【専門家監修】赤ちゃんが「ずりばい」しないとき、練習は必要? | MAMADAYS(ママデイズ)
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赤ちゃんが「ずりばい」しないとき、練習は必要?

【専門家監修】赤ちゃんが「ずりばい」しないとき、練習は必要?

周りの赤ちゃんがずりばいを始めているところを見かけて、自分の子との発達の違いを比べてしまい、焦りや不安を感じることはありませんか?この記事では、ずりばいをしない場合はずりばいの練習をすべきかどうかや、練習するときにはそのコツについて解説します。
周りの赤ちゃんがずりばいを始めているところを見かけて、自分の子との発達の違いを比べてしまい、焦りや不安を感じることはありませんか?この記事では、ずりばいをしない場合はずりばいの練習をすべきかどうかや、練習するときにはそのコツについて解説します。

赤ちゃんが「ずりばい」しないとき、練習は必要?

特に必要ありません

赤ちゃんの成長は個人差があり、ずりばいが早くできる子とそうでない子、成長過程でずりばいのステップがない子もいます。「周りの子ができているのに、自分の子はまだできていない」という状況にほかの子と比較をして心配や、焦りを感じるママやパパも多いのですが、必要以上に心配しなくても大丈夫です。

赤ちゃんは生後2〜3ヶ月頃に首がすわり始め、その後寝返りを打てるようになると、腹ばいの姿勢を取るようになります。赤ちゃんの体幹や手足も少しずつ鍛えられ、生後5~8ヶ月頃にはずりばいが始まる子もいます。

中にはずりばいやハイハイを経験せず歩けるようになる赤ちゃんもいます。赤ちゃんの発達は個人差があるため個性と受け止めて成長を見守りましょう。もし赤ちゃんの成長で気にかかることがあれば、小児科医や保健師さんに相談しましょう。

「ずりばい」について詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

赤ちゃんが日々成長する中で、首がすわったあと「ずりばい」という動作が見られ始めることがあります。ずりばいとはどのようなもので、いつから始まり、またどんな役割があるのかを紹介します。

もし練習したい場合は?

遊びながらずりばいの練習をする

赤ちゃんの発達は個人差があるので、ずりばいをしていないからといって必ずしも練習する必要はありません。

とはいえ、ずりばいやハイハイは赤ちゃんの腕や胸の筋肉など、発達にもよい影響を与えることがわかっています。遊びの中で自然とトレーニングにつながるものがよいでしょう。

※赤ちゃんの身体機能がまだ十分に発達していない場合があるので、練習は無理強いをしないようにしましょう。

練習のときは赤ちゃんの興味をひくものを使う

ずりばいの練習は、寝返りが始まって首すわりもしっかりし、腹ばい姿勢を取れるようになったらスタートします。

一般的に、腹ばいからすぐにずりばいができるようになるわけではなく、腹ばいの状態で爪先で床を蹴り、反対の手で体をねじってお腹を中心にして左右に回転する動き「ピボットターン」から始まります。徐々に筋力がつくと腕を使った動きなども見られるようになります。

ずりばいの練習で必要となるのが、赤ちゃんの関心をひくおもちゃです。カラフルなおもちゃや音が出るおもちゃなど、赤ちゃんが興味をしめすものを選びましょう。

※誤飲を防ぐため、必ず赤ちゃんの口に入らない大きさのものを選びましょう。

練習方法

実際にずりばいの練習をするときの方法をご紹介します。

  1. 腹ばい状態で赤ちゃんを床に寝かせる。 ※必ず赤ちゃんの首がすわって安定した時期に行ってください。
  2. ピボットターンを促すために、赤ちゃんの体の斜め横あたり、視線が届き、手が届かない位の位置におもちゃを置く。
  3. 置いたおもちゃを動かすなどして赤ちゃんの興味をひき、おもちゃの方向をむくように促す。このときママ・パパが、赤ちゃんの名前を呼びながら、おもちゃを見せることがポイントです。
  4. ピボットターンができるようになったら、少しずつ距離を離した場所におもちゃを置く。
  5. おもちゃで赤ちゃんの興味をひき、赤ちゃんの移動(ずりばい)を促す。

赤ちゃんがおもちゃを手に取ることができれば、一緒に喜ぶことも忘れないでくださいね。

ずりばいの練習をする前に赤ちゃんの安全対策を

赤ちゃんがずりばいやハイハイを始めると、興味や関心のある方向へ一人で進んでいくようになります。

思いがけない事故を防ぐために、練習をする前に部屋の床は清潔にするよう心掛け、コンセントカバーをしたり、テーブルの脚や柱の角も保護テープで覆ったりするなどできる限り危険を取り除いて行いましょう。階段がある家や、冬場であればストーブの周囲などにも注意が必要です。ゲートを設置するなど安全対策を心掛けましょう。

また、誤飲を防ぐためにも赤ちゃんの手の触れそうな場所には誤飲の危険性の高いものを置かないなどして、赤ちゃんから目を離さないようにしましょう。

お座りについて、悩んでいる人はこちらの記事を参考ください。

「赤ちゃんのお座りがなかなか安定しない……」と不安に思ってしまうママやパパも多いのではないでしょうか。今回はそんなお悩みに、助産師のやまがたてるえ先生に答えていただきました。

「できるようになった」を喜ぼう!

同じ月齢の周りの赤ちゃんや育児書・インターネットの情報と自分の子の成長を比較することで、心配になることもあるかもしれません。

しかし、この時期の赤ちゃんの発育は個人差が大きいので、必要以上に焦る必要はありません。

できていないことにフォーカスするのではなく、「こんなことができるようになったんだ!」と日々の赤ちゃんの成長を楽しみましょう。

参考

乳幼児身体発育調査(平成22年) 」、厚生労働省、(2021年3月24日閲覧)

写真提供:ゲッティイメージズ

※当ページクレジット情報のない写真該当