【産婦人科医監修】妊娠検査薬で陽性!お腹の赤ちゃんの心拍確認って? | MAMADAYS(ママデイズ)
妊娠 心拍確認

【産婦人科医監修】妊娠検査薬で陽性!お腹の赤ちゃんの心拍確認って?

妊娠検査薬で陽性。妊娠の可能性は期待できますが、自然におこる流産は妊娠の約15%に認められており、流産のうち約80%が妊娠12週未満に起こっています。そのため、どの医療機関でも正常に妊娠しているかを診断するために、胎児の心拍確認を重要としています。

妊娠検査薬で陽性。妊娠の可能性は期待できますが、自然におこる流産は妊娠の約15%に認められており、流産のうち約80%が妊娠12週未満に起こっています。そのため、どの医療機関でも正常に妊娠しているかを診断するために、胎児の心拍確認を重要としています。

心拍確認とは?

お腹の赤ちゃんが無事に生きているか、卵管などの異所性の妊娠ではないか、医師が超音波(エコー)検査によって子宮内にある赤ちゃんの心臓の動きを確認することをいいます。

どうやって心拍確認するの?

心拍確認は超音波(エコー)検査で行います。

超音波検査には経腟(腟の中から)超音波と、経腹(お腹の上から)超音波の2種類の方法があります。

妊娠初期の診察では、経腟エコーで子宮の様子やまだお腹よりも腟からの方が確認しやすい小さな胎児の診察をする場合が多くあります。

妊娠中期以降は胎児の全体像などを把握する必要があるので経腹エコーが多く行われます。

ただ、病院の機器や医師の方針、ママの状態によって、どちらを使用するか変わることがあります。

まずは胎嚢の確認

妊娠を心待ちにしていたママは、一刻も早くお腹の赤ちゃんの心拍を確認してもらいたくなる気持ちもあるかもしれません。

ですが、最初に経腟超音波で見られるのは胎嚢(たいのう)です。小さな黒い丸として確認できます。これらは通常妊娠4週半ば〜5週ごろから確認できるとされています。

その後胎嚢の内部に、これから赤ちゃんとして育っていく胎芽(たいが)が見えてくるようになります。

また妊娠反応があっても、胎嚢が子宮内に認められない場合は、異所性妊娠などの異常の可能性があります。

早めに妊娠診断をすることで、大事になる前に対処できます。

胎芽(たいが)って何?

胎芽が成長し胎児となります。

妊娠10週未満を胎芽、それ以降を胎児とよびます。

いつ頃から心拍確認できるの?

月経周期は人それぞれのため、週数に個人差がありますが、通常、経腟超音波法では妊娠5〜6週までには心拍動が確認できることが多いです。

経腹超音波であれば、妊娠8週までにはほぼ全ての胎児心拍は確認できるようになります。

たとえ心拍が確認できたとしても、万が一卵管などの異所性妊娠であった場合には、産婦人科での早めの処置が必要となります。

心拍が確認できなかったら?

胎児心拍が確認できないときには1〜2週間くらいの間隔をおいて再検査をします。

それでも確認できなかったときには、医師による慎重な診察のもと、流産の可能性を疑います。

妊娠初期の流産は、受精卵そのものの異常が原因の約60〜70%を占めており、母体からの影響は少ないとされています。

心拍確認後にすることは?

心拍が確認された場合、確認前に比べて流産する可能性は低くなります。

そのためこの時期に妊娠の届け出をすすめられることが多いようです。

各自治体で妊娠の届け出をすると、母子健康手帳が交付されます。

妊娠が確定したら、各自治体の役所へ行き、妊娠届を提出します。そうすると、その場で母子健康手帳をもらえます。母子健康手帳は、子どもの成長と健康において、とても大切な情報になります。小学校入学のころまで使うものなので、長く大切に保管しましょう。

妊娠初期に注意することを確認しておこう

母子健康手帳は出産育児の必要な情報がまとめられています。マタニティカレンダーで妊娠から出産、子育てのイメージをしたり、妊娠中の注意点などを確認しておきましょう。

心拍確認後にも異常がある場合も

一度胎児の心拍が確認されると、流産する確率は低くなります。

しかし、無事に胎児の心拍が確認された場合であっても、流産の可能性は全くないわけではありません。

また、妊娠初期はつわりが始まるなどママの体調にも変化がある時期でもあります。

通勤や立ち仕事などで体に負担の大きいことをしたり、無理をすることは控えましょう。

なお出血や腹痛、何か気になることがある場合は、必ず医師に相談しましょう。

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お腹の赤ちゃんの心拍確認についてお伝えしました。

無事に確認できるまでは待ち遠しく、とても長く感じてしまうかもしれませんが、心拍が確認できる週数には個人差があります。

医師の指示に従い、経過を診てもらうようにしましょう。

妊婦検診での一番の楽しみはエコーというプレママは多いのではないでしょうか。しかし画面に映っているものや数字やアルファベットは専門的に見えてわかりにくいですよね。そこで今回は妊婦検診がもっと楽しくなる2Dエコーの見方について、助産師さきさんに解説いただきました。

写真提供:ゲッティイメージズ

※当ページクレジット情報のない写真該当

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