【産婦人科医監修】新型コロナウイルス、パパやママができること | MAMADAYS(ママデイズ)
コロナウイルス 悩む 両親

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医療の基礎知識

【産婦人科医監修】新型コロナウイルス、パパやママができること

「新型コロナウイルス」の感染の状況について報道される日々が続いています。連日のニュースに不安を感じているパパやママも多いのではないでしょうか?厚生労働省などから発表されている情報をもとに、普段の生活でできることをお伝えします。


「新型コロナウイルス」の感染の状況について報道される日々が続いています。連日のニュースに不安を感じているパパやママも多いのではないでしょうか?厚生労働省などから発表されている情報をもとに、普段の生活でできることをお伝えします。


(2020年3月17日時点の情報です。省庁からの最新の情報をご確認ください。)

新型コロナウイルスって何?#

人への感染を引き起こすコロナウイルスはこれまで6種類が知られていました。

そのうち4種類は風邪症状を引き起こすもの、ほか2種類は2002年に発生した「重症急性呼吸器症候群(SARS)」や2012年以降発生している「中東呼吸器症候群(MERS)」です。

昨年(令和元年)12月に、これまで人への感染が確認されなかったコロナウイルスが中国の武漢市で最初に確認されました。これが今回「新型コロナウイルス」と呼ばれるもので、人に感染が確認された7種類目のコロナウイルスです。アルコール消毒(70%)などで感染力を失うことがわかっています。

(参考:厚生労働省「新型コロナウイルスQ&A」新型コロナウイルスについて 問1「コロナウイルス」とはどのようなウイルスですか? 令和2年3月16日時点版 令和2年3月17日閲覧)

発熱やのどの痛み、1週間近く咳が長引くことが多く、強いだるさを訴える人が多いことが特徴です。軽症であったり、治る場合が多いのですが、重症化するリスクが高いと考えられています。

特に高齢者や基礎疾患のある人は重症化しやすい場合があります。

(参考:厚生労働省 「新型コロナウイルスを防ぐには」 令和2年2月25日改訂版  令和2年3月17日閲覧)

どうやって感染する?#

現時点ではおもに飛沫(ひまつ)感染と接触感染による感染が考えられています。

飛沫感染とは、病原体を含む飛沫、つまり病原体と咳やくしゃみの水分をを口や鼻から吸い込むことによる感染を指します。

接触感染とは、まず感染した人が自分のくしゃみや咳を手で押さえ、その手で周囲に触れます。そこに別の人の手が触れ、手から口や鼻に触れることで粘膜から感染することを指します。

(参考:厚生労働省「新型コロナウイルスQ&A」「問4 新型コロナウイルス感染症にはどのように感染しますか?」令和2年3月16日時点版  令和2年3月17日閲覧)

感染予防のためにできること#

風邪やインフルエンザと同様に、石けんによる手洗いやアルコールでの消毒、咳エチケットが重要です。マスクの着用は咳やくしゃみによるウイルス等の拡散を防ぐ効果が高いとされています。咳やくしゃみなどの症状がある場合は積極的に着用がすすめられています。

自分自身の予防のためにマスクを着用する場合、混み合った場所や、換気の不十分な場所ではひとつの予防策として考えられます。しかし屋外では相当混み合っていない限りはマスクを着用する予防効果は認められていません。

できるだけ、発熱や咳などの症状がある人に必要以上に近づくことは避けましょう。

また、自分に発熱などの風邪症状があるときは外出を控えましょう。

(参考:

厚生労働省 「新型コロナウイルスを防ぐには」 令和2年2月25日改訂版 令和2年3月17日閲覧 

厚生労働省 「新型コロナウイルスに関するQ&A」令和2年3月16日時点版 「問20 マスクをした方がよいのはどのような時ですか? 」令和2年3月17日閲覧)

マスクの使い方については、以下の動画も参考にしてみてください。

咳エチケットとは?

咳やくしゃみなどのから飛ぶ細かい唾液などの水滴に混じって広がる感染症は多くあります(飛沫感染)。

咳エチケットとは他の人に感染させることのないようにそれぞれがマスクやハンカチ、袖などを使って口や鼻を押さえること。

特に人が集まるところで実践することが大切です。

咳やくしゃみを直接手でおさえてしまうと、その手で触ったドアノブや手すりなど、周囲のものにウイルスが付着してしまいます。ドアノブや手すりなどを介して、他の人に病気をうつす可能性がありますので注意が必要です。

(参考:厚生労働省「咳エチケット」 令和2年3月17日閲覧)

「新型コロナウイルス」にかかってしまったと思ったら?#

「新型コロナウイルス」の診断にはウイルスの遺伝子を検出する方法が必要で、すべての医療機関で対応できるわけではありません。(令和2年3月17日時点)

厚生労働省では以下のような症状のある場合は、最寄りの保健所などにある「帰国者・相談者センター」に電話で相談しましょう、としています。また妊娠中のママに症状がある場合は、早めの受診をすすめています。

・風邪の症状や37.5℃以上の熱が4日以上続く。(解熱剤を飲み続けなければならない方も同様です。)

・強いだるさや息苦しさがある。

重症化しやすい高齢者や基礎疾患がある人に加えて、念のため妊娠中の人は、こうした状態が2日程度続いたら相談しましょう。

症状がこの基準に満たない場合には、かかりつけの医師や近隣の医療機関に相談してください。

(参考:厚生労働省「新型コロナウイルス感染症についての相談・受診の目安 」令和2年3月17日閲覧

「新型コロナウイルスに関する帰国者・相談者センター」令和2年2月13日時点版  令和2年3月17日閲覧)

ご自身の症状に不安がある方など、一般的なお問い合わせの電話相談窓口もあります。

「厚生労働省の電話相談窓口について」 (令和2年3月17日閲覧)

子どもの症状がコロナウイルスかもと思ったら、受診はどうしたらよい?

子どもが発熱や風邪症状で体調を崩すことは珍しくありません。

「公益社団法人日本小児科学会」ではコロナウイルスに関連した、子どもの症状や受診について発表しています。

「新型コロナウイルス感染症に関するQ&A(2020年2月28日更新 3月16日項目追加)」(令和2年3月17日閲覧)も参考にしてみてください。

ママがコロナウイルスに感染したら、授乳はどうしたらよい?

母乳育児中のママがコロナウイルスに感染が確定し、発熱している場合、現時点で「公益社団法人日本産婦人科学会」は解熱後3日までは、授乳は控えた方がよいと説明しています。

「妊婦・産褥婦の新型コロナウイルスの感染予防対策について(令和2年2⽉6⽇ ) 」 (令和2年3月17日閲覧)も参考にしてみてください。

感染の流行時には誤った情報が流れることも、信頼できる情報を選ぼう#

新しい感染症が流行するときには、不確かな情報が流れてしまうこともあります。

現在、政府や感染症を専門とする学会などから新しいことがわかり次第、情報の更新がされています。

SNSなどの情報から必要以上に振り回されてしまわないよう、厚生労働省などの信頼できる公的機関の情報を参考にすることが大切です。

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妊娠中のママや小さな子どもを持つパパやママにとって、感染症の流行のニュースは不安も大きくなりがちです。

まずは手洗いやなるべく人混みを避けるなどの基本的なことを行い、「新型コロナウイルス」のみでなく、インフルエンザなどほかの感染症にも注意していきましょう。

(参考:厚生労働省「新型コロナウイルス感染症対策の基本方針」令和2年2月25日 (令和2年3月17日閲覧)

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