【医師監修】赤ちゃんがうつぶせに寝るのは危険! | MAMADAYS(ママデイズ)
MAMADAYS(ママデイズ)
赤ちゃんがうつぶせに寝るのは危険!

【医師監修】赤ちゃんがうつぶせに寝るのは危険!

赤ちゃんがうつぶせ寝をすることにより、赤ちゃんの命に危険が及ぶ可能性があります。この記事では、赤ちゃんのうつぶせ寝が危険な理由などについて解説します。
赤ちゃんがうつぶせ寝をすることにより、赤ちゃんの命に危険が及ぶ可能性があります。この記事では、赤ちゃんのうつぶせ寝が危険な理由などについて解説します。

1歳未満のうつぶせ寝は危険

赤ちゃんの中には、うつぶせのほうが寝付きがいい子もいますが、そのままうつぶせの状態で寝かせるのはとても危険です。

窒息の危険が高い

うつぶせ寝で危険なのが、マットなどで鼻と口が塞がれやすくなることによる窒息です。首がすわっていない赤ちゃんでも、息苦しさを感じると頭を動かすことで危険を回避できますが、中には、眠ったまま亡くなってしまう子もいます。

「乳幼児突然死症候群(SIDS)」の危険が高い

生後1歳未満の赤ちゃんの場合、うつぶせ寝により「乳幼児突然死症候群(SIDS)」を引き起こす可能性が高くなり、1歳未満のうつぶせ寝はさせないように注意喚起がされています。

「乳幼児突然死症候群(SIDS)」とは、健康に問題のなかった赤ちゃんが突然亡くなってしまう、原因不明な病気です。

赤ちゃんが突然亡くなってしまう原因は明らかになっていないものの、要因のひとつに「うつぶせ寝」との関連がみられています。

突然死のリスクが特に高いのは、生後3ヶ月から半年の赤ちゃんですが、安全を考慮するのなら、1歳になるまではうつぶせ寝を避けましょう。

SIDSに関する詳しい内容は、こちらの記事を参考にしてみてください。

赤ちゃんが睡眠中に突然死亡する。
【主な症状】呼吸停止

窒息やSIDSの危険は赤ちゃんとの添い寝にも

うつぶせ寝以外にも、赤ちゃんとの「添い寝」にも窒息のリスクがあります。

添い寝をしながら授乳する「添い乳」も「乳幼児突然死症候群(SIDS)」のリスクがあるといわれています。

日本は「川の字」文化があり、赤ちゃんと添い寝をされているご家庭はとても多いですよね。しかし、安全の面から考えると添い寝はいいことばかりではなく、デメリットもあるんです。安全で快適な赤ちゃんの寝床について、助産師のさきさんに教えていただきました。
授乳する際の姿勢には縦抱きや横抱きなどいくつかの種類があります。今回はその中でも添い乳について解説します。

赤ちゃんがうつぶせに寝ていたら?

赤ちゃんがうつぶせ寝をしているのを見つけたら、仰向けになるよう、体をひっくり返しましょう。

生後3ヶ月前の赤ちゃんは、首がすわっていないので、片方の手で頭をしっかり支えながら、赤ちゃんを起こさないように、ゆっくりと優しく行いましょう。

横向き寝にも注意

赤ちゃんをうつぶせにしなくても、横向きに寝かしたときに、ふいにうつぶせ状態になってしまうことがあります。横向き寝は、ミルク吐きによる誤嚥(ごえん)を予防するメリットがありますが、夜は仰向きで寝かせるようにしましょう。

お昼寝など短時間だけ横向き寝をさせるときは、目の届く場所で寝かせて、体勢が変わっていないかこまめに確認しましょう。

自分で寝返りしてうつぶせになった場合は?

赤ちゃんが1歳未満の場合、うつぶせ寝になっていたら仰向けに直すようにしましょう。

生後6ヶ月前後になると、寝返りをうてるようになる赤ちゃんも増えていきます。この頃の赤ちゃんは、突然死のリスクは低くなるものの、ゼロになるわけではありません。

1歳を過ぎて、自由に寝返りがうてるようになり、寝ている間に自然とうつぶせ寝になった場合は、そのまま寝かせていても大丈夫です。ただしこのあとに説明するように、やわらかすぎるマットやクッションには注意しましょう。

1歳を過ぎていても、寝返りが上手くできない子は、仰向けに寝かせてあげましょう。

やわらかすぎるマットやクッションに注意

睡眠中の赤ちゃんの突然死を防ぐには、睡眠の姿勢だけでなく、環境を整えることも重要です。

赤ちゃんが寝る場所のマットやクッションがやわらかいと、赤ちゃんの顔が埋まり、窒息する可能性が高くなります。また、体や頭も沈みやすく、赤ちゃんが吐いた息が溜まりやすいスポットができてしまうことがあります。長時間吐いた息の中で呼吸をしていると、SIDSを引き起こすことがあります。

寝ている赤ちゃんの周りに顔を覆う可能性がある物に注意

赤ちゃんが眠るときは、顔に掛け物がかからないよう注意しましょう。ベビーベッドの上に洗濯物を干すのも避けましょう。

赤ちゃんが安全に眠れる環境について

赤ちゃんを寝かせるのは、ママやパパの目の行き届く場所がベストですが、ソファなどでお昼寝させるのも避けたいところ。赤ちゃんが安全に眠れる環境を整えることで、ママやパパも安心して過ごせることにもつながりますよ。

赤ちゃんの眠る環境について詳しい内容は、こちらの記事を参考にしてみてください。

赤ちゃんの睡眠のことを考えて、ベビー布団を使うママも多いかもしれません。でも寝相が良くない場合やサイズが合わない場合は、いつまで使っていいのか迷いますよね。
そこで、ベビー布団を使う目安や大人用布団との比較をご紹介します。選び方のポイントもチェックしましょう。
2歳までの赤ちゃんは、添い寝ではなくベビーベッドに寝かせてあげることが推奨されています。でも安いものではないし、大体いつまで使えるの?と疑問に思うこともありますよね。使用時期やレンタルとの費用比較、二人目以降などパターン別のベビーベッドとの付き合い方をご紹介します。

1歳未満の睡眠姿勢と環境に注意

1歳前の赤ちゃんのうつぶせ寝は、乳幼児突然死症候群(SIDS)だけでなく、窒息のリスクも高くなります。ママやパパは、赤ちゃんから長時間目を離さないようにすることや、ベビーベッド選びには安全性の認定を受けた「SGマーク」と「PSCマーク」があるかを確認するなど、赤ちゃんの睡眠姿勢や睡眠環境を整えるようにしましょう。

参考:

・厚生労働省、「乳幼児突然死症候群(SIDS)について 」、2021年3月閲覧

・京都大学大学院 医学研究家法医学講座、「乳児突然死症候群(SIDS) 」、2021年3月閲覧

乳児期前半の「うつぶせ寝」における face down 回避行動と窒息の危険性 (1)

・厚生労働省、「新しい命をSIDSから守ろう!! 」、

・乳児の突然死撲滅キャンペーン-かけがえのない我が子を守るために-、「乳児突然死症候群(SIDS) について」、2021年3月閲覧

写真提供:ゲッティイメージズ

※当ページクレジット情報のない写真該当

お気に入り

関連する記事