
0歳児の風船遊び どうやって遊ぶ?
0歳児と風船遊び
「ねんね」「おすわり」「たっち」の発達段階にあった0歳児の風船遊びについて紹介します。
風船を使うときは大人が目を離さないようにしましょう。
ねんね
個人差がありますが、ねんねは生後6ヶ月未満ぐらいの時期。赤ちゃんに呼びかけると音のする方向を向いたり、一点を見つめたり、目で追ったり、喃語(なんご)を発したり、ねんねをさせながら一緒に遊ぶことができますね。
風船に鈴をつけて、天井からつるしてゆらすと風船の動きを目で追ったり、手をのばしたり、音を楽しんだりします。機嫌がよいと手足をばたつかせる姿もみられるでしょう。
また、この時期はスキンシップを通して愛着が育つとされています。抱っこをした状態でつるした風船を大人がゆらし、戻ってきた風船に一緒に触るのもおすすめです。
おすわり
個人差がありますが、おすわりは生後7ヶ月前後からできるようになることが多いです。おすわりができるようになると、座った姿勢で両手が自由に使えるようになります。
風船に子どもの好きなイラストを油性ペンで描くことも視覚的に楽しめておすすめです。赤ちゃんは気に入った風船を取ろうと前のめりになったり、指で差すなどして楽しめます。その際は風船が割れないよう、風船専用のペンを使用するなど安全性を考慮するとよいですね。
また、ふくらませた風船をふとん圧縮袋の中にしきつめて掃除機で空気を抜くとバルーンマットができあがります。安全に配慮しながら、上に乗って弾んだり、寝転がったりして遊んでみましょう。
たっち
個人差がありますが、生後9ヶ月頃にはいはいが上手に、1歳前後につかまり立ちやつたい歩きができるようになります。このように運動機能が発達すると、自力で移動できる範囲が増えるようになります。この時期は風船を落としてみたり、風船をやさしくパスしてみましょう。はいはいをしながら風船を追ったり、大人へ風船を運んだりして楽しむことができます。
風船の動きを少し変化させるために、風船に布テープやビニールテープを隙間なく貼ってもいいでしょう。風船がやさしく跳ねるボールになり、また割れにくくなります。
たっちの時期は、赤ちゃんが自分の思いを喃語(なんご)や身振りで伝えることが増える時期です。ぜひ、風船遊びの中で子どもが何を伝えたいのか考え、話しかけてみましょう。
0歳児の風船遊びのメリット
風船遊びのメリットを紹介します。
当たっても痛くない
風船の動きはゆっくりであり、またやわらかいため体に当たっても痛くありません。ただし、顔に向けると目や口に風船が当たる可能性もあるので気をつけましょう。
1人でもみんなでも遊べる
カラフルな風船は0歳児にとって持っているだけで楽しいおもちゃです。
また、パパやママ、きょうだいも一緒になって遊ぶことができます。
体をたくさん動かすことができる
風船は上下左右、不規則にふわふわと動きます。風船を一生懸命追いかけていると、室内でも無意識のうちに運動量を増やすことができます。
手に入れやすい
風船は100円ショップやコンビニエンスストア、ドラッグストアなどでも購入することができます。遊びたいときに購入できるのも風船遊びのメリットのひとつです。
風船で遊ぶときの注意点
0歳児と楽しむ風船遊び。気を付けるポイントを紹介します。
割れる
風船の上に乗る、衣類のボタンなどの飾りが当たるといった衝撃が加わると風船は割れることもあります。風船が割れると、割れた拍子に風船の破片が顔に当たりケガをする恐れがあります。
風船はパンパンになるまでふくらまそうとせず、ゆとりがある状態で息を吹き込むのを止めましょう。
また、風船で遊ぶときは、周囲に割れる原因になるようなものがない環境をつくってから遊びましょう。
舐める・誤飲
0歳児は手につかんだものを口に入れることで、どんなものかを知ろうとします。風船を手にしたら、「これはなんだろう」という気持ちから口に入れてしまうことはよくあることです。
誤飲とは食物以外の物を誤って食べてしまうこといいます。風船を誤飲すると、呼吸困難や窒息といった危険な状態になる恐れがあります。
特に、自分でものをつかめるようになる0歳児の誤飲や、窒息による事故が最も多いという統計が東京消防庁から発表されています。
ふくらませていない風船やしぼんだ風船は子どもの手の届かない場所に保管し、もし風船が割れたら破片を速やかに片づけるようにしましょう。
転倒
風船を飛ばすとあちこち不規則に動きます。風船を追いかけて転んだり、風船に寄りかかったまま前のめりになっておでこを打つなど、思わぬケガが生じる可能性があります。
大人はいつでも支えられる位置で子どもの遊びを見守りましょう。
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風船は0歳児の室内遊びにぴったりのおもちゃです。
風船をそのまま使うのもよいですが、天井からつるしたり、鈴をつけたり、絵をかいたり、ボールプールを作ったりなどアレンジで遊び方を広げることができます。
ぜひいろいろな風船の遊び方にチャレンジしてくださいね。
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