【妊娠後期のトラブル】貧血 | MAMADAYS(ママデイズ)
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【妊娠後期のトラブル】貧血

【妊娠後期のトラブル】貧血

血液検査で判定。食事の工夫や鉄剤の服用で改善します。
血液検査で判定。食事の工夫や鉄剤の服用で改善します。

こんな症状

 妊娠が原因で起こる貧血の多くは鉄欠乏性貧血です。

 これは、鉄の不足により血液中のヘモグロビンが小さくなり、血色素が少なくなった状態です。妊娠すると程度の差はあっても、多くの人が貧血になりやすくなります。これは、赤ちゃんを成長させるため血液の量がグンとふえますが、ほかの血液成分に比べて赤血球のつくられるスピードが追いつかなくなるためです。

 赤血球の原料となるのは鉄分とたんぱく質です。妊娠中期ごろから、胎児や胎盤、母体のため血液がさらに必要になるため、妊娠中はそれまでよりも多くの鉄分をとる必要があります。

 もともと女性は、毎月の月経で貧血ぎみの人が多いので、妊娠のために急激に鉄分が必要になると、ストックがなくなって、貧血が起きやすくなるのです。

軽い貧血は自覚症状なし 検査で早期発見を

 貧血かどうかは、血液検査のヘモグロビン濃度で判定します。妊娠中は、この値が11g/dℓ未満だと貧血で、9g/dℓ未満で重症と判断されます。妊娠中に何回か行われる血液検査でチェックを受けます。

 軽い貧血の場合は自覚症状はありませんが、ひどくなると肌やつめが青白くなったりします。

鉄を多く含む食品をたっぷりと

 貧血の予防と治療には、鉄分の摂取が第一です。

 しかし、食事でとった鉄分は、わずか10%程度しかからだに吸収されないため、鉄剤の服用が必要になることも。

 鉄を多く含む食品は、かきやあさりなどの貝類や、ほうれん草や春菊などの青菜、いわしなどの魚類です。

 また、これらの食品は、いも類、果物、野菜に多く含まれるビタミンCや卵、魚介類、豆類、牛乳に多く含まれるビタミンB12、卵、肉類、レバー、胚芽、牛乳、豆類、緑黄色野菜などに多い葉酸などといっしょにとると、さらに吸収率がアップします。

 鉄剤は、人によってはからだに合わないこともあるので、鉄剤を飲んで便秘など気になる症状が出るようであれば、医師に相談しましょう。

食後30分はお茶を飲まない

 お茶には、タンニンという物質が入っています。これは、鉄と結びつき水に溶けにくいタンニン鉄となるため、鉄分がうまく吸収されません。食後にすぐ摂取するのは控えましょう。

写真提供:ゲッティイメージズ

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