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【管理栄養士監修】離乳食のパプリカ|いつから使える?

【管理栄養士監修】離乳食のパプリカ|いつから使える?

パプリカはピーマンと似ていますが、甘みがあり、ピーマンよりも離乳食に取り入れやすい野菜です。今回は離乳食のパプリカはいつから与えられるのか、下ごしらえのコツなどをご紹介します。
パプリカはピーマンと似ていますが、甘みがあり、ピーマンよりも離乳食に取り入れやすい野菜です。今回は離乳食のパプリカはいつから与えられるのか、下ごしらえのコツなどをご紹介します。

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パプリカは離乳食としていつから食べられる?

中期からOK!消化しにくい皮は取り除いて

パプリカを離乳食に取り入れる時期としては、中期以降に始めるのがおすすめです。

苦みがピーマンよりも少ないので食べやすいですが、ピーマンに比べるとかなり肉厚です。消化しにくい皮をむいてから与えましょう。

どのくらいの量を食べさせたらよい?

子ども用スプーンのひとさじから徐々に量を増やしていきます。

初めて食べさせる場合は、ほかの食材と混ぜずに与えます。

離乳食の進め方についてはこちらの記事も参考にしてください。

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パプリカの固さや大きさの目安

子どもの成長に合わせて、食材の大きさや固さを変えます。

パプリカの時期別の大きさ・固さの目安

パプリカの時期別の大きさ・固さの目安

© every, Inc.

下ごしらえのコツは?

・縦半分に切り、ヘタとワタ、種を取る。

・沸騰した湯でやわらかくなるまでゆで、冷水に取る。

・表面の薄皮をむき、月齢にあわせたサイズに調理する。

管理栄養士からのワンポイントアドバイス

表面の薄皮は意外と固く、離乳食の時期はまだ食べるのが難しいので、しっかりむいてあげるようにしましょう。また身も肉厚なので、やわらかくしてあげましょう。

調理方法

時期ごとに調理方法をご紹介します。

過去に、MAMADAYSで紹介した離乳食の作り方動画もぜひチェックしてくださいね!

初期(生後5〜6ヶ月頃)

この時期の赤ちゃんには、まだ与えません。

中期(生後7〜8ヶ月頃)

動画で作り方をチェック!

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後期(生後9〜11ヶ月頃)

動画で作り方をチェック!

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完了期(1歳〜1歳6ヶ月頃)

やわらかくゆでたあと、皮をむき約1cm四方の大きさにカットします。

食物アレルギーについて

パプリカは、まれに食物アレルギーを発症する危険性があります。

そのため、初めて食べる際は少量から始めましょう。

また、万が一食物アレルギーを起こした場合すぐに病院へ行けるよう、平日の午前中など医療機関を受診出来る時間に与えるようにしましょう。

アレルギーについての注意点

レシピには、特定のアレルギー体質を持つ場合にアレルギー反応を引き起こすおそれのある食品を含む場合がございます。

また、初めて召し上がるお子さまには注意が必要ですので、様子を見ながら少量から食べさせてください。

[特定原材料] えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生

[特定原材料に準ずるもの] アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、もも、やまいも、りんご、ゼラチン、マカダミアナッツ

「料理を楽しむにあたって」の「乳幼児への食事提供について」もご参考ください。

料理を楽しむにあたって

誤飲や誤嚥による事故を予防するポイント

  • 離乳食は月齢の目安のサイズを参考に、食べやすい大きさにして与えましょう。
  • 一口の量は子どもの口に合った無理なく食べられる量にし、自分で手づかみ食べや、スプーンで食べる場合は、量が多くないか、咀嚼して飲み込んでいるか、様子をみましょう。
  • ミニトマト、豆類は、そのままの大きさだとのどに詰まる危険があります。カットして安全な大きさにしましょう。のどに張り付く餅、噛むことが難しいこんにゃくや野菜、固い食材も飲み込むことが難しくなります。
  • 誤って気管支に入りやすいピーナッツなどの固い豆・ナッツ類は、5歳以下の子どもには与えないでください。
  • りんご・梨・柿は喉に詰まりやすい食材です。完了期までは生では与えず、すりおろしたものを加熱して与えましょう。
  • 年長の子どもが、乳幼児にとって危険な食品を与えないよう注意しましょう。

写真提供:ゲッティイメージズ

※当ページクレジット情報のない写真該当