【医師監修】妊婦健診の出産までのスケジュールは? | MAMADAYS(ママデイズ)
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妊婦健診 スケジュール

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【医師監修】妊婦健診の出産までのスケジュールは?

妊娠がわかったら出産まで受ける妊婦健診。
日々変化するママの体と、成長するおなかの赤ちゃんの健康を観察するために欠かせません。とはいえ忙しいママにとって、どのくらい通えばよいのかスケジュールは気になるところです。妊婦健診の内容や注意点とともにお伝えします。

妊娠がわかったら出産まで受ける妊婦健診。
日々変化するママの体と、成長するおなかの赤ちゃんの健康を観察するために欠かせません。とはいえ忙しいママにとって、どのくらい通えばよいのかスケジュールは気になるところです。妊婦健診の内容や注意点とともにお伝えします。

妊婦健診とは?

妊婦健診は正式には「妊婦健康診査」といいます。

妊娠がわかってから出産まで定期的に受ける健診です。

妊婦健診の目的

妊婦健診でママの健康状態とおなかの赤ちゃんの発育状態を定期的に確認します。

ママの体に異常がないか、おなかの赤ちゃんが元気かどうかは健診でさまざまな項目を確認しないとわかりません。

定期的な診察により、もしママや赤ちゃんに異常が見つかっても、早めに適切な対応が可能です。

また、ママとパパのわからないことや不安なことなどを医師や助産師に相談できるよい機会です。

安全なお産のためにも、忙しくても、たとえ体調がよく不安に思う点がなくても、必ず受けるようにしましょう。

妊婦健診のスケジュール表

妊娠がわかってから出産まで、国が推奨する妊婦健診のスケジュールは14回程度です。ただし妊娠の経過に異常があったり、多胎などの場合はこの限りではありません。それぞれ主治医の指示に従って受診しましょう。

施設によっても内容や時期が変わることがありますが、以下に一般的な妊婦健診のスケジュールをご紹介します。

妊婦健診スケジュール

© 2015 every, Inc.

「標準的な妊婦健診の例」から抜粋、(厚生労働省)をもとに加工して作成)

(2020年10月13日閲覧)

妊婦健診の内容は?

妊婦健診で行うおもな検査や項目

妊婦健診では毎回行う基本的な検査と、妊娠の週数に応じて行う検査があります。

詳しい内容については以下の記事も参考にしてみてください。

妊娠が発覚すると、定期的に妊婦健康診査が必要になります。どうして必要?どれくらい行くの?出産までのスケジュールは?など、妊婦健診にまつわる情報をお伝えします。

妊娠超音波(エコー)検査

妊娠の初期から出産まで赤ちゃんの発育状態を確認するのが妊娠超音波検査です。

エコー写真の見方については以下の記事も参考にしてください。

妊婦検診での一番の楽しみはエコーというプレママは多いのではないでしょうか。しかし画面に映っているものや数字やアルファベットは専門的に見えてわかりにくいですよね。そこで今回は妊婦検診がもっと楽しくなる2Dエコーの見方について、助産師さきさんに解説いただきました。

子宮頸管長チェック

妊娠中期以降の妊婦健診では子宮頸管(しきゅうけいかん)の長さを測定することがあります。

子宮頸管が短いと、早産につながる場合があります。予防のため安静が必要になることも。

詳しい内容は以下の記事を参考にしてください。

産婦人科の健診で「子宮頸管が短いかも……」と診断されて初めて「子宮頸管の場所はどこ?」と思うママも多いのではないでしょうか。子宮頸管の長さは、正期産を迎えられるかどうかの重要なポイントです。子宮頸管の位置・長さ・超音波検査など詳しくお伝えします。

ノンストレステスト(NST)

分娩監視装置という機械をおなかにつけてノンストレステストを行います。ママのおなかの張り具合や赤ちゃんの心拍数を観察して、おなかの赤ちゃんが元気に出産に臨めるかどうかを確認します。通常妊娠後期に行いますが、必要に応じてそれ以外の時期に行うこともあります。

ノンストレステストについては、こちらの記事も参考にしてください。

血液検査や超音波検査などさなまざまな項目がある妊婦健診。スケジュールの後半にはノンストレステストというものがあります。どんな風に?何のために行うの?
あまり知られていない妊婦健診で行うNST(ノンストレステスト)の内容や費用についてご紹介します。

妊婦健診の注意点は?

着脱しやすい服装で

さまざまな検査を行う妊婦健診。あわてずに受診するためには着脱しやすいことがポイントです。行う検査によっても受けやすい服装が変わります。以下の記事でポイントを確認してみてくださいね。

採血やエコー、内診など、さまざまな項目がある妊婦健診。スムーズに検査を受けるためにはどんな服装がよいのでしょうか?
妊婦健診の服装に悩むママにおすすめの服装をお伝えします。

妊婦健診の補助券を持参しよう

妊婦健診にかかる費用は保険が利かず基本的に自費となりますが、各自治体からそれぞれ助成があります。

母子健康手帳を受け取る際に、「妊婦健康診査受診票」「妊婦健康診査費用補助券」などといった公費で負担するための券が交付されます。ぜひ有効に使用しましょう。

妊婦健診の費用が自費と知り、驚いたママもいるのではないでしょうか?
しかし、各自治体からそれぞれ助成があり、以前に比べ自己負担は軽くなってきています。今回は妊婦健診の補助券(受診券)などの手に入れ方、使い方についてお伝えします。

付き添いはルールを守り周囲への配慮を

感染症が流行する時期は病院への付き添いを制限されることもありますが、体調の悪いときに家族やパートナーがそばにいるのは心強いものです。

妊婦健診の付き添いについては以下の記事を参考にしてみてくださいね。

ママの体調が悪いとき、妊婦健診にパートナーの付き添いがあると安心ですよね。お腹の赤ちゃんの成長も一緒に確認できます。とはいえ「産婦人科に男性が入っても大丈夫?」と思うこともあるのではないでしょうか。健診の付き添いをするメリットや注意点についてお伝えします。

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妊婦健診は安全な出産、ママと赤ちゃんの健康を守るための大切な健診です。定期的に受けることで異常の早期発見につながります。ただし、腹痛や出血、胎動が少なくなったなどの異常を感じたら健診を待たずに受診しましょう。

参考:

  • 『すこやかな妊娠と出産のために』、(厚生労働省)

https://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/boshi-hoken10/

(2020年10月14日閲覧)

  • 『妊婦健康診査の公費負担の状況に係る調査結果について』、(厚生労働省)

https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000176691_00001.html

(2020年10月14日閲覧)

  • 関沢明彦、岡井崇(監修)、「新版 安心すこやか妊娠・出産ガイドー妊娠・出産の全てがこの1冊でわかる」

昭和大学病院総合周産期母子医療センター編、メディカ出版、2019年

  • 安達知子(監修)、『はじめてママ&パパの妊娠・出産』、主婦の友社、2018年