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孫のお宮参り!祖父母の祝い金の相場や服装について紹介

孫のお宮参り!祖父母の祝い金の相場や服装について紹介

祖父母としてお宮参りに参加する場合、ふさわしい服装や祝い金の相場、当日の流れなど、改めて確認したいことやはっきりと分からなくて不安なことがありますよね?祖父母の立場でお宮参りに参加する際に知っておくと役に立つ情報をまとめたのでぜひ参考にしてみてください。
祖父母としてお宮参りに参加する場合、ふさわしい服装や祝い金の相場、当日の流れなど、改めて確認したいことやはっきりと分からなくて不安なことがありますよね?祖父母の立場でお宮参りに参加する際に知っておくと役に立つ情報をまとめたのでぜひ参考にしてみてください。

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お宮参りとは?

お宮参りとは、氏神神社や家族に生後約1ヶ月後の赤ちゃんが誕生したことを報告し、そのお礼と健やかな成長を願い、参拝して祈祷を受ける行事です。

かつては参拝するのは主に子どものパパと父方の祖父母とされ、ママはいませんでした。

これは出血をともなう出産はけがれであると考えられていたためです。確かに現在と医療制度も衛生観念も異なる時代に出産後1ヶ月にママが参拝に参加することは実質的に難しかったかもしれないですよね。

現在は、昔のしきたりにこだわらず自由に親族が参加し、柔軟な形でお宮参りをする家族が一般的です。

お宮参りの祝い金の相場は?

祖父母の立場でお宮参りに参加する場合に「祝い金の金額の相場はいくらになるのか?」と心配になっている人も多いと思います。両家ともに参加する場合にそれぞれの家の祝い金の金額のバランスも気になりますよね。気になるけれど、はっきりとはわからない祝い金の意味や相場について一緒におさらいしましょう。

祝い金とは

一般的にお宮参りにともに参拝する祖父母が祝い金を贈ります。

祝い金とは孫の誕生を祝う祖父母がお宮参りで贈るご祝儀です。

お宮参りには、孫の衣装代、ご祈祷の初穂料、家族での記念写真の撮影費用、家族、親族との食事会、自宅から神社までの往復の交通費などいろいろな費用が発生します。

そのため祖父母からの祝い金とはお宮参りにかかるお金を援助する意味合いが強いです。

孫が初めて参加する伝統行事というおめでたい機会に、祖父母からこれから子どもを育てる若い家族へ支える気持ちと祝福する気持ちをこめて贈られるとてもありがたい金銭です。

祖父母からの祝い金の相場は?

祖父母のお宮参りの祝い金の金額の相場は5,000円から10,000円程度と言われています。

祝い金はお宮参りの援助が目的で贈られることが一般的です。

パパ側の祖父母とママ側の祖父母が両方とも参列し祝い金を贈る場合には、どちら側の負担が極端に重くならないように両家が準備する金額に気を配りたいところです。できれば事前に簡単に打ち合わせをして金額について打ち合わせをして、バランスよくお祝い金を贈る金額を決めることができたらベストです。

お宮参りの援助をする場合も

実際にママとパパに祝い金を手渡すのではなく、祖父母がお宮参りに関わる一部を援助する場合もあります。神社に納めるご祈祷の初穂料を祖父母で準備することになり、受付や初穂料の納付を直接祖父母がするときには、渡す謝礼は新札を用意することが一般的なマナーとなっています。

両家の祖父母がお宮参りに参加する場合に、実際にかかる費用を祖父母側で直接負担することになったら、こちらの場合もパパ側の祖父母とママ側の祖父母で「初穂料を納める」「食事会の費用を援助する」など、どの費用をどちら側が負担するか事前に話し合って決めるとスムーズです。

祝い金を包むのし袋はどうする?

伝統行事の際に祝い金や謝礼をわたす際には、そのときの式にあったのし袋に包んで渡すのが一般的です。

しかし、のし袋や水引にはいろいろなタイプがあり形や色に意味や使うのにふさわしい理由があります。

それでは、お宮参りではどのタイプのものを選べばよいのでしょうか?

お宮参りの祝い金を贈る際に選ぶのし袋の種類や水引の色について説明します。

水引は「蝶結び」

のし袋には「蝶結び」や「結び切り」など結びの種類や色がいろいろあります。

お宮参りの祝い金の水引の形や色は何色がいいのでしょうか?

