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七五三のメイクってどうする?スタジオ・美容院・セルフどこでするか迷う

七五三のメイクってどうする?スタジオ・美容院・セルフどこでするか迷う

子どもの成長を祝う七五三は日本の代表的な行事のひとつ。せっかくだから、普段とは違うおしゃれを子どもにも楽しませてあげたいですよね。この記事では、七五三のメイクやヘアセットはどこですればいいのかや、自宅でする場合のおしゃれにするポイントを紹介します。
子どもの成長を祝う七五三は日本の代表的な行事のひとつ。せっかくだから、普段とは違うおしゃれを子どもにも楽しませてあげたいですよね。この記事では、七五三のメイクやヘアセットはどこですればいいのかや、自宅でする場合のおしゃれにするポイントを紹介します。

子どもの七五三メイクってどうする?

七五三は普段着ることのないきれいな着物でおめかしができる、女の子にとっては一生に2度しかない特別な日です。少しでもおしゃれで、かわいい姿を残したいと思うママやパパも多いでしょう。しかし、衣装負けしないように、どんなメイクをしてあげたらよいのかわからないですよね。

七五三のメイクは大きく分けると家でするケースと、美容室やスタジオなどでお願いするケースがあります。

家でメイクをする場合は自分にしているメイクとは異なるため、どのようにしたらかわいくなるのか、わからないこともあるでしょう。一方で、美容室やスタジオでお願いをするといくらかかるのか費用面が心配です。

メイクをどのようにしてあげるのが子どもにとって一番いいのか、見ていきましょう。

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メイクをしないのも選択肢のひとつ

七五三の華やかな衣装を身にまとったとしても、必ずメイクをしなくてはいけないという決まりはありません。

そのため、メイクをしないのも選択肢のひとつです。

子どもの素朴でかわいい顔にあまりにも派手なメイクをすると、顔だけが浮いて見えてしまう可能性もあります。また、子どもの肌への負担を考えると、メイクは控えたほうがよいでしょう。

七五三は衣装や髪飾りだけでも、普段とは異なりとても華やかです。また、ヘアスタイルをアップにすることで豪華に見えます。無理してメイクをするのではなく、子どもたちのありのままのかわいい姿で七五三に参加してみることも検討しましょう。

美容室やスタジオでメイクをお願いする場合

メイクをお願いする場合は、美容室や写真撮影をするスタジオでお願いするケースがほとんどです。美容室やスタジオを利用しようと思う理由は、次のようなものが多いようです。

  • 写真映えも考えて、本格的なメイクをしてほしい
  • 自分でやると、子どもがかわいくなるのか心配
  • 子ども用のメイク道具を持っていない

美容室やスタジオのスタッフはプロです。写真映えなども考えてメイクをしてくれます。七五三は記念撮影することも多いので、本格的なメイクをさせたいと思う人はお願いしてみるのもよいでしょう。

美容室でメイクしてもらう場合

美容室を利用する場合はメイク、ヘアセット、着付けがセットになっていることがほとんどです。相場は3歳は5,000~7,000円、7歳は7,000~10,000円と考えておきましょう。

美容師さんはメイクやヘアセットのプロですが、口頭の説明だけですべてをくみ取るのは難しく、希望した形にならない場合もあります。要望どおりにお願いしたいのであれば、メイクやヘアセットの参考となる写真や画像を準備していきましょう。

また、美容室でのメイクは事前に予約が必要です。着物をレンタルする場合はレンタル日に美容室の予約が空いているか確認しなければいけません。

スタジオでメイクしてもらう場合

スタジオでメイクをお願いする場合は、基本的にメイク、ヘアセット、着付けはセットになっています。相場は約10,000円~メイク料金は撮影料金とセットになっていることが多いので、何枚撮影するか、どのようにプリントアウトするかによって金額は異なります。

メイクやヘアセットは美容室よりもやや簡素なものになりやすいですが、髪飾りや付け毛などが豊富に用意されているため、アレンジしやすいのも特徴のひとつ。

ただし、スタジオは七五三シーズンになると、たくさんの子どもたちで混雑します。待ち時間が長くなり子どもが飽きてしまうので、お気に入りのおもちゃやおやつを持って行くなど対策が必要です。

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自分でメイクしたほうが安く済む?

七五三は着物レンタルや着付け、写真撮影など想像以上にお金がかかります。少しでも出費を抑えたい場合は、自分でメイクしたほうが安く済むのでしょうか?

