トモニテ
1~3歳 昼寝

1歳〜3歳までのお昼寝の時間はどのくらい?

赤ちゃん時代に比べすっかり幼児らしくなる1〜3歳。
遊びに夢中でお昼寝しなかったり、時間帯がバラバラだったり。悩むママも多いのでは?今回は米国IPHI公認・乳幼児睡眠コンサルタントの愛波文さんに、1歳〜3歳児の睡眠の特徴やお昼寝のポイントについて伺いました。
赤ちゃん時代に比べすっかり幼児らしくなる1〜3歳。
遊びに夢中でお昼寝しなかったり、時間帯がバラバラだったり。悩むママも多いのでは?今回は米国IPHI公認・乳幼児睡眠コンサルタントの愛波文さんに、1歳〜3歳児の睡眠の特徴やお昼寝のポイントについて伺いました。

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1歳〜3歳の睡眠の特徴

少しずつ起き続けていられる時間が長くなり、日中の睡眠の回数(朝寝、昼寝)も変わります。1日のベストな睡眠時間の合計の目安は、1歳〜1歳2ヶ月で約12〜15時間、1歳3ヶ月〜3歳で約11〜14時間です。

(出典:愛波 文(著)西野 精冶(監修)「ママと赤ちゃんのぐっすり本」P16、講談社、2018年)

この時期は、保育園でお昼寝の時間が設定されていることも。

個人差がありますが、3歳〜4歳ぐらいまではお昼寝が必要といわれています。5歳でもまだ必要な子もいます。

疲れたほうがよく眠れると思いがちですが、実は疲れすぎてしまうとストレスになり、寝ぐずりや夜泣きの原因になることもあります。この時期はできる限りお昼寝を取り入れることが大切です。

1歳〜1歳2ヶ月頃のお昼寝のポイント

日中の睡眠が朝寝、昼寝の2回となります。

個人差はありますが、なかなか昼寝をしてくれない子には朝寝は1時間以内にするなど、長くなりすぎないように調整をしてみるのがよいでしょう。

いきなり昼寝をしなくなる子もいて、日中の睡眠を1回に変更する家庭もありますが、寝ぐずりや夜泣き、かんしゃくを起こすことがあれば、朝寝と昼寝の2回に戻してみるのもひとつです。機嫌がよく、ねんねの悩みがない場合は1回でもOKですよ。

1歳〜1歳2ヶ月頃の活動時間(起き続けていられる時間)と特徴

起き続けていられる時間は約3時間〜4時間です。朝寝から起きたら、3時間から3.5時間後に寝かしつけを始めるのが理想です。個人差がありますが、この時期に夜通し寝ていない場合は何か問題が隠れている可能性もあるので、「睡眠の土台」 の確認をするとよいでしょう。

愛波さんより1歳〜1歳2ヶ月のパパママへ

保育園では午後1回のお昼寝となり、疲れから夕方ぐずったり、かんしゃくを起こしたりする場合も。

そんなときは、お迎えの直後に約30〜40分寝かせてあげるのがおすすめです。ベビーカーでも抱っこ紐でも大丈夫です。

夜に寝なくなる心配があるかもしれませんが、短時間寝てリフレッシュさせることで、夕方のかんしゃく、ご飯を食べながら寝てしまうこと、夜間の寝ぐずり、夜泣きなどが改善されることもあります。

1歳3ヶ月〜1歳半のお昼寝のポイント

個人差があり、昼寝が2回必要な子もいれば、1回で大丈夫な子もいます。

だんだん活動できる時間が長くなるので、朝寝までの時間も長くなります。

成長とともに起きていられる時間が長くなるため朝寝までの時間がずれてきます。そうなると、朝寝の時間が徐々に昼寝の時間に近づいてきて、昼寝になり、もともとの昼寝がなくなっていきます。これまでの朝寝が昼寝になり、これまでの朝寝がなくなっていくイメージです。

以下のようなときは、日中の睡眠は1回で大丈夫な可能性があります。

・寝かしつけのときに遊んでしまう

・寝てもすぐ起きてしまう

・朝から車、ベビーカーに乗ってお出かけしても眠らない

・朝寝をしなくても機嫌がよい

・朝寝はするが、昼寝は抵抗して寝ない

1歳3ヶ月〜1歳半の活動時間(起き続けていられる時間)と特徴

起き続けていられる時間は、お昼寝1回の場合、約5〜6時間です。

朝寝と昼寝、日中の睡眠が2回の場合は、起き続けていられる時間は約3時間半〜4時間。夜は10〜11時間眠れる子もいます。

ただどの時期にも言えますが、個人差があるのであくまでも時間は目安としましょう。

1歳半〜3歳のお昼寝のポイント

個人差がありますが、お昼寝が1回となってくる時期です。

1歳半〜2歳では昼寝は1回2〜3時間程度、2〜3歳では昼寝は1回1〜2時間が理想です。

昼寝は午後2時半までに済ませておくとよいでしょう。午後3時以降も寝てしまう場合は、就寝時刻が遅くなってしまうことがあります。

とはいえ、この時期はイヤイヤ期も始まり、思うようにいくことばかりではありません。寝る前の絵本や飲み物などを要求されることも多くあります。絵本は何冊までと決めるなど、寝る前のルーティンを決めておくとよいですね。

