【医師監修】生後1ヶ月の赤ちゃんの授乳の間隔はどのくらい? | MAMADAYS(ママデイズ)
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生後1ヶ月の赤ちゃんの授乳の間隔はどのくらい?

【医師監修】生後1ヶ月の赤ちゃんの授乳の間隔はどのくらい?

生後1ヶ月の赤ちゃんの授乳間隔が、少し空くようになったと感じるパパ・ママもいるかもしれませんね。飲みかたも上手になり、お互いに慣れてきたかなと思われる方もいるでしょう。生後1ヶ月の赤ちゃんの授乳間隔について紹介します。
生後1ヶ月の赤ちゃんの授乳間隔が、少し空くようになったと感じるパパ・ママもいるかもしれませんね。飲みかたも上手になり、お互いに慣れてきたかなと思われる方もいるでしょう。生後1ヶ月の赤ちゃんの授乳間隔について紹介します。

生後1ヶ月の赤ちゃんの授乳間隔はどのくらい?

一般的な生後1ヶ月の赤ちゃんは、1日に7、8回以上授乳を求めます。そしてその間隔は2~3時間前後が平均です。

母乳は赤ちゃんの未成熟な消化機能でもしっかり吸収できるように消化酵素が含まれています。そのため消化が比較的早く、育児用ミルクに比べて授乳間隔が短い傾向があります。

一方、育児用ミルクの場合は、母乳に比べると消化するのに時間がかかります。そのため、授乳間隔は母乳と比較すると長くなる傾向にあります。

生後1ヶ月頃までは授乳の間隔が不規則になりがち

生後0ヶ月の頃は1回に飲める量も少なく、飲み疲れて途中で寝てしまうこともあったかもしれません。生後1ヶ月の赤ちゃんは、母乳やミルクを飲むのが以前より上手になってきます。しっかり飲める分、生後0ヶ月の頃に比べて授乳間隔は少しずつ空いてくるようになるでしょう。

しかし、授乳間隔はまだ不規則な場合が多いです。赤ちゃんの胃の容量は新生児期は30~50ccほどで、生後2ヶ月でも120ccほど。1回に飲める量も少なく、さらに胃の形がとっくり型で吐き戻ししやすいため、生後1ヶ月も授乳間隔がまだまだ不規則な時期といえます。

赤ちゃんの吐き戻しを少なくするには、授乳後に縦抱きしてげっぷが出るように背中を優しくトントンしてあげましょう。げっぷが出ない場合やげっぷをさせても吐き戻す場合には、縦抱きして寝かしつけるか、横に寝かせるときに上半身が少し高くなるような姿勢にしてください。

母乳の出方も赤ちゃんが母乳を飲む回数も不規則

母乳育児の場合、生後1ヶ月の時期は飲む回数も不規則な場合が多いです。これは、母乳の出方も赤ちゃんが飲む量も一定ではないことが理由として挙げられます。

赤ちゃんの飲む量は、日や時間帯によって違います。眠気が勝っていれば飲む量は少なめになり、起きている時間が長くおなかが減っていればたくさん飲むことでしょう。

また、生後6週頃は赤ちゃんが急成長する時期であり、授乳回数が増えやすくなります。赤ちゃんの急成長のタイミングは生後2~3週目頃、生後3ヶ月頃にも訪れる場合が多いのです。赤ちゃんの飲む回数が増えたら、急成長期を迎えているのかもしれません。

赤ちゃんの飲む回数が不規則でも、機嫌がよく体重が順調に増えていれば心配はいりません。

授乳間隔はいつ頃から落ち着いてくるの?

1回に飲む量も増え、授乳間隔が定まってくるのは生後3~4ヶ月頃の場合が多いです。しかし、赤ちゃんの成長は個人差が大きいので、あくまで目安としておきましょう。

「授乳間隔が前より長いな」と思ったら、赤ちゃんが少しずつ成長しているなと感じるきっかけになるかもしれません。

授乳間隔が規則的にならないからと過度に心配する必要はなく、赤ちゃんが飲みたいタイミングでしっかり授乳できることが大切です。

頻回授乳について

頻回授乳とは、赤ちゃんが欲しがるタイミングで母乳を与えることをいいます。母乳の分泌は、赤ちゃんがおっぱいを吸う刺激がスイッチになります。つまり、赤ちゃんがおっぱいを吸わない(もしくは搾乳しない)と、母乳は分泌されないのです。