自分でメイクをするには、メイクセットが必要です。子ども用のアイシャドウやリップを購入しなければいけません。しかし、最近ではネットショッピングなどで気軽に手に入り、アイシャドウ・リップ・マニキュアがセットになっているものでも2,000円程度で購入できます。

スタジオで写真撮影をする場合はメイク料金がセットになっているので、お願いしたほうがお得です。それ以外は、メイクセットの購入代だけで済むため自分でメイクしたほうがお得でしょう。

もし着付けができない、メイクやヘアセットにも自信がないのなら美容室にお願いしたほうが、お金はかかりますがスムーズに準備ができるのでおすすめです。

家で子どもに七五三のメイクをする場合

家で子どもに七五三のメイクをしてあげたいと思う理由には、次のようなものが多いようです。

  • 七五三の出費をできる限り抑えたい
  • 写真撮影は手軽に済ませようと思っている
  • 子どもと相談しながら要望どおりにメイクをしてあげたい

着物のレンタルと着付けの料金は節約できないから、メイクは自分たちでやって少しでも節約をしたいと考えている人も多いようです。また、子どもとどのようなメイクやヘアセットにするか楽しみながら準備できるのも、自宅でやる醍醐味です。

ここからは、家でメイクをするときのやり方やポイントをご紹介します。

ベースメイク

3歳も7歳も基本的にベースメイクは必要ありません。もし、ベースメイクをする場合でもベースパウダーで整えるのみでよいでしょう。軽く付けるだけでも、つるんとした卵のような仕上がりになります。

ベースパウダーは顔全体に付けるため、低刺激のものを選びましょう。子どもの肌はとても敏感です。使用するときも、強くたたいたり、こすったりすることは避けましょう。

アイメイク

アイメイクは3歳と7歳で少し変化させていきましょう。

3歳は基本的にアイメイクはいりません。素材を生かして素のままでも、十分にかわいいでしょう。また、目にアイシャドウを塗ったことでかゆくなり、強くこすってしまう可能性もあります。3歳は慣れていないことに敏感な年齢です。

七五三は普段とは異なる環境となりストレスを感じてしまいます。できる限り普段と同じような環境をつくってあげられると、子どもも安心して楽しい七五三の日を過ごすことができるでしょう。

7歳は少しお姉さんになっています。着物に合わせたカラーのアイシャドウを塗ってみましょう。大人な雰囲気に様変わりします。あまり濃く塗りすぎると厚化粧になるので注意が必要です。

七五三で目じりを赤くするのはどうして?

七五三では、目尻を赤くしたメイクをよく見かけます。この「赤色」のメイクは魔除けの意味があるそうです。赤は血・太陽を連想させ、生命の象徴として昔から伝わっています。ちなみに舞妓さんが同じような赤いラインのメイクをしているのも、厄除けの意味があるそうです。

リップ・チーク

七五三の着物に合わせて、血色のよい赤やピンク、オレンジの口紅を塗るとメリハリのあるメイクに仕上がります。

もしかしたら、唇がベタベタするのを嫌がるかもしれません。そのときは無理にグロスなどは使わずに、口紅をポンポンと指先で伸ばすと唇に馴染みやすく、べとついた感じが軽減できます。

チークはリップと同系色を使うと統一感が出て、血色がよい自然なメイクになるでしょう。笑ったときに一番高くなる頬に数回ポンポンとのせていきます。チークもアイシャドウと同様にあまり付けすぎると厚化粧になるので注意しましょう。

子どもにメイクで注意すること

七五三という晴れの日限定でメイクをするので、子どもはメイクに慣れていません。子どもの肌はとてもデリケートなので、次の4つのことに注意しながらメイクしましょう。

メイク前に保湿を行う

七五三は11月頃に行われる行事です。季節は秋。乾燥が厳しくなる時期です。そのため、大人同様に保湿を行い肌のカバー力をアップさせてからメイクしましょう。

肌が乾燥した状態にメイクをすると、潤っているときよりも強く刺激を受けてしまいます。お参りは外で行うため乾燥した空気にさらされますし、写真撮影が行われるスタジオなどはエアコンで乾燥しているでしょう。そのような環境下にいると、どんどん肌は乾燥してしまうので、メイク前にしっかりと保湿することが大切です。

低刺激なコスメを使用する

自分で子どもにメイクをするときは、化粧品選びに特に注意しましょう。子どもの皮膚はとても薄くデリケートです。軽くのせたパウダーですら刺激になってしまいます。オーガニック素材など、肌に優しい素材を使用した化粧品を選びましょう。

もし、肌が弱いなどの理由により化粧品で肌荒れをしないか心配な場合は、事前にパッチテストするのがおすすめです。

首筋など目立たないところにだけ試し塗りして、赤く反応が出ないか確認しましょう。

メイクが濃くならないようにする

子どもはありのままの姿でも十分素敵です。晴れの日だからといって、一生懸命メイクをする必要はありません。基本はナチュラルメイクで、子どもの透き通った肌やかわいい目・鼻・口の素材そのものを生かしたメイクを心がけましょう。

子どもも一緒に鏡を見ながらメイクをすると、プリンセスになった気分でテンションも上がり、楽しい思い出を残してあげられます。

メイク落としも肌に優しいものを

七五三が終わったらメイクを落とさなければいけません。このとき、大人と同じメイク落としを使ったり強くこすったりするのは避けましょう。

子どもの肌にも優しい低刺激のメイク落としを使い、肌の刺激にならないようにメイクを落とします。このときのポイントは子どもの顔が「ゆで卵」だと思うこと。ゆで卵は力を抜いて優しく触れますよね。子どもの顔も同様に、優しくソフトなタッチでメイク落としましょう。

メイク落としのことを考えて、石鹸でも落とせる化粧品を選んだり、メイクは濃くせずできるだけ薄くしたりすることも大切です。

おすすめの七五三ヘアスタイルは?

