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新生児のニューボーンフォトとは?おすすめの撮影方法や注意点を解説

新生児のニューボーンフォトとは?おすすめの撮影方法や注意点を解説

ニューボーンフォトとは、新生児の写真のこと。日本ではまだ馴染みが薄いかもしれませんが、SNSなどで注目されています。撮るかどうか迷ったり、赤ちゃんに負担がかかるのではと心配に思う人も少なくないでしょう。ここでは、ニューボーンフォトの基礎知識を解説します。
ニューボーンフォトとは、新生児の写真のこと。日本ではまだ馴染みが薄いかもしれませんが、SNSなどで注目されています。撮るかどうか迷ったり、赤ちゃんに負担がかかるのではと心配に思う人も少なくないでしょう。ここでは、ニューボーンフォトの基礎知識を解説します。

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ニューボーンフォトとは?

ニューボーンフォトとは、新生児期の赤ちゃんの記念写真のことです。

欧米では、もともと出産報告として、はがきを送る習慣がありました。

近年、新生児期の赤ちゃんの写真を撮って写真付きのはがきを送ることが増える中でニューボーンフォトが浸透しました。

最近では、日本でもニューボーンフォトを撮る家庭が増えつつあります。

ニューボーンフォトは、ライフスタイルニューボーンフォトグラフィーといって、自然体で生活の中を切り取ったような雰囲気の写真と、ポーズドニューボーンフォトグラフィーといって、撮影用の衣装や小物を使いポーズを取らせてアートな雰囲気で撮る写真の2つのジャンルがあります。

日本では「ニューボーンフォト」というと、撮り方にこだわったりプロに依頼したり、アートな雰囲気のポーズドニューボーンフォトグラフィーを指すことがほとんどです。

生後間もない赤ちゃんを撮影のために外出させたり家族以外の人に会わせたりすることに、不安を感じるパパやママもいるでしょう。

ニューボーンフォトは特に決まりがあるものではないので、家庭に合ったやり方で自由に撮影して問題ありません。

ニューボーンフォトを撮るメリット

ニューボーンフォトを撮るメリット

日々成長していく赤ちゃんの新生児期は一瞬ですぎてしまいます。

ニューボーンフォトを撮る最大のメリットは、生まれたてに近い貴重な新生時期の赤ちゃんを記念に残せることです。

ニューボーンフォトを残すことで、子どもが大きくなったときのプレゼントになったり、誕生したときの気持ちを振り返ることができます。

ニューボーンフォトはいつ撮るもの?

ニューボーンフォトは新生児の間に撮る写真を指すので、厳密には生後28日までの写真です。

一般的には、生後3週間目くらいまでに撮ることが多く、ニューボーンフォトプランでは「生後2〜4週頃」の撮影を目安としています。

生まれたてに近いほど、赤ちゃんがお腹の中にいた状態に近い雰囲気の写真が撮れるため、可能であれば生後2〜3週間目までに撮ることをおすすめします。

生後1ヶ月をすぎると、赤ちゃんの眠りが浅くなってくることもあり、できないポーズもでてきます。ママと赤ちゃんの体調をみながら、無理をせず撮影日時を決めましょう。

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ニューボーンフォトを撮る場所は?

ニューボーンフォトは、自宅かスタジオで撮影されることがほとんどです。

撮影場所は、赤ちゃんにとって適切な温度や湿度が保たれている安全な場所でないといけません。

プロのカメラマンに依頼する場合はある程度お任せできることもありますが、セルフ撮影をするときは、赤ちゃんに負担がない環境で撮影しましょう。

病院内への出張撮影を許可している病院や、カメラマンと提携してニューボーンフォトサービスを行っている病院もあり、入院中に病院で撮影できることもあります。

ニューボーンフォトを撮る際に準備するもの

ニューボーンフォトの撮影に必要なものは、どんな雰囲気で撮りたいかによって用意するものが変わってきます。

おくるみ、衣装、小物、背景に使う布をイメージに合わせて用意しましょう。

おくるみや背景、小物はできるだけ、色や柄、テイストを揃えると統一感がある写真になります。

裸やおむつ1枚で撮影するのもおすすめです。裸で撮影するときは赤ちゃんに負担がないよう、室温に注意して短時間で撮影を済ませましょう。

撮影に使う小物は、ファーストトイ、パパママの結婚指輪、エコー写真、命名書、ジャストボーンカードが人気です。

月齢フォトを残す場合、毎回同じものと一緒に撮影すると成長の様子がよくわかるのでおすすめですよ。

ただし、装飾ライトなどの電球は、海外では感電事故の事例があります。尖っていたりケガの恐れがあるものは避けましょう。

自宅での撮影の場合、背景に生活感が出てしまいがちです。大きな布や、カーテンやシーツなど、背景を用意するとよいでしょう。

カメラマン撮影の場合は、準備品が一切不要のケースも多いです。

ニューボーンフォトにおすすめの撮り方

一般的なニューボーンフォトに多い、アートな雰囲気でポーズをとらせて撮る写真の場合は、おくるみ姿の赤ちゃん1人で撮るのが基本スタイル。

ドレスなどの衣装で撮るショットもバリエーションの1つとして撮影することがあります。生活の中で自然な姿を撮りたい場合は、肌着やロンパースを着せて撮ってもよいでしょう。

