【管理栄養士監修】赤ちゃんのおやつはいつから?量はどれくらい? | MAMADAYS(ママデイズ)
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【管理栄養士監修】赤ちゃんのおやつはいつから?量はどれくらい?

【管理栄養士監修】赤ちゃんのおやつはいつから?量はどれくらい?

離乳食を開始してしばらくすると、おやつを与えたほうがよいのか、迷ってしまうことはありませんか?今回は、おやつはいつから、どれくらい与えたらよいか、また市販のおやつを選ぶ際のポイントなども紹介します。
離乳食を開始してしばらくすると、おやつを与えたほうがよいのか、迷ってしまうことはありませんか?今回は、おやつはいつから、どれくらい与えたらよいか、また市販のおやつを選ぶ際のポイントなども紹介します。

赤ちゃんのおやつ、いつから与える?

1歳になるまでは与えなくてよい

離乳初期(生後5~6ヶ月頃)から離乳後期(生後9~11ヶ月頃)までは、離乳食でとるエネルギーや栄養素で足りない分を、母乳や育児用ミルクで補います。

そのため、まだ習慣的におやつを与える必要はありません。

1歳をすぎると、成長のためのエネルギーや栄養素がさらに必要になりますが、まだ胃の容量が小さく消化器官の発達も未熟なため、1日3回の食事だけでは足りない分のエネルギーや栄養素を、食事の一部としての「おやつ(間食)」で補う必要があります。

離乳完了期(1歳~1歳6ヶ月頃)に入り、1日3回の食事が安定して食べられるようになったら、以下のポイントに注意しておやつを与えましょう。

・食事と同様、おやつもなるべく時間を決めて、生活リズムに沿って規則的に与える

・食事に影響が出ないように、1日1~2回を目安に与え、与えすぎに注意する

与える時間は食事まで2〜3時間空くようにするとよいでしょう。

一般的に保育園では、1〜2歳の子どもは1日2回、10時頃と15時頃、3歳〜5歳の子どもは1日1回、15時頃におやつを与えるところが多いようです。

管理栄養士からのワンポイントアドバイス

おやつであっても、なるべくテーブルについて食べる習慣を身につけることも大切です。

食事の時間よりもゆったりと過ごすことができるので、食べる前に手を洗ったり、いただきますを言うなどの習慣もぜひ意識して行ってみてください。

また、量を多く与えすぎないようにするためには、お皿に適量を移してから与えるようにするとよいですよ。

何を与えればいいの?

おやつといっても、大人が食べるようなスナック菓子や、チョコレート、ケーキなどといった「嗜好品」にあたるものは、砂糖や油分が多く使用されていることが多いためあまりふさわしくありません。

食事の一部(間食)としてのおやつなので、甘いものである必要もありません。

おにぎりや、ふかしたさつまいもやじゃがいも、果物や野菜、牛乳やヨーグルトやチーズなど、なるべく砂糖や塩などが少なく、自然の味を生かしたものをおやつとして与えるのがおすすめです。

特に、牛乳や乳製品、果物などは、食事でとりづらい場合も多いので、ぜひおやつの時間を活用してみてください(食物アレルギーがある場合は除きます)。

ときには小麦粉やホットケーキミックスなどを使用して、ホットケーキや蒸しパンなどで、甘さを控えめにした手作りのおやつを用意するのもよいかもしれません。

管理栄養士からのワンポイントアドバイス

おやつを食べるようになると、それだけ虫歯になるリスクも高くなります。離乳完了期(1歳~1歳6ヶ月頃)に入る頃には、歯が数本生え始めている子どもも多くなるため、砂糖がなるべく少なく、虫歯になりにくいおやつを選ぶのがおすすめです。

下記の動画も参考にしてくださいね。

一度子どもに甘いものをあげると、ずっと欲しがることありませんか?
「おやつ=甘いお菓子」ではなく、「おやつ=補食」と考え、市販のお菓子ではなく、芋や果物で甘味を覚えさせましょう!
旬の果物は栄養価が高いのでおすすめです。

どれくらいの量を与えればいいの?

1歳~2歳児のおやつの適量は、1日に必要な総エネルギー量の10~15%とされていて、100~150kcalが目安、3歳~5児では総エネルギー量の15~20%、200~260kcalが目安となります。

100kcal相当にあたる具体的な食品と量の例を以下に挙げます。

・牛乳:150ml

・ヨーグルト:150g

・バナナ:120g(約1本)

・ふかしさつまいも:80g(約2/3本)

・とうもろこし:100g(約小1本)

これらはあくまで例ですが、おおよそこれらの量を、1~2回に分けて与えます。

1日2回おやつを与える場合は、たとえば1回目のおやつの時間は牛乳75ml程度(子ども用のコップに約1/3程度)、2回目のおやつの時間はバナナ約1/2本のように、半分ずつ組み合わせながら与えて大丈夫ですよ。

量は食事に影響が出ないように、子どもの様子を見ながら調節してくださいね。

市販のおやつについて

3回の食事に加えて、おやつを毎回用意するのは大変なこともありますよね。

ママやパパの負担になりすぎないように、ときには対象月齢にあった市販のおやつも上手に利用してみてくださいね。

市販のおやつを選ぶ際には、以下のことに注意してください。

・パッケージの裏面などに記載されている食品添加物の表示に目を向ける

(なるべく合成着色料、人工甘味料、合成保存料などを使用していないものを選ぶ)

・塩味、甘味、香辛料の強いものは与えすぎないようにする

管理栄養士からのワンポイントアドバイス

おやつは離乳完了期(1歳~1歳6ヶ月頃)から与えるとされているものの、市販のおやつには1歳前の月齢を対象として売られているものもありますよね。

1歳前の赤ちゃんにおやつを与える際は、あくまでも食べる楽しさを感じたり、手づかみやかじり取りなどの食べる練習の目的として、離乳食に影響が出ない程度に時々与えるのにとどめましょう。

参考:

授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版) 」(厚生労働省)

五十嵐隆(監修)、『授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)実践の手引き』、公益財団法人 母子衛生研究会、2020年

堤ちはる・土井正子編著、『子育て・子育ちを支援する子どもの食と栄養』、萌文書林、2018年

写真提供:ゲッティイメージズ

※当ページクレジット情報のない写真該当