆの半分以下です。
写真提供:ゲッティイメージズ
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