【医師監修】妊娠初期にイライラする原因や対処法 | MAMADAYS(ママデイズ)
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妊娠初期にイライラする原因や対処法

【医師監修】妊娠初期にイライラする原因や対処法

妊娠がわかってうれしいはずなのに、イライラが止まらない。ささいなことにイライラして、生理前のように気持ちが落ち着かないということがあります。この記事では、妊娠初期のイライラについて解説します。
妊娠がわかってうれしいはずなのに、イライラが止まらない。ささいなことにイライラして、生理前のように気持ちが落ち着かないということがあります。この記事では、妊娠初期のイライラについて解説します。

妊娠初期のイライラとは?

妊娠初期とは、妊娠14週未満のことを指します。

見た目にはあまり変化のない妊娠初期ですが、体の中では大きな変化が起き始めていて、その変化の影響でイライラしやすくなるという人もいます。

これには女性ホルモンも関係しているといわれています。

妊娠初期のイライラの原因は?

妊娠が成立すると、それを維持するための女性ホルモン「プロゲステロン」と「エストロゲン」が多く分泌されるようになります。

中でも「プロゲステロン」は増加すると、乳腺の発達や基礎体温の上昇、食欲の増進といった妊娠維持の働きを促します。

これらは生理前のような乳房の張り・眠気・だるさとして体に現れるだけでなく、精神的な憂鬱やイライラも助長させることがあります。

赤ちゃんへの影響は?

妊娠による体の変化やホルモンの影響でイライラしてしまいますが、そのイライラが胎児に及ぼす影響は詳しくは解明されていません。

妊娠初期に「いたた……」とおなかが痛んだり張ることもあります。妊娠して子宮が大きくなることに伴って子宮が少し収縮する影響も考えられます。

一時的に子宮が収縮することについては、出血やそのほかの症状がなければ、よくあることで、気にし過ぎる必要はありません。

こういった現象は、妊娠期に「おなかの張り」と表現されるもので、ゆっくりと休息することが大切です。このとき、立ちっぱなし・冷え・ストレス・便秘などは、おなかの張りの原因となるので気をつけましょう。

ただ、激痛が伴う場合はほかの原因が考えられるので、病院で受診しましょう。

イライラの対処法は?

これから紹介する妊娠初期でもできるイライラの対処法については、誰にでも必ず効果が出るわけではありません。

イライラの解消方法は人それぞれです。この他にも先輩ママや助産師に聞くなどして、自分なりの気持ちのリフレッシュ方法を見つけてみましょう。

・深呼吸する

イライラしていると感じたら、深呼吸をするようにしてみましょう。

深呼吸をすると、肺からの酸素の供給量が増えるのと同時に、特に息をゆっくりとはく際には、副交感神経を刺激してリラックスしやすくなります。

自律神経をととのえることにも有効なので、1日に何回か時間帯を決めて意識的に取り入れてみてはいかがでしょうか。

・好きなことをする

イライラしていると、イライラの原因にばかり集中しがちですが、好きなことをすることは気分を変えることにつながります。

音楽を聞いたり、好きな映画を観たり、買い物に出かけるなど、自分にとってリラックスでき、気分が明るく楽しくなることをしてみましょう。

毎日の忙しさに加え妊娠をきっかけに、思うように身動きが取れないこともあるかもしれませが、新たな趣味をつくるなど、息抜きできる物事を探してみましょう。

・軽度の運動で気分転換する

運動する場合は、必ず医師の許可を得てから行いましょう。運動は、リフレッシュ効果があるのでスッキリとした気持ちになるでしょう。

妊娠初期でも行える運動についてはこちらを参考にしてみてください。

妊娠初期はどの程度の運動をしてもよいのでしょうか?またどのような運動をしてはいけないのでしょうか?この記事では、妊娠初期の運動についてどのようにしたらいいのかを解説します。

妊娠初期のイライラはしょうがないこと

妊娠初期にイライラしてしまうのは、急激な体の変化と女性ホルモンなどが原因で、一時的にイライラしてしまうのは「しょうがないこと」だと思うことも大切です。

自分がイライラしていることでほかの人に当たってしまった結果、冷静なときに自分を責めてしまうことがあります。このイライラは「しょうがないこと」と、自分の中で納得することで、少しは気持ちが楽になるでしょう。

イライラがひどい場合は、当たってしまいそうな周りの人に冷静なときに、理解してもらえるよう声をかけておいてもよいでしょう。

また、イライラすることで赤ちゃんに何か影響してしまうのではと不安になる人もいます。一時的なものなので、自分を責めないように注意しましょう。

ストレスを溜めないよう工夫を

妊娠初期に一時的にイライラするのは、「しょうがないこと」です。すぐにはできないかもしれませんが、大切なのはイライラへの対処法を見つけたり周りの人の協力を得ることです。妊娠初期は大変なことも多いですが、ストレスを溜めないように、工夫をして過ごしましょう。

参考

・メヂカルフレンド社、『新体系 看護学全書 母性看護学2 マタニティサイクルにおける母子の健康と看護』、2019年

・厚生労働省、「すこやかな妊娠と出産のために 」、2021年1月閲覧

写真提供:ゲッティイメージズ

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