赤ちゃんにおっぱいを吸われると、脳の下垂体からプロラクチンとオキシトシンというホルモンが分泌されます。プロラクチンによって母乳が作られ、オキシトシンによって母乳が分泌されるようになります。

このホルモンの働きを活発にするのが、頻回授乳です。赤ちゃんが飲む回数が多いほど、そのあとの母乳量は増えるため、母乳育児中には頻回授乳が欠かせません。1日に8~15回授乳する場合もあるでしょう。

赤ちゃんの成長とともに少しずつ授乳間隔や回数が落ち着き、頻回授乳でなくても母乳が十分に分泌されるようになっていきます。それまで、夫婦で育児を分担しながら乗り越えましょう。

生後1ヶ月の母乳育児(完母)の場合

完母の場合、生後1ヶ月の赤ちゃんの授乳間隔は不規則です。30分や1時間で起きることもあれば、2~3時間ほど寝てくれることもあるでしょう。1日の授乳回数が10回を超えることも珍しくありません。

母乳が足りていないから授乳間隔が短いのかと、不安になるママもいるかもしれません。生後1ヶ月の赤ちゃんは1回の授乳で飲める量が少なく、頻回授乳になるのは仕方のないことです。

もし母乳の量が足りていないのであれば、1回の授乳時間が長くかかります。だいたい10〜15分くらいで飲み終わるようであれば、十分な量を飲めていることが多いです。

生後1ヶ月の混合育児(混合授乳)・完全ミルクの場合

混合育児の場合、先に母乳を与えてから、まだ欲しがるようならミルクを足します。ミルクで腹持ちがよくなるため、母乳よりも授乳間隔があくことが多いです。

完全ミルクの場合は、授乳間隔はだいたい3時間おきになります。ただし、きっかり3時間おきに起こして飲ませる必要はありません。3時間前後と考えるといいでしょう。

生後1~2ヶ月の赤ちゃんの場合、ミルクの量は1回120~160ml程度、授乳回数は1日6回程度が目安となります。哺乳瓶の目盛りや減り具合で、どのくらいのミルクを飲んだかが正確にわかりますね。

ただし、個人差があるので赤ちゃんの様子を見ながら、ミルクの量や回数は調整しましょう。

授乳間隔が短すぎるor長すぎるときは?

授乳間隔の長さが気になったとき、まずは体重の増え方をチェックしましょう。

赤ちゃんは毎日著しく成長しています。成長の大きな目安になるのが、赤ちゃんの「体重」です。授乳に関して不安に思ったら、まずは赤ちゃんの体重を量ってみましょう。

身長と体重の目安

生後1ヶ月の赤ちゃんの身長と体重をみてみましょう。平均的な数値は以下のとおりです。

身長 男子:50.9~59.6cm 女子:50.0~58.4cm

体重 男子:3.53~5.96kg 女子:3.39~5.54kg

出典:平成 22 年乳幼児身体発育調査報告書

身長や体重は、子育て支援センターや保健センターなどで測定できる場合があります。自治体によっては、定期的に赤ちゃん向けの身体計測の機会を設けているところもありますので、自治体のホームページや広報を調べてみましょう。

授乳間隔が短い:十分に母乳やミルクが飲めていない可能性

授乳間隔が短いとママ・パパも休める時間が少なくなり、つらいものです。授乳間隔が短い原因として、十分に母乳やミルクが飲めていない可能性が考えられます。下記のようなサインがないか、チェックしてみましょう。

・30分以上おっぱいを離さない

・授乳後すぐにぐずる

・1週間に体重が100gも増えていない

・便や尿の回数が減る

これらの場合、ミルクが足りていない可能性があるため、かかりつけの小児科医に相談してみましょう。

母乳の場合は、どのくらい飲んだかわかりにくいので、改めて授乳時の姿勢や母乳の出などを確認してみることをおすすめします。一人で悩まず、助産師に相談しましょう。

「さっきあげたのに……」赤ちゃんが欲しがっていたら、間隔が短くてもあげてもいいの?

