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初節句の料理はどうする?男の子、女の子での違いやお祝いレシピも紹介

初節句の料理はどうする?男の子、女の子での違いやお祝いレシピも紹介

初節句の料理はどんなものを作ろうかと考えているパパとママも多いのではないでしょうか。せっかくなので思い出に残る料理を作りたいものですね。そこで今回は初節句の料理に関して詳しく紹介しています。初節句の食材の由来や祝う時のマナーも解説しているのでぜひご覧ください。
初節句の料理はどんなものを作ろうかと考えているパパとママも多いのではないでしょうか。せっかくなので思い出に残る料理を作りたいものですね。そこで今回は初節句の料理に関して詳しく紹介しています。初節句の食材の由来や祝う時のマナーも解説しているのでぜひご覧ください。

初節句はどう祝うもの?

初節句とは

初節句とは、赤ちゃんが生まれてから初めて迎える節句のことです。初節句は赤ちゃんの健やかな成長と健康を祈願して行われ、料理には子どもの成長に関する縁起や願いが込められています。必ず食べる決まりはありませんが、縁起のいい食材を食べることが望ましいとされています。

昔は親戚一同が大集合して初節句が行われていたため、盛大な食事が振る舞われていました。現在は核家族化の影響から大勢で集まることは少ないですが、それでも初節句は今にも伝わる大切な行事として残っています。今も昔も縁起の良い食べ物を食べることで、赤ちゃんの健やかな成長を願う習慣が続いています。

初節句のお祝いには誰を呼ぶ?

初節句のお祝いには両家の祖父母を呼ぶのが一般的です。初節句は赤ちゃんが経験するイベントの中でも大切なものの1つ。一生に一度の初節句は、じいじやばあばにとってもよい思い出になります。また初節句のお祝いをくれた親戚や友人、パパとママにきょうだいがいる場合には、その人たちをゲストとして呼ぶこともあります。お祝いに誰を呼ぶという明確な決まりはありませんので、パパとママが呼びたい人を招待することで楽しむことができるでしょう。

初節句のおもてなし料理・男の子・端午の節句

初節句で食べられる料理は男の子と女の子でそれぞれ異なります。子どもの成長祈願だけではなく、大人になったあとの縁起を意味するものもあります。節句料理には季節の訪れを感じる食材が使われている特徴もあります。

端午の節句のおもてなし料理

端午の節句には「柏餅・ちまき・たけのこ・鰹(かつお)・鰤(ぶり)・鱸(すずき)」を食べるのが定番です。子どもの日のイメージが強く根付いている柏餅は、子どもも食べやすく人気のお菓子ですね。お餅をくるんでいる柏の葉は、新芽が出るまで古い葉が落ちない特徴があります。これを家計が途切れないことに例え、子孫繁栄とされました。

あんこに使われている豆も節句では「まめに健康で働く」という意味が込められています。この2つが合わさっているので、柏餅は縁起のよい食べ物として江戸時代から食べられています。

ちまきは中国から伝わった食べ物で「忠誠心が高い象徴の食べ物」とされています。忠誠心のある男の子に育つことを願い端午の節句で食べられるようになりました。また、ちまきは昔「ちがや」と呼ばれる葉に巻かれて作られていました。「ちがや」は邪気を払うと言われ、難を避けるという縁起物とされています。今は「ちがや」ではなく「いぐさ」という別の葉で巻かれていることが多いですが、昔の名残で端午節句にはちまきを食べる習慣が残っています。

出世魚と呼ばれる鰤と鱸は、魚の大きさによって名前が変わります。これを仕事で出世することに例え、将来よい仕事ができるようにと縁起担ぎで食べるのが定番です。また勝男と書くカツオは、すべてのことに勝つようにという願いが込められていて、鱸や鰤と共に初節句で食べられます。

MAMADAYSの子どもの日向けレシピ

子どもの日に食べるといいとされる食材を使って、手作り料理をしたいと考えているパパとママもいらっしゃるのではないでしょうか。以下の記事ではでは簡単に作る事ができる子どもの日のレシピを紹介していますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

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料理に興味のある子はパパとママと一緒に作ってみるのもよいでしょう。また初節句を迎える赤ちゃんにきょうだいがいる場合は、初節句料理作りのお手伝いをしてもらうのもいいかもしれませんね。

初節句のおもてなし料理・女の子・桃の節句

ひな祭りのおもてなし料理

桃の節句には「ちらし寿司・はまぐりのお吸い物・菱餅(ひしもち)・白酒(しろざけ)もしくは甘酒・ひなあられ」などを食べるのが一般的です。ひな祭りの料理としてなじみ深い方も多いのではないでしょうか。ちらし寿司に入れるエビ・レンコン・豆の3つの材料は縁起担ぎによいとされています。

エビは腰が曲がるまで長生きすることができるようにという意味が込められています。レンコンには大きい穴のように遠い未来のはるか先まで見通すことができること、豆にはマメに仕事がうまくできるようにという縁起があるとされています。

