【産婦人科医監修】胎動カウントって必要?やり方は? | MAMADAYS(ママデイズ)
胎動カウント 妊婦

【産婦人科医監修】胎動カウントって必要?やり方は?

胎動は赤ちゃんが元気かどうか知るための目安となります。極端に胎動が少ない場合は赤ちゃんの異常のサインの可能性があります。
ママ自身がお腹の赤ちゃんの動きの回数を数える胎動カウント。
カウントをした方がよいのか、方法や時期、注意すべき点についてお伝えします。

胎動は赤ちゃんが元気かどうか知るための目安となります。極端に胎動が少ない場合は赤ちゃんの異常のサインの可能性があります。
ママ自身がお腹の赤ちゃんの動きの回数を数える胎動カウント。
カウントをした方がよいのか、方法や時期、注意すべき点についてお伝えします。

胎動カウントって何?

ママがお腹の赤ちゃんの胎動の回数を数えて、赤ちゃんが元気かどうかを観察することをいいます。

胎動カウントは必要?

胎動がしっかりあるということは、お腹の赤ちゃんが元気であるということ。

そのためママが胎動を日々意識しておくことはとても大切なことです。

しかし、実は現在、胎動カウントを積極的にすすめている病院ばかりではありません。

ただ胎動が減ったり無くなった場合、お腹の赤ちゃんが亡くなっていた事例が見られたという報告もあり、胎動カウントを行うこと自体が意味がないとされているわけではありません。

カウントをしたことでママの不安な気持ちがを軽減することもあります。

しかし胎動カウントを重視するよりは、ママの「そういえば今日はなんだか胎動が少ない」「急に胎動が弱くなった気がする」という感覚を大切にして、気になる場合には医師に相談し、ママの体に異常がないか、お腹の赤ちゃんが元気かどうかを確認してもらうことが大切です。

そのうえで胎動カウントを行ってみたいママに以下をご紹介します。

胎動カウントはいつから?

胎動を初めて感じる時期は、ママの感じ方や経験により変わってくるため個人差があります。今回初めて妊娠したママでで18〜20週前後、これまでに出産したことのあるママでで16〜18週前後で胎動を感じることが多いとされています。

産婦人科診療ガイドライン−産科編2017 では、胎動カウントは妊娠28週以降に行うことが多いとあります。

胎動カウントの方法

ママが行いやすいものとして10回胎動カウント法というものがあります。

10回の胎動を感じるのに必要とした時間を記録する方法です。

まず楽な姿勢で座るか、横になります。

はじめに感じた胎動を1回目として、そこから時間を測り始めます。

10回の胎動が終わるまでを数え、平均すると20分程度とされていますが、個人差があります。

一連の動きは1回として数えます。少しでも間があけば別カウントとします。

しゃっくりは数えません。

例えば「ポコポコポコ」といった胎動は1回として、「ポコ…、ポコ…、ポコ…」は

3回と数えます。

胎動カウントの注意、こんな時は医師に相談しよう

胎動カウントに限らず、妊娠中のママが胎動に関して次のようなことを感じるときは必ず医師に相談しましょう。

・胎動が極端に減る、感じない

・胎動が弱くなった

・ママがなんとなく違和感を感じるとき

出産が近くなると胎動が少なくなるからと、自己判断してしまうのはよくありません。

産婦人科診療ガイドライン−産科編2017 によると妊娠28週から末期まではほぼ胎動は一定とされており、必ず医師に相談しましょう。

赤ちゃんの心音を聞ける便利グッズも

以前は、ママが唯一赤ちゃんを感じられるのが胎動だと言われていましたが、現在では赤ちゃんの心音を聞けるグッズも販売されています。

お腹の赤ちゃんが元気かどうか気になるママは、心音を聞くことで安心につがるかもしれません。

聴診器型や超音波型などがあり、胎動音や心音を確認できます。

妊娠中、パパとのコミュニュケーションの一つとして使ったり、なかには録音機能を使って記念にとっておくママも。

ただし、定期的な健診のもとでの使用が原則です。異常を感じる場合は必ず医師の診察を受けましょう。

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今回は胎動カウントについてお伝えしました。

なかにはママが気がつかない胎動もあるため、必要以上に神経質になりすぎることはありません。

ただ、胎動はお腹の赤ちゃんが元気に動いている証拠なので、「胎動があるかどうか」を意識して過ごすことはとても大切なことです。

「胎動が減る、なくなった、弱い」などママが違和感を感じる時には必ず医師や助産師に相談しましょう。

参考:

  • 武谷 雄二(監修)、上妻 志郎(監修)、藤井 知行(監修)、大須賀 穣、「第3版プリンシプル産科婦人科学2 産科編」株式会社メジカルビュー社、2017年
  • 公益社団法人 日本産科婦人科学会・公益社団法人 日本産婦人科医会、「産婦人科診療ガイドライン−産科編2017」 、2017年

写真提供:ゲッティイメージズ

※当ページクレジット情報のない写真該当

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