どちらの場合でも、寝ている姿を撮るのが基本です。おすすめは、手足や耳など、パーツをアップで撮影した写真です。

まだまだ小さくかわいらしい身体のパーツを部位ごとにアップにして残しておきましょう。パーツの写真はママやパパ、小物と一緒に撮影すると小さい赤ちゃんのパーツが際立ちます。

ママやパパとの3ショットや、上の子とのショットを撮るときは、衣装の色を合わせたりしてリンクコーデをすると素敵ですね。

カメラマンによる撮影の流れ

ニューボーンフォトの撮影方法は、カメラマンに依頼する方法と、セルフ撮影の2パターンあります。

まずは、カメラマンに依頼する場合について解説していきます。

カメラマンに依頼する場合、予約が必要です。

ニューボーンフォトは赤ちゃんが生まれてから撮るものですが、妊娠後期に予約するのがおすすめ

産後でも予約ができないわけではありませんが、人気のカメラマンやスタジオの場合は、スケジュールの都合で希望の日時での予約に対応できないこともあります。

妊娠中の予約は予定日をもとに予約をとる形になりますが、出産が予定日からずれた場合は、日程を変更できることがほとんどです。

ただし、予約を変更するための条件は、カメラマンやスタジオによって異なるため予約時に必ず確認しておきましょう。

当日の撮影時間は、一般的に1~2時間程度で、撮影データは後日もらうことが多いです。

カメラマン選びのポイントや注意点

ニューボーンフォトをプロのカメラマンに依頼する場合、どのように選べばいいのでしょうか。

ここではカメラマン選びのポイントや注意点をお伝えします。

料金はいくらか

スタジオやプロカメラマンに依頼する場合、ニューボーンフォト料金の相場は、3万円~5万円くらいです。

撮影料金は、写真をレタッチするかや枚数、パネルやアルバム作成の有無など、プランの内容によって料金が変わります。

カメラマンによっては、データのみの納品でパネルやアルバムの作成は対応できないこともあります。個人の出張カメラマンのなかには、データのみの代わりに1時間あたり1万円と比較的安価な料金で活動している人もいます。

希望に沿う撮影内容かどうか、オプションも含めて確認しましょう。

専門知識があるスタッフがいるか

ニューボーンフォト撮影で重要視したいのが、赤ちゃんに関する専門知識の有無です。

新生児の身体は不安定でデリケート。

ポージング1つをとっても、関節への負担、気道確保などが考慮されていないと危険です。ニューボーンフォトを専門にしていて、経験豊富なカメラマンを選びましょう。

看護師や助産師などの資格をカメラマン本人が持っていたり、撮影に看護師や助産師といった専門家が同伴してくれるケースもあります。

また、撮影時の赤ちゃんの安全確保のためには、カメラマン以外のスタッフがいるほうが安心です。

カメラマンの技術や実績、作品の雰囲気は、ホームページやSNSなどで確認しましょう。

スタジオ撮影か出張撮影か

ニューボーンフォトは撮影スタジオか自宅かで負担も変わってきます。

■スタジオ撮影のメリット

  • 撮影機材やセットが揃っているため撮影の開始がスムーズ
  • 小物や衣装のバリエーションも豊富

■スタジオ撮影のデメリット

  • 赤ちゃんとママが外出する必要がある

■自宅への出張撮影のメリット

  • 赤ちゃんとママが外出する負担がない
  • 上の子がいても待機中に飽きない
  • 慣れた自宅でリラックスできる

■自宅への出張撮影のデメリット

  • 自宅の掃除や片付けが必要
  • 兄弟やパパママと一緒の撮影が難しいことがある
  • 撮影機材の準備や片付けの時間が必要
  • 交通費が加算されることもある