はまぐりのお吸い物は特に大切な食べ物の1つです。はまぐりは二枚貝であり、ほかの貝とあわせても隙間ができて合うことがなく必ず元の対になっていた貝と貝が合うようになっています。このことからはまぐりは仲のいい夫婦の象徴とされていました。生涯一人の人と最後まで添い遂げることができるようにという願いが込められ、ひな祭りではまぐりのお吸い物を食べるようになりました。

ひなあられはピンク・みどり・きいろ・しろの4色もしくはピンク・しろ・みどりの3色で作られています。4色は四季を表していて、どちらも1年を通して娘の幸せを祈るという意味が込められています。

MAMADAYSのひな祭り向けレシピ

ひな祭り向けのご飯はカラフルなものが多く、見た目も鮮やかなので作ってみたいと考えているパパとママもいらっしゃるのではないでしょうか。

以下の記事では子どもも食べやすいひなまつり向けのレシピを紹介しています。どのレシピも簡単に作ることができるので、初めて節句料理を作るパパとママにも作りやすいですよ。

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初節句を迎える赤ちゃんにきょうだいがいる場合は、初節句料理作りを一緒にしてもよいかもしれませんね。お手伝いしてもらうと初節句がより思い出深いものになるでしょう。

赤ちゃん・離乳食はどうする?

赤ちゃんの料理はどうする?

赤ちゃんが離乳食をすでに始めている場合は、離乳食を食べさせて大人と一緒に食事を楽しみましょう。初節句の場に来てくれた祖父母やゲストにも赤ちゃんが食べている姿を見せることができるので、成長の喜びを分かち合うことができます。

MAMADAYSでは生後5~6ヶ月から食べさせられる節句に合わせた離乳食レシピを紹介しています。節句に合わせた色遣いが鮮やかで作るのも食べさせるのも楽しいレシピが揃っているので、こちらを参考に作ってみるのもおすすめです。

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また赤ちゃんが生まれてから初節句までの期間が短い場合、産後のママの体調を考慮して初節句を翌年に行うことも可能です。出産が節句時期に近い場合は、パパとママで相談して決めましょう。

初節句のお祝い、自宅で出前?店で外食?

自宅で出前やお取り寄せの場合

初節句を自宅で行う場合、出前や通販などでお取り寄せを利用して行う方法があります。これらを利用すれば自分たちで準備する手間を減らしながら、慣れた自宅で行うことができるメリットがあります。赤ちゃんを連れて行く準備やおむつ替え・授乳室の心配もいらないので、負担を減らして初節句を行うことが可能です。

自宅へ出前やお取り寄せを行う場合、器と料理とセットで来ることが多いので料理に関する準備はほぼ必要ありません。下準備は家の掃除や飲み物を用意するくらいで十分です。また、出前やお取り寄せの料金は、利用するお店や選んだプランなどによって異なります。多くのお店では料理の種類や量を考慮し、1人あたり約3,000円~20,000円のプランが用意されていることが多いです。金額の幅が広いのでパパとママで予算を決めて、予算に見合ったコースやプランを選ぶのがよいでしょう。

また、材料をお取り寄せして盛り付けや準備は自分たちで行うという方法もあります。その場合は事前に料理を取り寄せておいて、当日の準備は自分たちで行います。自分たちで好みの料理を選ぶことができるので、一部取り寄せなども可能です。全体の予算を見ながらパパとママで相談しながらどの料理にするか決めましょう。

店で外食の場合

初節句をお店で外食にする場合、料理に関する準備や片付けの必要がないメリットがあります。産後なかなか外食する機会がないママにとっては、久しぶりの外食を楽しむことができるでしょう。

料亭やホテルのレストランを利用する場合には、初節句に見合った服装の準備が必要です。パパはスーツ、ママはワンピースやカラースーツなどを選ぶようにしましょう。赤ちゃんのお出かけグッズも一通り準備して持参すると安心です。

初節句を外食でする場合、利用するお店にもよりますが1人当たり約5,000円~30,000円かかります。節句プランも複数用意してあることが多いので、パパとママで予算に見合ったプランを決めて利用するのがおすすめです。

初節句の料理には昔から縁起がよいとされてきたものやいい意味合いを含むものが食べられます。男の子と女の子で節句では違う食べ物を食べるのも、食べ物がもつ縁起の意味合いが大きく関係しています。この記事では初節句に関する料理について詳しく紹介しました。初節句の気になるポイントを各種詳しく解説していますので、ぜひこの記事を参考に初節句の準備に役立てください。

  • 初節句は赤ちゃんが初めて迎える節句に健やかな成長を願って行われる
  • 初節句では子どもの成長と将来に関する縁起のよい物を食べる
  • 初節句が外食の場合、招待客や予算、服装などのマナーにも気を付ける

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