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離乳食後期の魚レシピ集|白身魚の離乳食レシピも紹介

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【管理栄養士監修】離乳食後期の魚レシピ集|白身魚の離乳食レシピも紹介

離乳食の後期(生後9〜11ヶ月頃)に与えられる魚のレシピにはどんなものがあるか気になったことはありませんか?この記事では離乳後期に与えられる魚の種類や動画で見られるレシピをまとめて紹介します。
離乳食の後期(生後9〜11ヶ月頃)に与えられる魚のレシピにはどんなものがあるか気になったことはありませんか?この記事では離乳後期に与えられる魚の種類や動画で見られるレシピをまとめて紹介します。

離乳後期(生後9〜11ヶ月頃)に与えられる魚の種類は?

離乳後期に与えられる魚の種類には、離乳初期(生後5〜6ヶ月頃)から与えられる白身魚(たい、ヒラメ、カレイ)としらす干し、離乳中期(生後7〜8ヶ月頃)から与えられるようになる鮭、赤身魚(まぐろ、ツナ水煮缶、かつおなど)、かじきなどに加えて、離乳後期(生後9〜11ヶ月頃)から与えられるようになる白身魚の「たら」、青皮魚(あじ、さば、さんま、いわしなど)があります。

離乳後期から与えられるようになるたらや青皮魚は、離乳初期から与えられる白身魚や離乳中期から与えられる赤身魚に慣れてから与えましょう。

離乳初期、中期に与えられる魚の種類やレシピ動画はこちらの記事で確認できます。

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ヒスタミンの食中毒に注意

青皮魚(あじ、さば、さんま、いわしなど)や赤身魚(まぐろ、かつおなど)は鮮度が落ちると食中毒を引き起こす「ヒスタミン」という成分が生成される可能性があります。ヒスタミンは、調理時に加熱しても分解されません。

食中毒を防ぐためには鮮度のよい物を選び、鮮度が低下した恐れのある魚は食べないようにしましょう。

管理栄養士のひとこと

離乳食で初めての食材を与えるときは、初めて与える食材の種類は1日1種類とし、離乳食用のスプーンで1さじから与え、食物アレルギーの症状が出ないかを確認しましょう。異常がなければ1日ごとに1さじずつ量を増やしていきます。

万が一食物アレルギーの症状などの異常が出たときに受診しやすいように、与える時間は平日の午前中がよいでしょう。

魚の離乳食はぼそぼそとした食感になりやすいため、赤ちゃんが飲み込みやすくするためにおかゆに混ぜる、とろみをつけるなどの工夫をするとよいですよ。

詳しい与え方などは下記の記事も参考にしてみてくださいね。

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離乳後期から与えられる魚の離乳食レシピを動画で確認

白身魚

きほんの離乳食 白身魚 鯛(生後9〜11ヶ月)

たいを離乳食に使うときは、骨や皮がない刺身を加熱して作ると簡単に調理できます。

電子レンジで簡単に作れる方法も紹介しているので参考にしてみてくだあいね。動画でも作り方を紹介している「とろみの素」でとろみをつけると食べやすくなります。

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きほんの離乳食 カレイ(生後9〜11ヶ月頃から)

カレイを離乳食に使うときは、卵がある場合は除き、エンガワの部分も脂が多いので除きます。動画で取り除く部分や離乳食にしたときのほぐす大きさの目安なども確認できるので参考にしてみてくださいね。

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しらす

きほんの離乳食 しらす(生後9~11ヶ月頃から)

しらす干しを離乳食に使うときは、塩分があるためお湯でゆでて塩抜きします。茶こしにしらすを入れて湯通しをするのでもよいですよ。

刻むときは包丁を使うほかに、器の中で直接キッチンバサミを使って細かく切る方法も手軽でおすすめです。

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お粥や野菜に混ぜるアレンジも出来ます。

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きほんの離乳食 鮭(生後9~11ヶ月頃から)

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ごはんがパクパクすすむ! 手作り鮭ふりかけ (生後9〜11ヶ月頃から)

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赤身魚

きほんの離乳食 赤身魚-まぐろ-(生後9〜11ヶ月頃から)

まぐろを離乳食に使うときは、骨や皮がなくて便利な刺身を加熱して使うのがおすすめです。パサつきやすいので、動画の中で紹介している「とろみの素」でとろみをつけて食べやすくしましょう。

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魚臭さを感じにくい まぐろのみぞれ煮(生後9〜11ヶ月頃から)

まぐろを大根おろしとだしと一緒に煮て、とろみをつけた煮物です。電子レンジで簡単に作れるのでぜひ試してみてくださいね。

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離乳食取り分けレシピ 納豆チャーハン(生後9〜11ヶ月・1歳〜1歳6ヶ月頃から)(ツナ・しらす入り)

ツナ、しらす、納豆、小松菜、にんじんが入った栄養たっぷりのチャーハンです。大人の分も一緒に作って離乳食に使う分を取り分けできます。

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青皮魚

きほんの離乳食 青魚−あじ−(生後9〜11ヶ月頃から)

はじめての青皮魚は、さばより脂質が少なく、いわしより骨が少ないあじがおすすめです。離乳食を作るときは、骨のない刺身用や三枚おろししたものを使って加熱すると簡単に作れますよ。

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きほんの離乳食 さば(生後9〜11ヶ月頃から)

離乳食でさばを使うときは、塩分が多い塩さばではなく、生さばを使います。小骨が混ざっていないか与えるときも目視で確認すると安心です。

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さばは鮮度が落ちやすいため、早めに下処理をしましょう。

アレルギーについての注意点

レシピには、特定のアレルギー体質を持つ場合にアレルギー反応を引き起こすおそれのある食品を含む場合がございます。

また、初めて召し上がるお子さまには注意が必要ですので、様子を見ながら少量から食べさせてください。

[特定原材料] えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳、落花生

[特定原材料に準ずるもの] アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、もも、やまいも、りんご、ゼラチン、マカダミアナッツ

「料理を楽しむにあたって」の「乳幼児への食事提供について」もご参考ください。

料理を楽しむにあたって