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【管理栄養士監修】離乳食のもやし|いつからはじめる?

【管理栄養士監修】離乳食のもやし|いつからはじめる?

一年中安価で、手に入りやすいもやし。
淡白な味なので、色々な食材とも相性がよく便利な食材です。
今回は離乳食のもやしはいつから与えられるのか、調理方法や下ごしらえのコツなどをご紹介します。
一年中安価で、手に入りやすいもやし。
淡白な味なので、色々な食材とも相性がよく便利な食材です。
今回は離乳食のもやしはいつから与えられるのか、調理方法や下ごしらえのコツなどをご紹介します。

もやしはいつから食べられる?

離乳食中期からOK!やわらかくなるまでしっかりゆでて

もやしは繊維が多くて、赤ちゃんには食べづらいため、離乳食後期の生後9〜10ヶ月頃から始めましょう。

ひげ根は取り除き、やわらかくなるまでしっかりとゆでて、みじん切りにします。

飲み込みにくい場合は、片栗粉などでとろみをつけると食べやすくなります。

どのくらいの量を食べさせたらよい?

子ども用スプーンのひとさじから始め、徐々に量を増やしていきましょう。

初めて食べさせる場合は、少量をほかの食材と混ぜずに与えます。

離乳食の進め方についてはこちらの記事も参考にしてください。

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赤ちゃんが生後5〜6ヶ月前後になったら、離乳食への移行を考え始める時期かもしれません。でも、一体どのくらいの量から始めたら良いの?食材は何から?とお悩みのママ・パパもいるかと思います。生後5〜6ヶ月目の子どもを対象に、進め方の例やレシピなどをご紹介します。

もやしの固さや大きさの目安

子どもの成長に合わせて、食材の大きさや固さを変えます。

もやしの時期別の大きさ・固さの目安

もやしの時期別の大きさ・固さの目安/表

© every, Inc.

下ごしらえのコツは?

・もやしをよく洗い、ひげと豆を取り除く。

管理栄養士からのワンポイントアドバイス

もやしのひげと豆の部分は赤ちゃんには食べづらいので、取り除きます。

ゆでてから取り除くよりもゆでる前に取り除く方が簡単です。

もやしは傷みやすいので新鮮なものを使用しましょう。

ゆでてから月齢に合ったサイズに刻むとよいでしょう。

食物アレルギーについて

「大豆もやし」は、大豆から作られています。

大豆は、食物アレルギーを発症する危険性があります。

そのため、初めて食べる際は少量から始めましょう。

また、万が一アレルギーを起こした場合すぐに病院へ行けるよう、平日の午前中など医療機関を受診出来る時間に与えるようにしましょう。

アレルギーについての注意点

レシピには、特定のアレルギー体質を持つ場合にアレルギー反応を引き起こすおそれのある食品を含む場合がございます。

また、初めて召し上がるお子さまには注意が必要ですので、様子を見ながら少量から食べさせてください。

[特定原材料] えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生

[特定原材料に準ずるもの] アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、もも、やまいも、りんご、ゼラチン、マカダミアナッツ

「料理を楽しむにあたって」の「乳幼児への食事提供について」もご参考ください。

料理を楽しむにあたって

誤飲や誤嚥による事故を予防するポイント

  • 離乳食は月齢の目安のサイズを参考に、食べやすい大きさにして与えましょう。
  • 一口の量は子どもの口に合った無理なく食べられる量にし、自分で手づかみ食べや、スプーンで食べる場合は、量が多くないか、咀嚼して飲み込んでいるか、様子をみましょう。
  • ミニトマト、豆類は、そのままの大きさだとのどに詰まる危険があります。カットして安全な大きさにしましょう。のどに張り付く餅、噛むことが難しいこんにゃくや野菜、固い食材も飲み込むことが難しくなります。
  • 誤って気管支に入りやすいピーナッツなどの固い豆・ナッツ類は、5歳以下の子どもには与えないでください。
  • りんご・梨・柿は喉に詰まりやすい食材です。完了期までは生では与えず、すりおろしたものを加熱して与えましょう。
  • 年長の子どもが、乳幼児にとって危険な食品を与えないよう注意しましょう。

写真提供:ゲッティイメージズ

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