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赤ちゃんのマイナンバーカード写真を撮ろう!条件や撮影のコツを解説

赤ちゃんのマイナンバーカード写真の撮り方は?申請条件や撮影のコツ

マイナンバーカードは新生児から作ることができるのをご存じでしょうか。マイナンバーカードを作るには、赤ちゃんでも写真が必要です。しかし、赤ちゃんの写真撮影は大変ですよね。この記事では、マイナンバーカードで使える写真の条件や撮り方、撮影のコツをご紹介します。
マイナンバーカードは新生児から作ることができるのをご存じでしょうか。マイナンバーカードを作るには、赤ちゃんでも写真が必要です。しかし、赤ちゃんの写真撮影は大変ですよね。この記事では、マイナンバーカードで使える写真の条件や撮り方、撮影のコツをご紹介します。

赤ちゃんのマイナンバーカードを作ろう

身分証明書や健康保険証としても使えるマイナンバーカード。マイナポイントがもらえることもあり、カードを作ろうとしている人も多いのではないでしょうか。

マイナンバーカードのメリットの1つは、公的な身分証明書になること。親は免許証で身分証明ができるけれど、赤ちゃんの身分証明になるものはなかなかパッと出てこないですよね。

マイナンバーカードがあれば、児童手当などの公的な手続きがオンラインでできたり、住民票の写しや課税証明書などをコンビニで取得することができます。

マイナンバーカードは新生児からでも作成ができ、マイナポイントも付与対象になるので作成してみてはいかがでしょうか。

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では、生まれたばかりの赤ちゃんのマイナンバーは、いつつくられるのでしょうか。
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赤ちゃんでも写真が必要!

赤ちゃんのマイナンバーカードを作るときも、基本的なルールは大人と同じで、赤ちゃんも写真が必要になります。

  • 15歳未満および成年被後見人の方は法定代理人(親など)が申請する
  • 乳児でも写真が必要
  • 受け取りは基本的に本人。子どもの場合は親が同行する。

赤ちゃんの証明写真は撮るのが大変、と思うかもしれませんが、スマホで撮った写真もOKです。スタジオや証明写真機で撮影しなくてもよいので気負わずチャレンジしてみましょう!

マイナンバーカード用の写真のルール

マイナンバーカードの写真には、本人であることを証明するためのルールがあります。

しかし、撮影前にしっかりと確認しておけば問題なく撮影することができるので、まずはルールをチェックしていきましょう。

正面を向いている

しっかりと顔が分かるために、正面を向いた写真を撮影しましょう。

ねんね期の赤ちゃんならベッドに寝かせて、お座り期の赤ちゃんなら座った姿勢で撮影できます。

髪の毛で目元が隠れていたり、手で口元が見えなくなっていたりすると、「規格を満たしていない」と判断されてしまうこともあります。また、帽子をかぶっている写真もNGなので撮影時は脱がせておきましょう。

赤ちゃんの目線がしっかりとカメラの方向に向くようにシャッターチャンスを狙いましょう。

背景は白など柄がないもの

背景は柄や影、家具などほかのものが映り込まないようにしましょう。

白い壁の前に座らせる、白っぽいシーツの上に寝かせるなどして、赤ちゃんの顔がはっきりと写るように撮影します。

抱っこして撮影しても問題ありませんが、白い布をかぶるなど、抱っこしている人が映り込まないようにしましょう。

柄や写り込みはNGですが、写真自体はカラーでなく白黒写真でも問題ありません

6ヶ月以内に撮影したもの

写真は6ヶ月以内に撮影されたものである必要があります。申請前に撮影すれば問題なくクリアできるでしょう。

写真のサイズに適合したもの

顔写真は、郵送での申請、オンライン申請それぞれにサイズの規格があります。

◼︎オンライン申請の規格

  • ファイル形式:JPEG
  • カラーモード:RGBカラー
  • ファイルサイズ:20KB〜7MB
  • ピクセルサイズ:幅(横)480〜6000ピクセル、高さ(縦)480〜6000ピクセル

◼︎郵送申請の場合の規格

  • 縦4.5cm×横3.5cm(裏に氏名・生年月日を記載)

基本的にスマートフォンで撮影した画像であれば、ファイルサイズやピクセルサイズ、カラーモードは問題なく申請ができるでしょう。

iOS 11(iPhone 11)以降やAndroid端末では、拡張子(保存形式)が「.HEIC」で撮影される場合があります。設定画面の「カメラ」からフォーマットを変更することでHEICからJPEGに撮影モードを切り替えることができます。

こんな写真はNG!写真のチェックポイント

申請するときは撮影した写真が以下に該当していないかチェックしましょう!

該当する場合、申請がとおらない可能性があるので注意しましょう。

  • 顔が正面ではない:片側に寄っている、横を向いている、傾いている
  • 背景が無地でない:柄がある、椅子などの写り込みがある、影がある
  • 顔が確認しづらい:髪の毛が目元にかかっている、帽子をかぶっている、フラッシュで赤目、顔が影で覆われている
  • 画質が悪い:ブレている、ピントがあっていない、歪んでいる、ノイズがある

赤ちゃんの写真を撮るコツ

どんな写真を撮ればいいのか分かったら、いざ撮影です!

