【専門家監修】1歳児の癇癪、どうすれば解決する?原因と対応法 | MAMADAYS(ママデイズ)
【専門家監修】1歳児の癇癪、どうすれば解決する?原因と対応法

【専門家監修】1歳児の癇癪、どうすれば解決する?原因と対応法

赤ちゃんの頃の泣き方と違って、1歳頃になると、体も成長し、泣き声も大きくなってきます。
奇声をあげるように泣かれると、親としては辛いですよね。
1歳頃の癇癪(かんしゃく)について、家庭教育アドバイザーの田宮由美先生が原因やその対応法をお伝えします。
赤ちゃんの頃の泣き方と違って、1歳頃になると、体も成長し、泣き声も大きくなってきます。
奇声をあげるように泣かれると、親としては辛いですよね。
1歳頃の癇癪(かんしゃく)について、家庭教育アドバイザーの田宮由美先生が原因やその対応法をお伝えします。

1歳児が癇癪を起こす原因

赤ちゃんの頃のかわいい泣き声とは違い、体も大きくなってきている1歳児がパニックしたように大声をあげて泣くと、とてもつらく感じますよね。

1歳頃は自分の意思が芽生え始める頃ですが、2、3歳頃の第一次反抗期ほど確立されたものではありません。

もちろん癇癪を起こす原因には、「自分の思い通りにできない」という気持ちが要因の一つでもありますが、この頃は「不快」や「不安」から癇癪を起こすことも多いでしょう。

誕生したての赤ちゃんは、お腹がすいた、おむつが濡れて気持ち悪い、などの「快・不快」の世界を生きています。そのような中、ママやパパがお世話をすることで「不快」が取り除かれ、「快」を得ます。そして同時に「安心」を感じていきます。

この「快」や「安心」はいわば、生きていくための本能的なものです。そのため、これらが脅かされるようなことがあれば、必死で泣き叫び、親に訴えます。

1歳児の癇癪は「思い通りにならない」という気持ちと、「不安」が含まれていると考えられます。

1歳児の癇癪、どう対応したらいい?

1歳児の癇癪の場合、まずは、子どもが不快だと感じる要因がないかチェックして、もしあればそれを取り除いてあげてみてください。

しかし一旦癇癪を起こし始めると、抱っこしても体を反り返し、親の声も聞こえず、気持ちがコントロールできない状態になっていることが多いです。

おむつも替え、お腹も満たし、室温やそのほか、不快に感じることは全て取り除いたにも関わらず、子どもが大泣きし続けることもあります。床や地面に寝転がり、奇声をあげて泣き叫ぶ、また物を投げたり、人を叩いたり、自分の頭を壁にぶつけたりする場合は、その場から退避させましょう。

場が変わると、少し気持ちにも変化が表れ、親の声が届くことがあります。

背中をトントンしたりして気持ちを落ち着かせるようにしましょう。そして子どもの気持ちを代弁してあげてください。

例えば、「○○したかったんだね」「△△は嫌だったのね」と、子どもの気持ちに理解を示せば、少し気持ちが落ち着いてきます。

そしてしっかり抱きしめて泣き止んだら、そのことを褒めてあげてください。

子どもを放置するのはNG

人や物、また自分を傷つけるようなことがなければ、少しの間、見守ることもあってもよいでしょう。しかし、子どもを置いてその場を離れてしまうのはよくありません。

「泣くだけ泣けば、いつか泣き止むでしょう」と放置したくなることもあるかもしれません。

しかし、この時期は特に基本的信頼感が築かれる頃でもあり、放置は子どもの今後の人生や親子関係に大きなマイナスの影響を与える可能性があります。

子どもの癇癪、いつ終わる?

自我がしっかり芽生え、さらに意思表示もするようになる2歳から3歳頃は、もっと激しくなることも懸念されます。子どもによっては、年齢が上がるほど体も大きくなり、対応が大変と感じる場合もあるかもしれません。

しかし、言葉の理解や表現、コミュニケーションの取り方が分かってくれば、徐々に癇癪の抑え方も学習していきます。

経験からいうと、5歳頃には落ち着くパターンが多いように思います。

癇癪には根気よくスキンシップや言葉がけを

子どもが癇癪を起こすと、親もイライラしてつい怒鳴ったり、泣きたくなることもあるかもしれません。しかしそうなると、状況は負のスパイラルに陥ってしまいます。

癇癪は子どもの性格や周囲の環境、発育的に正常な行動などが複雑に組み合って起きるものです。

個人差はあるものの、正常な発達の過程である場合がほとんどなので、親は子育てに自信を持って、焦らずおおらかな気持ちで対応していきましょう。

写真提供:ゲッティイメージズ

※当ページクレジット情報のない写真該当

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