
【赤ちゃんのせき・ゼーゼーが主症状の病気】急性気管支炎
かぜのウイルスが、気管支に炎症をもたらします。たんのからんだせきが特徴。
かぜのウイルスが、気管支に炎症をもたらします。たんのからんだせきが特徴。
どんな病気?
始めはコンコンという乾いたせきですが、しだいにたんのからんだゴボゴボという湿ったせきになり、多くは38℃前後の熱が出ます。2歳以下の赤ちゃんはゼーゼーすることも。
多くはせきのやや多いかぜの形をとりますが、症状が重くなると、せきがひどく、高熱が続き、息苦しくなって呼吸困難を起こすなどの症状が出ることもあります。レントゲン検査などで肺炎との区別が必要となります。
熱は1週間くらいで下がりますが、完全にせきが止まるまでには、3週間くらいかかることがあります。
治療とケア
抗菌薬を使い、せき止めや去痰薬、解熱薬なども併用されます。家では、たんが出やすいよう、水分をたっぷり与えます。
写真提供:ゲッティイメージズ
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