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夜に洗濯するメリットとデメリットは?干し方や乾かし方のコツを解説

夜に洗濯するメリットとデメリットは?干し方や乾かし方のコツを解説

仕事や育児で忙しい家庭では、日中に洗濯ができず夜に洗濯せざるを得ないこともありますよね。洗濯は昼間に行うイメージがありますが、生活に合わせて夜洗濯するという人もいます。今回は夜間に洗濯するメリットや注意点、干し方や乾かし方のコツなどを紹介します。
仕事や育児で忙しい家庭では、日中に洗濯ができず夜に洗濯せざるを得ないこともありますよね。洗濯は昼間に行うイメージがありますが、生活に合わせて夜洗濯するという人もいます。今回は夜間に洗濯するメリットや注意点、干し方や乾かし方のコツなどを紹介します。

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洗濯を夜に行うメリット

夜の洗濯には、経済的なメリットのほか、洗濯物が傷みにくいといった、日中にはないさまざまなメリットがあります。

まずは洗濯を夜にするメリットをチェックしていきましょう。

節約と節水ができる

電気料金には、夜の電気代が日中よりも安くなる料金プランがあります。

たとえば、東京電力の夜トクプランでは、9時から21時までは34.39円/kWh、21時から翌日の9時までは22.97円/kWhと1kWhの料金が安くなります。

一人暮らしや共働きなど、日中に家にいる時間が少なく夜間に電力を消費する家庭は、夜間の電気料金が安くなるプランにすることで電気代を節約することができるので見直してみるとよいでしょう。

また、夜に入浴する人も多いですよね。入浴後お風呂の残り湯を洗濯に使うことで節水も可能です。東京ガスによると、残り湯を活用することで、水道代は1年で約6,800円の節約につながるそうです。

洗剤は冷水よりも温水のほうが洗浄効果が高まるので、温かい残り湯を使うと節水だけでなく、汚れ落ちもよくなるメリットがあります。

参考:東京ガス「バスルーム・トイレ編 毎日の行動でコツコツと省エネ

朝・昼の時間を有効活用できる

夜に洗濯をすると、朝・昼の時間を有効活用できるでしょう。日中は洗濯以外にも、仕事や子育て、洗濯以外の家事でバタバタすることもありますよね。

家事や育児とやることが多い家庭では、昼間にできる洗濯をあえて夜の時間に済ませることで、昼の時間に余裕を持たせることができるでしょう。

ほかの家事に時間を割く以外にも、読書やコーヒーブレイクを楽しむなどゆったりする時間に充ててもよいですね。

洗濯物の日焼けを抑えられる

洗濯物に直射日光が当たると、衣類がダメージを受け、日焼けや色落ちが生じることがあります。

日焼けや色落ちは日光に含まれる紫外線により、衣類の染料や繊維が分解されて起きるといわれています。そのため、夜は日光がなく紫外線の量が少ないので、衣類の日焼けを防止することができます。

