
妊娠中に食べたい カルシウムがたっぷりとれる食事のポイント
赤ちゃんの骨格を形成するにはたくさんのカルシウムが必要。妊娠・授乳期は、十分カルシウムをとるようにします。
赤ちゃんの骨格を形成するにはたくさんのカルシウムが必要。妊娠・授乳期は、十分カルシウムをとるようにします。
食品に含まれるカルシウム量

妊娠中のカルシウムの必要量は、とくに妊娠前と変わりませんが、これは必要とされるカルシウムの目安量をちゃんととれている場合に限ります。近年、日本人の平均的なカルシウム摂取量は少ないため、日ごろから意識的にカルシウムの摂取を心がけなければいけません。
カルシウムは、牛乳・乳製品、大豆・大豆製品などに多く含まれますが、その中でも牛乳・乳製品はたんぱく質とエネルギーの補給にも効果的なので、とくに多くとるとよいでしょう。
また、インスタント食品やハム、ソーセージなどの加工食品に多く含まれているリン酸塩という物質は、カルシウムの吸収を妨げるといわれているのであまり食べないようにしましょう。
カルシウムを多く含む食品をとる
乳製品、小魚、海藻・大豆類、小松菜、切り干し大根など、カルシウムを豊富に含む食品をしっかりとるようにします。たとえばがんもどきは野菜や昆布なども入っているので、カルシウムのほか、鉄分も豊富な優秀食材です。
カルシウムの吸収を高めるたんぱく質と運動
カルシウムを多く含む食品と、その吸収を助ける大豆製品、魚、肉、卵をセットにして、献立を立てます。また、カルシウムをからだにしっかりとりこむために、ウォーキングなどでからだを動かすとよいでしょう。
写真提供:ゲッティイメージズ
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