とはいっても、赤ちゃんの写真はなかなか思うように撮れないですよね。じっとしてくれなかったり、正面を向かなかったり。眠かったりおなかが空いていたり、ご機嫌ななめだと撮影ができないこともあり、規格どおりの写真を撮るのは大変です。

ここでは、赤ちゃんのベストショットを撮影するコツをご紹介します。

ママ・パパ一緒にあやしながら

まずは、ママ・パパの協力作戦です。カメラで撮影する人と、赤ちゃんをあやす人で役割分担をします。

撮影する人は赤ちゃんにカメラを向け続け、シャッターチャンスを逃さないように撮影しましょう。

あやす人は赤ちゃんの興味を引くように、声をかけたりお気に入りのおもちゃやぬいぐるみを使ったりしながら、赤ちゃんの目線がカメラに向くようにします

赤ちゃんがぬいぐるみを見つめたらゆっくりとカメラのほうに移動させたり、撮影者の肩越しからぬいぐるみを登場させたりすると赤ちゃんの視線がカメラ付近に向きやすいですよ。

カメラの連写機能を活用する

赤ちゃんの写真撮影では、カメラの連写機能を使うのもおすすめです。

連写でたくさん撮った中から、ベストな1枚を見つければよいので、タイミングを気にせず連写しましょう。

連写することで、目をつぶったり、目線が外れたりして撮り直すことも少なくなります。

動画を撮影して切り出す

動画ならかわいい瞬間がたくさん撮れるのに、写真だとなかなかうまく撮れないということもありますよね。

そんなときは、動画から切り出した画像を写真として使う方法も1つです。背景や姿勢を整え、動画の撮影をスタート。撮影後に、動画の中からベストなタイミングをキャプチャして使います。

申請する前に、ピクセルサイズやファイル形式が規定に沿っているか、確認するとよいでしょう。

どうしても写真が撮れない場合はコールセンターへ

子ども・家庭の事情などで、どうしても基準を満たす写真の撮影ができない場合は、個人番号カードコールセンターに相談してみましょう。個人番号カードコールセンターに直接連絡することができない場合は、お住まいの市区町村の窓口に相談してください。いずれの場合も「申請書ID」が必要になるので事前に準備しておきましょう。

赤ちゃんの写真で気になるポイント

赤ちゃんの写真を撮影するとなると、大人の証明写真とは違った疑問がでてくるのではないでしょうか。

ここでは、赤ちゃんのマイナンバーカード用写真について、気になる疑問についてご紹介します。

スマホで撮影した写真でもよい?

写真の基準を満たせばスマートフォンで撮影した写真でも申請可能です。

普段から赤ちゃんの写真をスマホで撮影しているなら、赤ちゃんも慣れているスマホ撮影のほうが、緊張しなくてよいかもしれませんね。

オンライン申請する場合には、アップロードできる写真にはサイズなどの指定があるので注意しましょう。

◼︎オンライン申請の規格

  • ファイル形式:JPEG
  • カラーモード:RGBカラー
  • ファイルサイズ:20KB〜7MB
  • ピクセルサイズ:幅(横)480〜6000ピクセル、高さ(縦)480〜6000ピクセル

成長したら写真を変更するの?

申請してから5年間は、申請したときの写真を使います。

18歳未満の場合、マイナンバーカードの有効期限は、発行から5回目の誕生日です。

0歳のときにマイナンバーカードを申請したら、更新は5歳の誕生日になります。

※令和4年3月31日までに交付申請された20歳未満の方の有効期限は5年です

有効期限までは、「成長したから」「気に入らないから」という理由で写真だけ変更することは、基本的にできません。

変更することができるのは、マイナンバーが漏洩して不正に用いられるおそれがあるときや、カードを紛失したときが想定されます。

5歳まで使うマイナンバーカードですから、ベストショットを撮影するのは大切ですね!

寝顔や泣き顔の写真でもいいの?

マイナンバーカード総合サイトには、「寝顔、泣き顔はNG」という記載はありませんが、「正常時の顔貌と著しく異なるものはNG」と記載があるため不可と考えておきましょう。

同様に、目を閉じていたり、細めていたり、口が開いていたり、満面の笑顔の写真も不可となる可能性が高いです。赤ちゃんの写真も無表情・真顔の写真で申請するようにしましょう。

加工した写真でもよい?

マイナンバーカード総合サイトには、「画像編集ソフトで加工された画像などは、受付できない場合があります」と記載されています

明るさの微調整などは問題ない可能性がありますが、縦横比が変わってしまったり本人の顔と判別しにくいような加工・修正は受け付けてもらえないと考えておきましょう。

マイナンバーカードには赤ちゃんのベストショットを

赤ちゃんの証明写真の撮影は大変そうなイメージがありますが、申請から5年間使うことを考えると、できればベストショットを撮影したいものですよね。

マイナンバー用の写真は細かな条件が指定されていますが、無地の背景、正面、真顔のものを撮影できれば基本的に問題ありません。

連写機能で撮影したり、ママ・パパで協力したりしんがら、赤ちゃんのベストショットでマイナンバーカードを申請できるとよいですね。

さらに詳しく知りたい方は、「マイナンバーカード総合サイト」をご参照ください。

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  • 写真はスマホで撮影してもOK!
  • 写真の背景は無地で正面を向いた無表情の写真を選ぼう

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