特に黒や紺色、青などの濃い色は日焼けしてしまうと変色が目立ち、一度変色すると元に戻りません。

紫外線による影響が少ない夜に洗濯物を干すことで衣類が傷むことを防げるのはメリットのひとつです。

汚れた洗濯物をすぐ洗える

1日使用した衣類やタオル類を汚れたまま放置することなく、すぐに洗うことができるのもメリットです。

洗濯物には目に見えない雑菌や皮脂の汚れなどがついており、洗濯物を放置する時間が長くなると雑菌が繁殖し汚れが落ちづらくなってしまいます。

衣類を脱いだりタオルを使用したあと、時間をあけずに洗濯することで雑菌の繁殖を防ぐことができます。

特に、汗をかきやすく湿気が多い夏場は、入浴時など衣類を脱いだあと、すぐ洗濯することで衣類を清潔に保ち、ニオイも抑えることができるでしょう。

洗濯を夜に行うデメリット

夜間に洗濯することはさまざまなメリットがある一方で、洗濯機の音が迷惑になったり、乾きにくくなるといったデメリットもあります。

ここでは夜の洗濯のデメリットや注意点について確認していきましょう。

騒音問題などによる近所トラブルが起こり得る

夜間は周囲が静かなため、日中は気にならない音でも騒音問題になることがあります。

特に、マンションやアパートなどの集合住宅の場合は、洗濯機の音が壁や床を伝わって響くため、近隣の住民とのトラブルになりかねません。

一般的に、朝7時から夜21時までに洗濯を終わらせていることが理想とされています。早朝や深夜は洗濯機を稼働させない、騒音を低減する工夫をするなど配慮が必要です。

集合住宅では、管理会社や組合でルールが決まっていることもあります。帰宅時間が遅い場合は予約タイマーを活用するなど、夜間は洗濯機を稼働させる時間に注意しましょう。

洗濯物が乾きにくいことがある

夏は夜でも気温が高く洗濯物が乾きやすい一方、冬は乾燥していても気温が低いため乾きづらく生乾きになる場合があります。洗濯物が生乾きになると、雑菌が繁殖してニオイの原因になってしまいます。

また、洗濯物は水分を含んでいるので気温が低すぎると、衣類が凍ってしまう場合もあります。

季節や天候に注意しないとしっかり乾かないのはデメリットといえます。

外干しは虫の被害に遭うことがある

夜の外干しは、夜行性の虫が洗濯物に卵を産んだり、フンをしたり、ニオイがついたりといった虫の被害が起こることがあります。

虫は白系統の明るい色の洗濯物を好み、甘い香りの柔軟剤のニオイに引かれて洗濯に寄ってくるといわれています。

外干しをするときは虫除けで虫害対策をしたり、室内干しをすることで対策するとよいでしょう。

防犯上のリスクがある

夜間の洗濯は盗難・窃盗被害のリスクを高めるという指摘もあります。

窃盗犯は不在時間や家族構成、ライフスタイルなどを把握する情報として、洗濯物を参考にしているといわれています。

洗濯物が干しっぱなしだと不在だと思われ被害にあってしまったり、ブランド品や高価な衣類が干されていると、ほかにも金品が自宅にあると判断される可能性があるので、人目が少ない夜間に外干しをする際は注意が必要です。

夜の洗濯では部屋干しがおすすめ

夜の洗濯では、外干しによるデメリットが挙げられます。

  • 気温が低いと生乾き・凍結する
  • 卵やフンなど虫による虫害にあう
  • 窃盗や下着泥棒など防犯上のリスクがある

これらのデメリットは、室内での部屋干しでカバーすることができます

部屋干しは急な天候の変化の影響もなく、冬は室内の乾燥対策にもなるので、夜間の洗濯では部屋干しがおすすめです。

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洗濯物を乾きやすくするコツ

室内で洗濯物を乾きやすくするためには干し方のコツがあります。

夜間だけでなく、梅雨の時期にも活用できるので参考にしてくださいね。

洗濯物の間隔をあける

屋外・室内問わず、洗濯物を乾きやすくする基本は、洗濯物の間隔をあけることです。

洗濯物の間隔を10㎝ぐらいあけることで、風通しがよくなり乾きやすくなります。十分な空間がない場合、ひとつの場所ではなく複数箇所使って干すとよいでしょう。

洗濯ロープを使うことで、室内のさまざまな場所に物干しコーナーを作ることができるのでおすすめですよ。

洗濯ものはアーチ状に干す

洗濯物を早く乾かすためには風があたることが重要で、洗濯物の長さがばらばらだと風通しが悪くなります。

外側に長い服やタオルを干し、内側に向かって短い服を干し、アーチを描くように干すことで乾きやすくなります。

部屋の空気を循環させる

洗濯物を干している部屋を閉めきらずに空気を循環させることも大切です。

窓やドアを開けると空気の通り道が生まれ、洗濯物が乾きやすくなります。窓を開けられない場合は、エアコンや扇風機、サーキュレーターなどで空気の流れをつくるとよいでしょう。