また、2歳前後では想像力も増してきて、暗がりを怖がることもあります。天井についている常夜灯では明るすぎるので、足元を照らす暖色系のナイトライトの使用がおすすめです。

また、何が怖いと思う原因なのか、聞いてあげることも大切。意外と壁のポスターの絵に怯えていて、それをとってあげただけで安心して眠れる子もいます。

2歳8ヶ月、お昼寝を長めにすると夜全然寝てくれません。(ママデイズユーザーの声)

  • 愛波さんよりアドバイス

    2歳以降のお子さんのお昼寝の目安は、1.5~2時間です。
    2歳8ヶ月だともう少しで3歳なので、昼寝が長くなってしまうと夜寝てくれないことはあると思います。たとえば、昼寝を3時間してしまうと体力が有り余ってしまい、夜眠れないということはあります。
    1.5時間から2時間を目安に起こしてあげるのがよいでしょう。保育園の場合、保育士さんが大勢のお子さんをケアしているのでお昼寝を短くするのは難しいかもしれません。そのようなときは帰り道に歩かせたり、スキップなど体を動かすようにしてみましょう。余裕があれば、少し遠回りして帰る、公園に寄るなど、またはお風呂で遊ぶなど運動をしてみてください。
    ただ少し夜寝る時間が少し遅くなってしまっても、心配しすぎないでください。
    最初の深い睡眠がしっかりとれるように、睡眠環境をきちんと整え、パパやママとのふれあいも意識してみましょう。



お昼寝・ねんね便利グッズ3選

赤ちゃんが寝ているときは、様子が気になって落ち着かないもの。

そんなときに活躍する、赤ちゃんのお昼寝やねんねにぴったりの便利グッズをご紹介します。

パナソニック モニター付き屋内カメラ「スマ@ホーム」

別室で寝かせる場合に便利なカメラ・モニターです。持ち運べるモニターで、キッチンやリビングで赤ちゃんの様子を確認することができます。

おすすめポイント

  • 赤ちゃんが安心する「おやすみ音」「子守唄」が流せる!
  • モニターを通じてママ・パパが声かけできる!
  • 温度センサーで室内の温度変化をお知らせ!

赤ちゃん体動モニタリングセンサ「ベビーセンスホーム」

赤ちゃんを寝かせるベッドや布団にセットすることで、動きを感知し、異常があったときにお知らせするセンサーです。

育児中は赤ちゃんが無事か様子が気になって目が離せない、ということも。そんなときに便利な見守りアイテムです。

おすすめポイント

  • 感度が高いセンサーでモニター映像ではわからない動きの変化を検知
  • ボタンひとつででかんたんに操作可能

すみっコぐらしのおやすみライトミニ

暖色のやさしい明るさが特徴のおやすみライトです。3段階に調節できるので、夜間の授乳にも便利です。かわいらしいデザインで大人も子どもも癒されますよ。

おすすめポイント

  • 枕元・足元をやさしく照らすおやすみライト
  • やわらかく怪我をしにくいシリコーン素材
  • 明るさはシーンに合わせて3段階に調節できる

愛波さんよりメッセージ

1歳〜3歳ではまだまだお昼寝が必要な時期ですが、日中の刺激でうまく眠れずに夜泣きが始まったりすることはよくあります。

少しずつ環境に慣れてリズムが整うので、できる範囲で睡眠の環境を整えてあげられるとよいでしょう。

仕事に家事に寝かしつけと、スケジュール通りにこなすのは簡単ではありません。

ときには手を抜いてママも無理をしないでほしいですね。

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今回は1〜3歳のお昼寝についてお伝えしました。

個人差がありますが、子どもが起きていられる時間や、時期ごとの特徴があります。それぞれのお子さんのお昼寝のしやすいポイントやヒントが見つかり、ママが少しでもリラックスできることを期待しています。

参考:愛波 文(著)、西野 精冶(監修)、「ママと赤ちゃんのぐっすり本」、講談社、2018年

愛波文さんの著書「ママと赤ちゃんのぐっすり本」(講談社)は現在発売中

愛波文さんのページ

Blog:https://ameblo.jp/babysleepsite

HP: https://sleepingsmartconsulting.com

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