トモニテ
【管理栄養士監修】離乳食のチャーハン|しらす入りのレシピも紹介

© every, Inc.

【管理栄養士監修】離乳食のチャーハン|しらす入りのレシピも紹介

離乳食のチャーハンはいつから?レシピや献立はどんなものがある?と疑問に思ったことはありませんか?
この記事では、離乳食のチャーハンについて、与えられる時期や、動画で見られる取り分けレシピ、献立の例などを紹介します。
離乳食のチャーハンはいつから?レシピや献立はどんなものがある?と疑問に思ったことはありませんか?
この記事では、離乳食のチャーハンについて、与えられる時期や、動画で見られる取り分けレシピ、献立の例などを紹介します。

いつから与えられる?

離乳食のチャーハンは離乳後期(生後9〜11ヶ月頃)から与えられますが、この時期はご飯の目安が5倍がゆ〜軟飯なので、少し水分を含ませたやわらかい状態で与えましょう。

離乳完了期(1歳〜1歳6ヶ月頃)になると、軟飯〜普通のご飯が食べられるようになってくるため、一般的なパラパラとしたチャーハンも与えられるようになります。

油の量や味付けは大人のチャーハンの半分以下にしましょう。

最初に少量の油でご飯と具材を炒めて、子どもの分を取り分けてから、大人の分のチャーハンに油と調味料を追加して作る方法もおすすめです。

卵を加える場合は、生や半熟の状態はこの時期は与えられないことと、食物アレルギーを引き起こしやすくなるため、完全に火を通してください。

レシピを動画で確認

MAMADAYSで人気のチャーハンのレシピを2つ紹介します。

どちらのレシピも、大人用の食事から離乳食用に必要な量を取り分けて作る「取り分け離乳食」になっています。

大人用のチャーハンも一緒に作ることができて便利なので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

納豆、ツナ水煮缶、しらすを使ったチャーハン

大人用のチャーハンを作りながら、離乳後期(生後9〜11ヶ月頃)と離乳完了期(1歳〜1歳6ヶ月頃)の2つの時期の離乳食の取り分け方法がわかるレシピになっています。

「離乳食取り分けレシピ 納豆チャーハン」(生後9〜11ヶ月・1歳〜1歳6ヶ月頃から)

関連記事
離乳食と大人用の食事を準備するのって大変と感じたことはありませんか?
そんなときは味付けの段階で取り分けて、一工夫すればお子様の分も完成します。
栄養が豊富な納豆!簡単に作れて、これ一つで主食・タンパク質・野菜がとれます。

チャーハンを取り入れた離乳食の献立例

離乳食のチャーハンにおすすめの献立例を紹介します。ぜひ参考にしてみてくださいね。

対象

離乳後期(生後9〜11ヶ月頃)、離乳完了期(1歳〜1歳6ヶ月頃)

献立例

・チャーハン

(レシピは上記の「お昼ごはんに! 取り分けできる定番チャーハン」を想定)

・まいたけとレタスのスープ

まいたけとレタスのスープのレシピ

まいたけとレタスのスープのレシピ

まいたけからだしが出るので、スープのもとがいりません。

材料

 まいたけ 適量

 レタス  適量

 水    適量(1人分の量は、子ども70ml、大人150mlが目安です)

1.まいたけとレタスは細かく刻んでおく。

2.水を入れた小鍋に、1のまいたけとレタスを加えて加熱する。

3.離乳完了期は少量の醤油で味付けする。

栄養バランスをチェック

使用した主な食材を3つの食品グループに当てはめると……

・チャーハン

エネルギー源 ご飯

たんぱく質源 卵、鶏ひき肉

ビタミン・ミネラル源 玉ねぎ、にんじん、小松菜

・まいたけとレタスのスープ

ビタミン・ミネラル源 まいたけ、レタス

チャーハンは1皿でエネルギー源、たんぱく質源、ビタミン・ミネラル源の3つの食品グループをとれるメニューです。

まいたけとレタスのスープを加えることで、献立としてもボリュームが出て、ビタミン・ミネラル源の食材の量も増やすことができます。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

アレルギーについての注意点

レシピには、特定のアレルギー体質を持つ場合にアレルギー反応を引き起こすおそれのある食品を含む場合がございます。

また、初めて召し上がるお子さまには注意が必要ですので、様子を見ながら少量から食べさせてください。

[特定原材料] えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生

[特定原材料に準ずるもの] アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、もも、やまいも、りんご、ゼラチン、マカダミアナッツ

「料理を楽しむにあたって」の「乳幼児への食事提供について」もご参考ください。

料理を楽しむにあたって

参考:

授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版) 」(厚生労働省)