
【妊娠中に気をつけたい感染症】風疹
風疹ウイルスに感染することで起こります。できれば妊娠前にワクチンを受けておきましょう。
風疹ウイルスに感染することで起こります。できれば妊娠前にワクチンを受けておきましょう。
赤ちゃんへの影響
風疹は風疹ウイルスに感染することによって起こり、「三日ばしか」とも呼ばれます。ふだんならかかっても大したことのない病気ですが、妊娠初期にかかると、赤ちゃんへの影響が心配されます。白内障、難聴、心臓奇形などの障害をもって生まれてくることがあります。
初期の8週までにかかった場合、障害の確率が高くなりますが、妊娠20週を過ぎてかかっても胎児への影響はほとんどないといわれています。
もし、初期にかかってしまったら、医師と相談を。また、妊娠初期の血液検査では風疹の抗体価も調べます。陰性の場合は、風疹にかかる可能性がありますから風疹患者と接触しないよう注意しましょう。
対処法
風疹にかからない最もよい方法は、妊娠する前に風疹の抗体検査をしておくことです。陽性ならOKですが、陰性で免疫がない場合はワクチン接種を受けておきましょう。接種後2か月間、避妊してください。
写真提供:ゲッティイメージズ
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