お宮参りの祝い金は「蝶結び」の「赤白」の水引がついたのし袋に入れてください。

「蝶結び」の「赤白」の水引は祝い事全般に使用されます。「蝶結び」は何度でも結びなおせることから転じて、何度もあってもよいという意味をあらわし、出産や誕生日、お宮参りや入学などのお祝い金など、何度も起きてほしい慶事全般に利用します。

水引の色には意味があり、「赤」は魔除け、「白」は汚れのない神聖さを意味します。孫の誕生を感謝しこれからの健康を願うお宮参りにぴったりな意味になります。

表書きの書き方

のし袋の表書きはどう書くのでしょうか?

水引の上段と下段で何を書くかルールがあります。

  • 水引きの上段

上段には「祝初宮参」「祝御宮参」「お祝い」などと書きます。

  • 水引きの下段

下段には送り主である祖父母の名前を書きます。

  • のし袋に中袋が入っている場合

中袋の表側に金額裏面の左側に送り主の氏名と住所を書きます。

  • 中袋がない場合に

のし袋の裏側に祖父母の名前、住所、金額を記入します。

  • その他のポイント

金額は旧字体で書きます。旧字で書く理由は書き換えを防止するという意味があります。

慶事の際、文字は太く濃く書くほうが縁起がいいとされていますので、筆ペンや毛筆で書きます。

お宮参りにふさわしい祖父母の服装は?

お宮参りで一番気になるのは当日の服装です。

祖父母として参加するときに、参列する人々の服装を同格でそろえなければいけないのか、和装と洋装どちらがいいのかといろいろと頭を悩ませるひとが多いのではないでしょうか?

お宮参りにふさわしい祖父母の服装について紹介します。

お宮参りなどの伝統行事での服装は着物の印象が強いかもしれませんが、必ずしも着物である必要はありません。 着物のほかにもフォーマルスーツやワンピースがおすすめです。

服装選びのポイントとしては、和装でも洋装でもフォーマルで派手すぎない色や柄のものを選びましょう。

厳かな神社での参拝やご祈祷を受ける際に周囲の雰囲気に合うものがいいでしょう。

着物やフォーマルな洋服をレンタルできるところもあります。レンタルを利用すると準備やクリーニングに出すなどのその後の片付けが楽です。服装に悩んだときや客観的なアドバイスが必要なときにもレンタルの利用がおすすめです。

祖父の場合

祖父の場合のお宮参りの服装はスーツが定番です。

ダークスーツやフォーマルスーツにネクタイでいいですね。スーツの色は紺や黒を選んでも何も問題はありませんが、黒のネクタイはお葬式などの弔事で使用するもののため、黒のネクタイはお宮参りの参拝には使わないようにしましょう。

フォーマルのネクタイですと色は白かシルバーのネクタイとなりますが、お宮参りの服装に厳密なルールはありませんので、家族から贈られたネクタイなど家族の思い出に関わる小物をコーディネイトすると家族の絆を深める心がこもった服装選びになりますね。

服装で迷ったら

服装選びの決め手にかけて、どうしても悩んでしまったときは以下のポイントをチェックしてみてください。

  • 孫が和装の衣装なので、着物にあわせる

孫が和装の場合、あわせて着物を選んでもいいです。

  • 家族全体のバランス

事前に参加する他の家族と相談して、ドレスコードや格をあわせることが大切です。

  • 季節

季節にあわせた服装を選びましょう。日本には四季があり着る物も季節によってかなり異なります。

春や秋の季節のお宮参りですと、着物やフォーマルスーツが季節的にマッチしますが、夏にお宮参りを行う場合は暑いので、季節にあわせて少しカジュアルな服装に夏用のジャケットをはおるのも素敵です。

冬はコートやマフラーや手袋など防寒対策が大切になります。格式を重んじて寒さや暑さにあわない服装を無理に選ばないことがポイントとなります。

お宮参りの祖父母の当日の流れは?