母乳育児の場合、赤ちゃんが欲しがったタイミングで授乳しましょう。赤ちゃんが母乳を飲むことで母乳の分泌が増えるので、安定した母乳の分泌が期待できるようになります。

欲しがる間隔が短くても、欲しがったら与えましょう。そのうちに、母乳が十分出るようになり、赤ちゃんも満足するようになります。ただし、後に説明する「乳幼児身体発育曲線」より増加傾向であれば、母乳の間隔を見直す必要があるかもしれません。

授乳間隔が長すぎる:赤ちゃんが寝ていて授乳間隔が開き過ぎてしまう場合

授乳間隔が長すぎる場合、基本的に「母子健康手帳の乳幼児身体発育曲線」に書かれているような体重の増加範囲であれば、神経質になる必要はありません。赤ちゃんを無理に起こすことはせず、赤ちゃんのペースに合わせましょう。

しかし、体重の増加が不十分であれば授乳間隔や1回の哺乳量などを見直す必要があります。

眠っている赤ちゃんが気分よく起きられるように、おむつ交換やお着替えをさせましょう。無理に起こすことはせず、あくまで赤ちゃんの自然なペースを優先させます。

ただし、夜間ぐっすり眠っているのを起こすのは避けましょう。夜間の授乳間隔があくのは自然なことです。

授乳間隔があくと、母乳の場合はおっぱいが張ってつらいかもしれません。そういった場合は、搾乳をして母乳がたまりすぎないようにしましょう。あまり母乳をためすぎると、乳腺炎(にゅうせんえん)になる可能性があるので注意が必要です。

授乳するときのポイント

授乳するときのポイントは、ママが正しい姿勢で赤ちゃんが楽な姿勢が一番です。背部に負担がかからないように椅子や、床に座って行いましょう。

赤ちゃんの口と乳頭の高さが合うようにすることもポイントです。適宜、クッションなどを用いて高さを調節してください。赤ちゃんがしっかり吸えるように工夫しましょう。

母乳育児が難しい場合にはこちらの記事も参考にしてみてください。

どうしても母乳が出ない時、足りない時、事情があって母乳を与えられない時には、粉ミルクを使います。粉ミルクを与えることを引けめに感じたり、罪悪感をもつことはありません。大切なのは、母乳か粉ミルクかではなく、どれだけ赤ちゃんに愛情を注いでいるかなのですから。

授乳と赤ちゃんのゲップのポイント

授乳後のげっぷは、吐き戻しの予防になります。げっぷの出し方を、2種類みてみましょう。

■縦抱っこの場合

ママ・パパの肩に赤ちゃんのあごをのせて、赤ちゃんのおしりを腕に乗せて支えます。赤ちゃんの顔が横に向くようにし、背中を下から上へさすってあげましょう。

■横抱っこの場合

赤ちゃんのわきの下にママ・パパの腕を入れて、上半身を腕にもたれさせ、ひざに座らせます。このとき、親指の付け根あたりに赤ちゃんのほっぺたがくっつくよう、あごを乗せます。赤ちゃんが少し前かがみになるようにして、軽く背中を下から上にさすってあげましょう。

赤ちゃんのゲップについて、こちらの記事も参考にしてみてください

授乳中に寝てしまったとき、そのまま寝かせてしまってもいいのか気になるママやパパは多いのではないでしょうか。今回は、授乳中に赤ちゃんが寝てしまったときに気になることをQ&A形式でまとめました。
授乳・ミルク後の赤ちゃんのげっぷの出し方を助産師が実演!
「なぜげっぷをさせた方が良いの?」という疑問にもお答えいただきました。

授乳間隔に悩んだら気軽に相談しよう

生後1ヶ月の赤ちゃんの授乳は、まだまだ慣れないことが多いでしょう。赤ちゃんは個人差が大きいため、一般的な赤ちゃんの成長とは違うことも出てきます。なにが正解かわからなくなることもあるはずです。

もし、授乳のことや赤ちゃんの成長で悩んだら、かかりつけの小児科医や地域の保健師に相談してみましょう。赤ちゃん1人ひとりに合った答えや対処法を教えてくれるはずです。1人で抱え込まず、ぜひ周りを頼ってみましょう。

  • 生後1ヶ月の赤ちゃんは授乳間隔も回数も不規則
  • 目安はあくまで目安。元気に体重が増えていれば気にしすぎなくてOK
  • 順調に体重が増えているなら、赤ちゃんの就寝中は両親もしっかり休む

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