室内干しでも効率的に乾かせるアイテム

ここでは室内干しでも効率よく乾かすことができる便利グッズを紹介していきます。

部屋干しは夜間の洗濯だけでなく、花粉や梅雨といった外干しができない時期にも有効なため、部屋干しグッズは揃えておくとよいでしょう。

洗濯物を干すスペースに合わせて家庭に合ったアイテムを探してみましょう。

スリムくるくるハンガー

狭いスペースでもバスタオルやシーツなども乾かせるハンガーです。

耐荷重が4kgで、バスタオル2枚、シーツ1枚ほど乾かすことができます。風通しのよい構造になっており、何よりも省スペースで使えるのがおすすめです。使わない時は折りたたみ可能なので収納しやすいのも便利です。

どこでも早干しハンガークリップ

靴下やハンカチ、子どものスタイなどの小物を干すのに使いやすいクリップタイプのハンガーです。洗濯物の厚さによって3段階まで調節が可能なため、分厚い物でも風通しよく干すことができます。

フックが360度回転式なので、どこにでもかけられて便利です。室内干しだと干す空間の確保が必要ですが、このハンガーがあれば物干しスペースがなくてもどこにでも干すことができます。

ジーンズ専用ハンガー

ジーンズは分厚いため乾くのに時間がかかります。ジーンズ専用ハンガーなら内側に空気が通る状態でジーンズを干せるので乾きやすくなり、室内干しに重宝するでしょう。

ジーンズだけではなくスカートなども干すことができますよ。

風が通るハンガー

衣類に空洞を作った状態で干すことができ、内側から風が通るので乾きやすくなります。空洞を作ってくれる吊り下げバーは360度回転するので、普通のハンガーの状態で使うことも可能です。状況に合わせて臨機応変に使用できるでしょう。

らくらくパーカーハンガー

フード付きの衣類はフードの部分がなかなか乾きにくいものです。このらくらくパーカーハンガーはフードの部分が重ならないように固定できるので、フードが乾きやすくなります。フードがない服にも使えるので、状況に合わせ使い分けることができます。

部屋干しの際は、ニオイ対策ができる洗剤を使うのもおすすめですよ!

毎日の洗濯の負担は代行サービスで軽減しよう!

子育て中や共働きの家庭にとって、毎日の洗濯は大きな負担ですよね。

  • 家事や仕事で忙しくて手が回らない!
  • 天気が悪い・花粉で洗濯物が溜まりがち……
  • たまには家事を休みたい!

こんな悩みがある人は1度宅配クリーニングを試してみてはいかがでしょうか。

宅配クリーニングは依頼も受け取りも自宅にいながらできてしまうので、子育てや共働きで忙しい家庭にぴったり。

たまに利用するだけでも家事の負担がぐっと軽くなるのでおすすめです

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デメリットは部屋干しで解決!夜間の洗濯を上手に取り入れよう

近隣の人に配慮したり、外干しがしづらいといったデメリットはありますが、夜間に洗濯することで、日中の時間を有効活用できたり、洗濯物へのダメージを防ぐことができます。

部屋干しに便利なさまざまなグッズも発売されているので、忙しくて日中に洗濯ができない!という日は、夜の洗濯を上手に取り入れてみてはいかがでしょうか。

  • 夜の洗濯は朝の時間を有効に使え、節約・節水ができる
  • 夜の時間帯は洗濯物の日焼けを防ぎ、衣類をすぐに洗える
  • 洗濯機を動かす時間帯は配慮が必要
  • 虫や盗難、天候の影響を受けない室内干しがおすすめ
  • 洗濯物が乾きやすいように干し方を工夫しよう

写真提供:ゲッティイメージズ

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