【管理栄養士監修】離乳食の献立の立て方と、完了期(1歳〜1歳半頃)の献立表 | MAMADAYS(ママデイズ)
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【管理栄養士監修】離乳食の献立の立て方と、完了期(1歳〜1歳半頃)の献立表

離乳完了期(1歳〜1歳半)の献立、どうやって立てたらいいか悩んだことはありませんか?
離乳完了期(1歳〜1歳半)の献立の立て方と、メニューの参考になる1日分の献立やレシピ動画などを紹介します。
離乳完了期(1歳〜1歳半)の献立、どうやって立てたらいいか悩んだことはありませんか?
離乳完了期(1歳〜1歳半)の献立の立て方と、メニューの参考になる1日分の献立やレシピ動画などを紹介します。

離乳完了期(1歳〜1歳半頃)の献立の立て方

離乳完了期は1日3回離乳食を与えて、食事のリズムを大切にしていきます。

また、この時期の子どもは胃が小さく一度に食べられる量が大人に比べて少ないため、1日3回の食事だけではエネルギーや栄養素が足りないことがあります。
そのため、離乳完了期(1歳〜1歳半頃)以降は1日1〜2回、食事を補うという意味の補食として、必要に応じておやつ(間食ともいう)を与えます。


保育園では1〜2歳の子どもの場合、10時頃と15時頃におやつを与えているところが多いです。

この時期は、1日で下記の3つの食品グループを取り入れるようにすると、栄養バランスがとれた献立を立てられます。

  • 軟飯などの「エネルギー源」(主食)
  • 野菜や果物などの「ビタミン・ミネラル源」(副菜)
  • 肉や魚、卵、豆腐などの「たんぱく質源」(主菜)

生後9ヶ月と10ヶ月、11ヶ月の離乳食の違いは?

月齢が進むにつれて、次のステップの離乳完了期(幼児食)にむけて、下記のように少しずつ変化をつけていきましょう。

  • 与える量を少しずつ増やす
  • 食材を切る大きさを少しずつ大きくする
  • ご飯は軟飯からだんだん大人と同じご飯に近づけて水分量を減らしていく

おやつは何をあげたらよい?

おやつのメニューは、おにぎり、いも類、牛乳・乳製品、果物などの自然の味を活かしたものがおすすめです。
小麦粉やホットケーキミックスなどを使ったホットケーキや蒸しパンなどの簡単な手作りのおやつも、食事とは違った食べる楽しさを味わうことができます。

外出の際など、時には子ども用の市販のお菓子などの、薄味で油っぽくないお菓子を利用するのも便利です。
市販のお菓子を選ぶ場合は、パッケージ裏面などの原材料表示に書いてある食品添加物を確かめて、合成着色料、人工甘味料、合成保存料などを使用していないものを選ぶとよいでしょう。
塩味、甘味、香辛料の強いお菓子は与えすぎないようにします。

また、食事に影響しないように、食べる量をあらかじめお皿や袋に入れておくなど、量が多すぎないように配慮してください。

おやつのタイミングは水分補給をするのにもよいタイミングのため、ノンカフェインの麦茶を与えたり、食事にとり入れにくい乳製品の牛乳でカルシウムを補給するのもおすすめです。
甘いジュースはこの時期はできるだけ避けましょう。

量はどれくらい?

離乳食の量

1食分の食材の目安量をご紹介します。

子どもによって体格の大きさやよく食べる子ども、少食の子どもなど個性があったり、その日の気分や体調によっても沢山食べてくれるときとそうでないときなどがあります。


ここで紹介する数字は厳密に守らなくてはいけないわけではなく、子どもの個性やペースを尊重しながら、あせらずゆったりとした気持ちで進めていきましょう。

「エネルギー源」の食品グループ

  • 軟飯……90gまたはご飯80g
  • 食パン……40〜50g(8枚切り1枚弱〜1枚くらい)
  • 麺類(ゆで)……90〜130g
  • いも類……30g

「ビタミン・ミネラル源」の食品グループ

  • 野菜や果物……40〜50g

「たんぱく質源」の食品グループ

  • 魚類……15〜20g
  • 肉類……15〜20g
  • 豆腐……50〜55g
  • 卵……全卵1/2〜2/3個
  • 乳製品……100g

※同じグループから2種類使うときは、豆腐25gと乳製品50gというように、半分量で組み合わせてください。

おやつの量

おやつの量は、1〜2歳の子どもの場合は1日で合計100〜150kcalくらいが目安です。
1日2回おやつを与える場合はこれを2回に分けて与えます。

100kcalのおやつの目安の量を紹介します。大体これくらいという参考にしてみてくださいね。

  • 牛乳……150ml
  • ヨーグルト……150g
  • バナナ……目安1本(皮を除いて120g)
  • 蒸したさつまいも……目安2/3本(80g)
  • とうもろこし……目安1本(100g)
  • ホットケーキ……40g