自宅でセットをする場合、メイクと同様にヘアセットもしなければいけません。どのような髪形にするとおしゃれになるか3歳・7歳に分けて解説していきます。

3歳の七五三ヘアスタイル

3歳は毛量も少なく、アップスタイルにするには長さが足りない場合もあります。また、保育園などで長い髪の毛が禁止されていて、ヘアアレンジができないケースもあるでしょう。

3歳はあどけなさが残る年齢です。無理しておしゃれするのではなく、ありのままの姿で七五三に参加するのもおすすめです。

【自宅でセットするときの3つのポイント】

  • 大きな髪飾りのみで華やかにする
  • 髪が短いときは編み込みをする
  • 前髪を流して普段とは違う印象に

7歳の七五三ヘアスタイル

7歳になると毛量も増えて、七五三に向けて長くなるよう計画できるようになります。そのため、3歳のときよりもアレンジがしやすく、おしゃれを楽しめるでしょう。

【自宅でセットするときの3つのポイント】

  • ロング:和風アップでトップにボリュームを出し、日本髪風にセットする
  • ミディアム:アップするまで長さが足りない場合は、サイドアップで付け毛を足してボリュームUP
  • ショート:顔回りに編み込み+大きめの髪飾り

やはりロングはヘアスタイルに遊びが利きます。アップにしつつも、長さを生かしたガーリースタイルもおすすめです。巻いて毛先を遊ばせても大人な雰囲気で子どもも喜びます。

ママの七五三メイクのポイントは?

七五三は子どもの準備で頭がいっぱいになってしまいますが、忘れてはいけないのがママの準備です。普段着ることの少ない和装や洋装で参加するため、おしゃれしたくなる気持ちはわかりますが、七五三の主役は子どもです。ここでは子どもを引き立てるママの七五三メイクのポイントを解説します。

子どもより派手にならないようにする

ママの七五三メイクは基本的に自由です。しかし、子どもより派手にならないように注意しなければいけません。

特に子どもが3歳の場合、化粧は比較的薄いか素のままなのでママもそれに合わせて色使いや濃さを調整しましょう。あまりにメイクが濃いと写真撮影したときに子どもより目立ってしまう可能性があります。

また、ノーメイクは身だしなみのマナー的にあまりよくありません。普段からあまりメイクはしないという人でも、眉毛を書いたり口紅を塗ったり最低限のメイクをして七五三に参加しましょう。

きちんと感のある髪形を意識する

髪形は和装、洋装に合わせてセットするのが基本です。そのときにポイントとなるのが「上品さ」や「きちんと感」です。できれば髪の毛はまとめてアップにしたり、和装であれば夜会巻きにしたりと、きちんと感を出しましょう。

また、同じ髪形にしていても”あほ毛”があるのとないのでは印象が真逆です。あほ毛があると手抜き感が出てしまい、上品さは半減。秋は乾燥する季節のため、髪の毛もパサつき、あほ毛も出やすい状態です。スタイリング剤などを使用してあほ毛を整えて上品さを保ちましょう。

子どものセットはママができても、ママのセットは自分でしなければいけません。そのため、自分でヘアセットするのが苦手なママは、美容院でセットしてもらうのもおすすめです。子どもと一緒にセットしてもらうのも、一生に一度の思い出になるかもしれませんね

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メイクで華やかな七五三の思い出を残そう

七五三は華やかな衣装を身にまとい、子どもたちのかわいい姿が見られる特別な日です。メイクは基本にあまり濃くはせずに、子どもたちの素材を存分に生かしてあげること。

3歳は特にナチュラルに口紅や薄いチークでポイントメイクしてあげるのがおすすめです。7歳はアイシャドウやリップなどで、ちょっぴり大人な雰囲気に仕上げてあげると喜ばれます。

普段とは違う着飾ったかわいい姿の子どもたちと一緒に、楽しい思い出を残しましょう。

  • 七五三のときの子どもが必ずメイクする決まりはない
  • 子どもが3歳の場合はメイクなしがおすすめ
  • メイクする場合は肌に優しく落としやすいものを選ぶ
  • メイクが濃くなりすぎないよう薄く仕上げる

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