【医師監修】妊娠初期の運動はどこまでして平気? | MAMADAYS(ママデイズ)
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妊娠初期の運動はどこまでして平気?

【医師監修】妊娠初期の運動はどこまでして平気?

妊娠初期はどの程度の運動をしてもよいのでしょうか?またどのような運動をしてはいけないのでしょうか?この記事では、妊娠初期の運動についてどのようにしたらいいのかを解説します。
妊娠初期はどの程度の運動をしてもよいのでしょうか?またどのような運動をしてはいけないのでしょうか?この記事では、妊娠初期の運動についてどのようにしたらいいのかを解説します。

妊娠初期の運動はどこまでして平気?

妊娠初期とは、妊娠14週未満のことをいいます。

妊娠初期の体はまだ不安定なため、日々の運動に加えて日常生活や仕事先でどのような動きを避けるべきなのか、しても大丈夫なのかがわかると安心ですよね。それでは妊娠初期の運動について見ていきましょう。

妊娠初期の症状についてはこちらの記事を参考にしてみてください。

妊娠すると体にさまざまな変化が起こりますが、その症状は人それぞれで自分で判断が難しいものです。今回は、妊娠したかもと思ったときに判断の目安となる症状や月経(生理)との違いなどを紹介します。

妊娠初期の運動でするべきこと

医師に相談する

妊娠初期とわかったら運動について担当医に相談をすることが大切です。

妊娠期の体の状態は千差万別で、一人ひとり異なります。

着床している部位、妊娠週数、母体の健康状態、子宮筋腫(しきゅうきんしゅ)の合併の有無、子宮手術を受けたことがあるかどうかなど、様々な条件が安定した妊娠を成立させます。

子宮筋腫について詳しくはこちらの記事を参考にしてみてください。

子宮筋腫は女性であれば誰にでも起こりうる病気です。
ママの子宮の中で出産までの約10ヶ月を過ごす赤ちゃん。もしその子宮に筋腫があった場合、おなかの赤ちゃんへの影響はあるのでしょうか?また、子宮筋腫と不妊の関係など気になる情報をお伝えします。

よって、自分の妊娠の状態に合わせた運動の内容・量など、医師からの指導を受けなければなりません。妊娠前の運動をいつも通りに行うのは危険なので、指導があるまでは控えましょう。

仕事内容を確認する

妊娠している女性の中には、仕事をしているママもいます。

切迫流産、切迫早産のリスクが高いと言われている場合や、腰やおなかに圧がかかるような業務がある場合は、医師に相談をしましょう。

切迫流産と切迫早産に関する詳細はこちらの記事を参考にしてみてください。

子育てに励みながら仕事をするママの数は年々増加しています。仕事をするママが妊娠しもし切迫流産となった場合、今までとおりに働けるのか心配なことですよね。
切迫流産と診断された場合、仕事は続けていけるのか安静期間はどう過ごせばよいのかなどについてお伝えします。
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運動とはまた異なりますが、体を動かす仕事の場合は母体に負担の少ない動かし方を知っておくことが大切です。

仕事の業務の中で気になる動作がある場合は、医師に相談をしてみましょう。

妊娠初期の運動のリスク

妊娠初期に勝手な判断で運動をしてしまうと、最悪の場合、妊娠の継続が困難になることがあります。自分に合った適切な運動を医師と相談しながら決めましょう。

妊娠初期でも可能な運動

比較的、妊娠初期でも取り入れられている運動があります。

ウォーキング

マタニティヨガ

ストレッチ

など

※必ず医師から許可をもらってからにしましょう。

いずれの運動にしても、無理な体勢でおなかが張ってくるなどの違和感がある場合は休息をとりましょう。

妊娠初期の後半からの運動についてはこちらの記事を参考にしてみてください。

妊娠中はどのような運動をいつからしたらよいのか、運動をして赤ちゃんに影響はないのかなど、疑問や不安を抱えるママも少なくないでしょう。運動を始める前に、妊娠中におすすめの運動や注意点などを確認しておきましょう。

妊娠初期に避けたほうがよい運動

妊娠初期は、まだ安定期に入っておらず体調を整えるのも難しい時期で、運動の内容にも配慮する必要があります。

過度に体を動かす運動

体を動かすことは健康的ですが、妊娠初期では内容や量を考える必要があります。普段から運動をしていて体力のある人にとって、過度な運動の度合いが一般の人と変わってくるかもしれませんが、主に以下のような動きがある運動は控えましょう。

  • 腹筋に力を入れる運動
  • 体への負荷が強い運動
  • 体が疲れる激しい運動
  • 長時間、立ち通しになる運動
  • ジャンプする運動
  • 転びかねないバランスを取る運動

たとえば、筋トレ(腹筋運動・背筋運動・スクワットなど)、ダンス、走ること全般(ランニングなど)、スポーツ(バスケ・テニス・水泳など)などが挙げられます。また、体が疲労するような運動や転倒してしまうような動きも、妊娠中は避けましょう。

過度な運動によるリスク

妊娠初期の過度な運動を控えるべき理由は、妊娠継続ができなくなる可能性がありうるからです。

特に流産や切迫早産を経験したことがある場合は、妊娠が成立してからも運動に関して注意が必要です。必ず医師に相談をして、運動を行いましょう。

妊娠に気づかずに運動をしていた場合

妊娠初期だと気づかず、いつも通りの運動をしてしまったという人もいるかもしれません。それが妊娠検査前のことであればすぐに検査を受け、妊娠の状態を確認しましょう。

運動によって以下の状態がある場合は、早めに病院で受診しましょう。

  • なんだか体がつらく感じる
  • 横になって休んでもおなかの張りが戻らない
  • おなかに痛みがある
  • 腟から出血した

特に、強い痛みがある・出血量が多い場合は速やかに受診しましょう。

これらは、妊娠初期における注意すべき兆候です。自分が「そこまで動いてない」と思っていても、医師に診察してもらうべき状態なので、すぐに診てもらうようにしましょう。

妊娠初期の運動についてはまず医師に相談してから

運動は体にいいと聞くかもしれませんが、妊娠初期は運動内容を妊娠に伴って改める必要があります。

妊娠初期の運動についてはまず医師に相談し、ママの体の状態や赤ちゃんの様子などから、適切な運動について指導してもらいましょう。仕事をしているママであれば、業務内容を見直して、必要とあれば職場とも相談するとよいでしょう。

参考

・メヂカルフレンド社、『新体系 看護学全書 母性看護学2 マタニティサイクルにおける母子の健康と看護』、2019年

・日本産科婦人科学会 日本産婦人科医会、『産婦人科診療ガイドライン 産科編2017』「CQ107 妊娠中の運動(スポーツ)について尋ねられたら?」、2017年

写真提供:ゲッティイメージズ

※当ページクレジット情報のない写真該当

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