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【管理栄養士監修】離乳食のキウイ|いつから使える?

【管理栄養士監修】離乳食のキウイ|いつからはじめる?

爽やかな酸味のあるキウイ。
ビタミンCや食物繊維を含み、実がやわらかくて調理もしやすいため、離乳食に取り入れたいママやパパも多いのではないでしょうか。
今回は離乳食のキウイはいつから与えられるのか、与え方や下ごしらえのコツなどをご紹介します。
爽やかな酸味のあるキウイ。
ビタミンCや食物繊維を含み、実がやわらかくて調理もしやすいため、離乳食に取り入れたいママやパパも多いのではないでしょうか。
今回は離乳食のキウイはいつから与えられるのか、与え方や下ごしらえのコツなどをご紹介します。

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キウイはいつから食べられる?

離乳食中期からOK!酸味の少ない黄色いキウイがおすすめ

キウイは離乳食中期の生後7〜8ヶ月頃から与えられます。

バナナやりんごといった離乳食によく使われる果物と違い、多少酸味があります。

そのため果物に慣れた中期頃から与えることをおすすめします。

緑色のキウイは酸味が強いものもあるので、離乳食には酸味が少ない黄色いキウイから始めるのがよいでしょう。

皮をむいたキウイの果実をすりつぶしたり、刻んだりして与えます。

たんぱく質を分解する酵素を含むため、手づかみ食べには向きません。口の周りに付着した時は、速やかに拭き取りましょう。

どのぐらいの量を食べさせたらよい?

子ども用スプーンのひとさじから徐々に量を増やしていきます。

初めて食べさせる場合は、ほかの食材と混ぜずに与えます。

キウイの固さや大きさの目安

子どもの成長に合わせて、食材の大きさや固さを変えます。

下の表の1回の目安量は、野菜と果物を合わせた全体の量として考えましょう。

甘いフルーツはメインのおかずではないので、料理に使用したり、そのまま食べるときも、1回の量が多くならないようにしましょう。

キウイの時期別の大きさ・固さの目安

キウイの時期別の大きさ・固さの目安/表

© every, Inc.

下ごしらえのコツは?

・キウイは横半分に切り白い部分と種を取り除く

・細かく刻んでゆでるかレンジで熱を通す

管理栄養士からのワンポイントアドバイス

キウイはしっかり熱を通しましょう。

また、種の部分は赤ちゃんにとっては食べにくい部分です。

大変ですが、月齢が早い時期はできる限り取り除くようにしましょう。

調理方法

時期ごとに調理方法をご紹介します。過去に、MAMADAYSで紹介した離乳食の作り方動画もぜひチェックしてくださいね!

初期(生後5~6ヶ月頃)

この時期の赤ちゃんにはまだ与えません。

中期(生後7~8ヶ月頃)

動画で作り方をチェック!

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後期(生後9〜11ヶ月頃)

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完了期(1歳~1歳6ヶ月頃)

約1cm角に切って与えます。たんぱく質を分解する酵素を含むため、手づかみ食べには向きません。

食物アレルギーについて

キウイは、食物アレルギーを発症する危険性があります。

そのため、初めて食べる際は少量から始めましょう。

また、万が一食物アレルギーを起こした場合すぐに病院へ行けるよう、平日の午前中など医療機関を受診できる時間に与えるようにしましょう。

アレルギーについての注意点

レシピには、特定のアレルギー体質を持つ場合にアレルギー反応を引き起こすおそれのある食品を含む場合がございます。

また、初めて召し上がるお子さまには注意が必要ですので、様子を見ながら少量から食べさせてください。

[特定原材料] えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生

[特定原材料に準ずるもの] アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、もも、やまいも、りんご、ゼラチン、マカダミアナッツ

「料理を楽しむにあたって」の「乳幼児への食事提供について」もご参考ください。

料理を楽しむにあたって

誤飲や誤嚥による事故を予防するポイント

  • 離乳食は月齢の目安のサイズを参考に、食べやすい大きさにして与えましょう。
  • 一口の量は子どもの口に合った無理なく食べられる量にし、自分で手づかみ食べや、スプーンで食べる場合は、量が多くないか、咀嚼して飲み込んでいるか、様子をみましょう。
  • ミニトマト、豆類は、そのままの大きさだとのどに詰まる危険があります。カットして安全な大きさにしましょう。のどに張り付く餅、噛むことが難しいこんにゃくや野菜、固い食材も飲み込むことが難しくなります。
  • 誤って気管支に入りやすいピーナッツなどの固い豆・ナッツ類は、5歳以下の子どもには与えないでください。
  • りんご・梨・柿は喉に詰まりやすい食材です。完了期までは生では与えず、すりおろしたものを加熱して与えましょう。
  • 年長の子どもが、乳幼児にとって危険な食品を与えないよう注意しましょう。

写真提供:ゲッティイメージズ

※当ページクレジット情報のない写真該当