出張撮影の場合、自宅に6畳ほどのスペースがあれば撮影が可能とされています。

自然光が入る窓があるとベストですが、なくても問題ないことが多いです。

春や秋の過ごしやすい季節以外は、撮影に使う部屋に冷暖房の準備も必要になります。

自宅の場合、兄弟撮影やファミリー撮影のスペースが十分に確保できないことも多く、赤ちゃんだけの撮影になることもあります。

病院が院内でのニューボーンフォト撮影を許可している場合は、より生まれたてに近い赤ちゃんの写真を撮ることが可能なのが最大のメリットですね。

カメラマンによって、スタジオ撮影、自宅への出張撮影、病院への出張撮影と対応範囲はさまざまなので、確認が必要です。

衛生管理がされているか

生後間もない赤ちゃんは非常にデリケートなため、撮影環境や、感染症対策などにも細心の注意が必要です。

カメラマンやアシスタントスタッフの手洗いうがいの徹底はもちろん、撮影小物などの消毒は毎回されているかなども気にしたいですね。

撮影時の赤ちゃんのサポートはママ・パパに協力してもらい、カメラマンやアシスタントスタッフが赤ちゃんに直接触れないようにしているケースもあります。

兄弟撮影は可能か

ニューボーンフォトは、赤ちゃん1人での撮影が基本です。

パパやママとの撮影や、上の子との撮影ができなかったり、有料オプションのこともあります

希望する場合は、兄弟撮影やファミリーフォトの可否と料金を確認しておきましょう。

衣装や小物の用意は必要か

撮影時の衣装や小物には、全て準備不要のこともあれば、部分的に準備が必要なこともあります。

一緒に撮りたい小物がある場合は、小物の持ち込みが可能かどうかも合わせて確認しておきましょう。

セルフ撮影の場合のポイントや注意点

ここではセルフ撮影のポイントを紹介します。

ニューボーンフォトをセルフで撮影する場合のポイントは

  • ねんねのスタイルで撮る
  • 自然光で撮る
  • 安全な場所で二人以上で撮る
  • 温度や湿度に注意する
  • 短時間で済ませる

です。

特に注意する必要があるのは、ポージングです。

カメラマン撮影の頬杖えやうつ伏せの写真は、実際には複数の大人が支えながら撮った何枚もの写真を、合成し加工して仕上げています。

無理やりポーズをとらせると、関節に負担がかかったり、気道が確保できなかったり大変危険です。

セルフ撮影であれば、ねんねアートのような写真や日常のワンシーンを切り取ったような自然体のニューボーンフォトも素敵ですよ。

おしゃれでアートな写真にこだわるのであれば、実績・経験豊富なカメラマンに依頼しましょう。

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ニューボーンフォトに関するよくある疑問

ニューボーンフォトを撮るかどうか判断するにあたって、気になることについて解説していきます。

ぐるぐる巻きはかわいそうじゃないの?

ニューボーンフォトで定番なのは、おくるみをつかったみのむしスタイル。

一見、ぐるぐる巻きにされた姿が窮屈そうに見えるため、かわいそうに思ったり、心配になったりする人もいるでしょう。

実は、みのむしスタイルは、赤ちゃんがママのお腹の中にいる状態に近く、赤ちゃんは安心感を得られるともいわれています。

ただし、セルフ撮影ではおくるみをきつく巻きすぎたり、赤ちゃんの手足に負担がかからないように注意が必要です。病院などで教えてもらった巻き方で撮影するとよいでしょう。

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一方で、頬杖やうつ伏せのポーズもニューボーンフォトでよく見るポーズですが、頬杖えやうつ伏せの写真は実は加工で仕上げた写真です。

新生児に頬杖やうつ伏せをさせるのは危険ですので絶対にやめましょう

新生児期をすぎたら撮ることはできないの?

新生児期が終わると、赤ちゃんの睡眠サイクルに変化がでてくるため、生後2〜3週目と同様のニューボーンフォトを撮るのは難しくなってきます。

ニューボーンフォト風の写真を撮ることは可能ですが、対応できるかどうかはカメラマンや撮影スタジオによるので確認が必要です。

SNSへの投稿は慎重に

素敵なニューボーンフォトが撮れたら、SNSに投稿してお披露目したくなるかもしれませんが、投稿は慎重に。

ニューボーンフォトに対していい感情を持っていない人もいます。インターネット上にアップされると、悪用されたり否定的な意見にさらされたり、不快な思いをする可能性があります。

ニューボーンフォトは家族の記念写真として、身内で楽しみ、SNSへの公開は慎重に判断しましょう。

ニューボーンフォトはプロに依頼してみよう

貴重な新生時期のニューボーンフォト。

出産後まもないため、セルフ撮影でこだわりのある写真を残すには少々負担がかかるものです。

そんなときは、プロに撮影を依頼してみましょう。出張・スタジオ、いずれもプロが希望にあったニューボーンフォトを撮影してくれますよ。

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貴重な新生児期を写真に残そう

新生児の貴重な時期を記念に残すことができる、ニューボーンフォト。

赤ちゃんはどんどん成長し、あっという間に新生児期はすぎてしまいます。

赤ちゃんの体調に配慮しながら、かけがえのない新生児期の姿を写真におさめてみてはいかがでしょうか。

  • ニューボーンフォトは新生児期の貴重な姿を残すことができる
  • 撮影はスタジオ・出張撮影・セルフ撮影から合ったものを選ぼう
  • 赤ちゃんの体調優先!安全第一で撮影しよう
  • SNSには否定的な意見もあるので公開は慎重に

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写真提供:ゲッティイメージズ

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