お宮参りの当時の流れはどのようなものでしょうか。

お宮参りの当日は午前中に神社に参拝し、ご祈祷や家族写真の撮影が行われるのが一般的です。お昼から午後はレストランなどに移動して食事会になります。写真館での撮影を予約している場合は、ご祈祷後の食事会の前後に予定を入れるといいですね。

孫は生後約1ヶ月の初めての伝統行事で、ママは出産後初めての大切な家族との行事になります。

事前にお宮参りの流れを把握して、孫とママの体調や授乳やおむつ替えの時間などに配慮して、祖父母でフォローできる分は申し出て、余裕のある楽しい1日にしたいですね。

お宮参りの一日の流れ

  • 待ち合わせ

現地集合にするか、別の場所で集合して一緒にむかうか決めておきましょう。

  • ご祈祷の受付

神社に到着するとご祈祷の受付をし、初穂料を渡します。

金額やのし袋の名前などに間違いがないか事前に確認しましょう。

  • 参拝

ご祈祷の受付後は、ご祈祷までしばらく時間があります。

この時間に参拝をしたり、写真撮影をしたり場合があります。

  • ご祈祷

一般的にご祈祷の時間は20分から30分です。

  • お食事会

ご祈祷が終わり、写真撮影やその他の用事が終わったらレストランに移動しましょう。

祖父母が食事代を支払うときは、事前に一言ママとパパに伝えておくとスマートです。

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この記事では「お宮参り」にいつ行けばいいのかについて紹介します。お宮参りの日取りについてはもちろん、当日の流れや、持ち物、服装などについても合わせて紹介します。

お宮参りで赤ちゃんを抱っこするのは祖母?

かつてお宮参りはパパとパパ側の祖父母が行うもので、お宮参りで赤ちゃんを抱っこするのはパパ側の祖母の役割でした。現在では、お宮参りの形も柔軟に変わり、どうしてもパパ側の祖母が抱っこをするという強い決まりはありません。

しかし、かわいい大切な孫の記念すべきお宮参りです。参列する祖父母や他の親戚が、晴れ姿の赤ちゃんを抱っこして一緒に写真を撮りたいという希望や、赤ちゃんを抱っこして疲れてしまったママとパパをサポートしたいという気持ちがあると思います。お宮参りでは誰が赤ちゃんを抱っこするのがいいでしょうか。

主にママやパパが多い

これは特に決まりはありませんが、お宮参りのときにママやパパが抱っこするパターンが多いです。

赤ちゃんによっては、一緒に暮らしているママやパパじゃなければ泣いてしまう子どももいるでしょう。

それでも、めったにない家族の記念の行事ですので祖父母で抱っこしたいときや一緒に写真をとりたいときには、祖父母が孫を抱っこする時間をもうけて欲しいと事前にママとパパにリクエストをしましょう。

ママとパパも参拝や食事中にずっと赤ちゃんを抱っこしているのも大変ですし、小さな赤ちゃんとのおでかけは大人の手助けが必要です。希望や手助けをしたいという気持ちは率直にママとパパに話すことが大切です。

お宮参りで祖父母が参加しない場合も

最近ではお宮参りで祖父母を呼ばないというケースも増えてきているようです。

その理由は、祖父母が遠方で暮らしていて参加が距離やスケジュール的に難しかったり、健康上の理由で出歩くのが難しかったり、新型コロナウィルスの感染拡大防止ための配慮であるなど、さまざまです。

参加をしないと決断するのは残念なことですが、大切なのは孫の健やかな成長と幸せを祈る気持ちで、無理や我慢をしてお宮参りに参加することではありません。今ではSNSやスマホなどでいろいろな形で写真などを共有して簡単に一緒にお祝いできます参加できない場合でも、思い出としてお宮参りの記念写真を送ってもらいましょう。

祖父母との思い出を残そう

お宮参りは赤ちゃんにとって生まれて初めての行事ですが、祖父母にとっては孫のお祝いであることはもちろん、自分が大切に育てた子どもが結婚をして、妊娠出産を経験して、親になる様子を見守りお祝いする節目の行事でもあります。

ママとパパにとっても親になる決意を新たにする大切な行事です。

赤ちゃんが無事誕生し、家族が増えた喜びを家族全員で分かちあい、大切な記念となる楽しい1日です。祖父母も一緒になってお宮参りに参加できるのが一番ですが、祖父母が参加できない場合でも、お宮参りの様子を報告したり、写真を共有したりして家族の思い出をたくさん残しましょう。

  • お宮参りの祝い金は、ともに参拝する祖父母から贈られることが多い
  • 祝い金の金額の相場は5,000円から10,000円程度
  • お宮参りに祖父母を呼ばないケースも増えてきている

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