【助産師監修】生後1ヶ月の赤ちゃんの授乳の間隔はどのくらい? | MAMADAYS(ママデイズ)
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生後1ヶ月の赤ちゃんの授乳の間隔はどのくらい?

【助産師監修】生後1ヶ月の赤ちゃんの授乳の間隔はどのくらい?

赤ちゃんが育つために必要な授乳。その間隔について「こんな感じでいいのかな?」と不安に思うことはありませんか?今回は、生後1ヶ月の赤ちゃんの授乳間隔について紹介します。
赤ちゃんが育つために必要な授乳。その間隔について「こんな感じでいいのかな?」と不安に思うことはありませんか?今回は、生後1ヶ月の赤ちゃんの授乳間隔について紹介します。

生後1ヶ月の赤ちゃんの授乳間隔はどのくらい?

一般的な生後1ヶ月の赤ちゃんは、1日に7、8回以上授乳を求めます。
そしてその間隔は、2~3時間前後が平均です。

母乳は、赤ちゃんの未成熟な消化機能でもしっかり吸収できるように消化酵素が含まれています。そのため消化が比較的早く、育児用ミルクに比べて授乳間隔が短い傾向があります。

一方、育児用ミルクの場合は、母乳に比べると、消化するのに時間がかかります。
そのため、授乳間隔は母乳と比較すると長くなる傾向にあります。

どのくらいの量を与えるの?

生後1ヶ月の赤ちゃんに適した母乳・育児用ミルクの量について、母乳の場合は「赤ちゃんが欲しがる分だけあげる」が原則です。

育児用ミルクの場合は、それぞれのメーカーの基準の量が記載されていると思います。まずその基準に沿って、ミルクをあげましょう。

母乳の場合は、どのくらいの量を飲んだかを正確に知ることは少し大変です。飲む前の体重と飲んだあとの体重を比べることが必要だからです。しかし、そこまでしなくても、だいたい10分から15分くらいで飲み終わるようであれば、十分な量を飲んでいることが多いです。飲みが不十分のときはもっと時間がかかります。

育児用ミルクの場合、どのくらいの量を飲んだかを正確に知ることは簡単です。哺乳瓶の目盛りや減り具合からわかります。

授乳間隔はいつ頃から落ち着いてくるの?

授乳間隔は、赤ちゃんが大きくなるにつれて長くなり、1回に飲む量も増えてきます。つまり、「授乳間隔が前より長いな」と思ったら、赤ちゃんが少しずつ成長しているなと感じるきっかけになるかもしれません。

授乳間隔が短すぎるor長すぎるときは?

授乳間隔が短い、長い場合、まずは、体重の増え方をチェックしましょう。

赤ちゃんは毎日著しく成長しています。
その成長の大きな目安になるのが、赤ちゃんの「体重」です。
授乳に関して不安に思ったら、まずは体重を量ってみることが大切です。

十分に母乳やミルクが飲めていない可能性

もし、授乳間隔が短い場合、あるいは逆に長い場合、さらに体重の増え方が基準よりも少ない場合は、赤ちゃんが十分にミルクを飲めていない可能性があります。

育児用ミルクの場合は哺乳瓶の減り具合を確認してみてください。
母乳の場合は、どのくらい飲んだかわかりにくいので、今一度授乳のときの姿勢や、母乳の出などを確認してみてください。

赤ちゃんが寝ていて授乳間隔が開き過ぎてしまう場合

授乳間隔が長すぎる場合、一般的に、「母子健康手帳の乳幼児身体発育曲線」に書かれているような体重の増加範囲であれば、神経質になる必要はありません。
しかし、体重の増加が不十分であれば授乳間隔や一回の哺乳量などを見直す必要があります。

赤ちゃんが気分よく起きられるように、おむつ交換やお着替えをさせましょう。そして、優しく体をマッサージをするなどして刺激を与えてみましょう。

授乳間隔があくと、母乳の場合はおっぱいが張ってつらいかもしれません。そういった場合は、搾乳をして母乳がたまりすぎないようにしましょう。
あまり母乳をためすぎると、乳腺炎(にゅうせんえん)になる可能性があるので注意しましょう。

授乳中に起こりやすいとされている乳腺炎。
おっぱいの痛みや発熱、ひどくなると感染を起こして膿(うみ)がたまることも。
ママへの負担はとても大きく、赤ちゃんへの授乳についても悩みますよね。
今回は乳腺炎の種類や症状、予防についてお伝えします。

授乳するときのポイント

授乳するときのポイントは、ママが正しい姿勢で赤ちゃんが楽な姿勢が一番です。背部に負担がかからないように椅子や、床に座って行いましょう。

赤ちゃんの口と乳頭の高さが合うようにすることもポイントです。
適宜、クッションなどを用いて高さの調節をしてもいいですね。
赤ちゃんがしっかり吸えるように工夫しましょう。

母乳育児が難しい場合にはこちらの記事も参考にしてみてください

どうしても母乳が出ない時、足りない時、事情があって母乳を与えられない時には、粉ミルクを使います。粉ミルクを与えることを引けめに感じたり、罪悪感をもつことはありません。大切なのは、母乳か粉ミルクかではなく、どれだけ赤ちゃんに愛情を注いでいるかなのですから。

授乳に関する疑問や悩みを相談できるところ

初めての育児に奮闘する中で、いろいろな疑問や不安が出てくると思います。
授乳中の疑問や悩みは、助産師や母乳外来など、母乳育児や育児用ミルクのことで困ったときに頼れる専門の窓口もあるので探してみるといいかもしれません。
また、急ぎではない疑問があるときは、メモしておいて一か月健診のさいにお医者さんや看護師さんにきいてみるとよいでしょう。

合わせてこちらの記事をチェックしてみてください。

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生後1ヶ月の赤ちゃんの授乳間隔は、個人差がありますが基本的には、1日に7、8回で間隔は、2~3時間おきと忙しいことが多いようです。
授乳間隔は、神経質にならずに適切な体重増加であるかチェックして判断をしましょう。
困ったことやわからないことがあれば専門の窓口もあるので、相談しましょう。

参考

・メヂカルフレンド社、『新体系看護学全書 母性看護学2 マタニティサイクルにおける母子の健康と看護』、2019年

・五十嵐 隆(監修)、『授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)実践の手引き』、公益財団法人 母子衛生研究会、2019年

写真提供:ゲッティイメージズ

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