※堤ちはる・土井正子編著「子育て・子育ちを支援する子どもの食と栄養」萌文書林、2018年(p.142 100kcalの間食の例)より一部抜粋

離乳完了期(1歳〜1歳6ヶ月)の1日分の献立表とレシピ動画

離乳完了期(1歳〜1歳6ヶ月)献立例を紹介します。
紹介した献立の作り方が見られるレシピ動画もぜひ参考にしてみてください。

朝:1食目(例7:00頃)

「鶏肉のクリームコーン煮」
「食パン」8枚切り1枚

ご飯にもパンにも合うクリームコーン煮です。お肉と野菜が一度にとれるレシピです。
冷凍保存もできるので、まとめて作ってストックしておくと重宝しますよ。

完了期献立

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栄養バランスをチェック(使用している主な食材を3つの食品グループに当てはめると……)

「エネルギー源」……食パン
「ビタミン・ミネラル源」……にんじん、ブロッコリー、クリームコーン
「たんぱく質源」……鶏もも肉

献立のレシピを動画でチェック

おとなの食事にもよく使う鶏もも肉をパクパク期のメニューに取り入れてみませんか?
クリームコーンの優しい甘さがごはんにもパンにも合います。
米粉でとろみをつければ冷凍保存もOK!

おやつ(例10:00頃)

「ヨーグルト」80gくらい
「麦茶」

栄養バランスをチェック(使用している主な食材を3つの食品グループに当てはめると……)

「たんぱく質源」……ヨーグルト

昼:2食目(例12:00頃)

「納豆ごはんおやき」
「トマト」

ねばねばする納豆を食べやすい手づかみメニューにしたおやきです。
袋で混ぜて作るので手軽に作れます。

トマトなどの野菜を食べやすい大きさに切って副菜として添えると栄養バランスが更によくなりますよ。

完了期献立2

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トマト

栄養バランスをチェック(使用している主な食材を3つの食品グループに当てはめると……)

「エネルギー源」……軟飯
「ビタミン・ミネラル源」……細ねぎ、焼きのり、トマト
「たんぱく質源」……ひきわり納豆、しらす

献立のレシピを動画でチェック

子どもが好きな納豆!でも手づかみするとねばねばで大変なことになりがちですよね。
手づかみで食べやすい納豆おやきのレシピをご紹介します!
冷凍ストックもOK!納豆にはたんぱく質や鉄分、ビタミンKなどが含まれています。

おやつ(例15:00頃)

「レーズンバナナクッキー」2〜3枚(レシピの1/12量で約50kcal)
「麦茶」

離乳食期に不足しがちな鉄分が含まれている、レーズンを使ったクッキーです。
砂糖は使わずバナナの甘みを活かしています。
しっとりしたクッキーなので手づかみの練習にもぴったりですよ。

完了期献立3

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栄養バランスをチェック(使用している主な食材を3つの食品のグループに当てはめると……)

「エネルギー源」……薄力粉、サラダ油
「ビタミン・ミネラル源」……レーズン、バナナ

おやつのレシピを動画でチェック

レーズンには離乳食期に不足しがちな鉄分が含まれています。
そのままでは食べにくいので小さく刻んでクッキーに混ぜてみました。
しっとりしたクッキーなので、手づかみ食べの練習にもぴったりです。

夕:3食目(例 18:00頃)

「野菜入りさばーぐ」(さばのハンバーグ)
「ほうれん草のソテー」
「軟飯」

さばの水煮缶を使った栄養たっぷりの魚ハンバーグです。
缶詰を使うので調理が楽で、ママ・パパも助かります。
ほうれん草とコーンのソテーも添えると栄養バランスが更によくなります。

離乳完了期3

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栄養バランスをチェック(使用している主な食材を3つの食品のグループに当てはめると……)

「エネルギー源」……軟飯
「ビタミン・ミネラル源」……玉ねぎ、にんじん、ピーマン、ほうれん草、コーン
「たんぱく質源」……さばの水煮缶(食塩不使用または減塩タイプ)、木綿豆腐

献立のレシピを動画でチェック

お魚を食べさせたいけれど調理が少し苦手…
そんなときに便利なさば缶を使ったレシピをご紹介します!
下処理をすれば離乳食からも使えます!もちろんママ・パパも美味しく食べられますよ。
冷凍ストックもOKです!

アレルギーについての注意点

レシピには、特定のアレルギー体質を持つ場合にアレルギー反応を引き起こすおそれのある食品を含む場合がございます。

また、初めて召し上がるお子さまには注意が必要ですので、様子を見ながら少量から食べさせてください。

[特定原材料] 卵、乳、小麦、えび、かに、そば、落花生

[特定原材料に準ずるもの] アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン、 ごま、カシューナッツ

 必ず「料理を楽しむにあたって」の「乳幼児への食事提供について」を事前にご確認の上ご利用をお願いいたします。

料理を楽しむにあたって

参考

「授乳・離乳の支援ガイド」 (厚生労働省)

五十嵐隆(監修)「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)実践の手引き」公益財団法人 母子衛生研究会、2020年

堤ちはる・土井正子編著「子育て・子育ちを支援する子どもの食と栄養」萌文書林、2018年

写真提供:ゲッティイメージズ

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