はじめての授乳のポイント | MAMADAYS(ママデイズ)
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はじめての授乳〜母乳育児のすすめ〜

はじめての授乳のポイント

母乳で育てると赤ちゃんの健康によいだけでなく、産後の子宮の収縮が促され、戻りが早くなります。授乳はママの体調回復にもよく、そしてママと赤ちゃんの親子関係の基礎をつくるうえでも大変重要なこと。母乳育児は母子ともに大きなメリットがあるのです。
母乳で育てると赤ちゃんの健康によいだけでなく、産後の子宮の収縮が促され、戻りが早くなります。授乳はママの体調回復にもよく、そしてママと赤ちゃんの親子関係の基礎をつくるうえでも大変重要なこと。母乳育児は母子ともに大きなメリットがあるのです。

母乳育児で赤ちゃんと密接なコミュニケーションを

 母乳は赤ちゃんにとって「完璧な栄養」。それは母乳の成分がたんぱく質、糖質、脂質、ビタミン、そしてミネラルなど、まさにパーフェクトなまでに栄養のバランスがとれているからです。

 また母乳は、赤ちゃんの脳を発達させる乳糖が豊富に含まれているほか、免疫機能を高める成分もたっぷり含まれています。

 母乳育児をした赤ちゃんはそうでない子と比べて、病気になりにくいと昔からいわれてきました。それは決してまちがっていません。産後1週間くらいの間に出る「初乳」には、赤ちゃんを病気から守るさまざまな抗体が含まれていて、赤ちゃんの免疫力をぐんと高めてくれるのです。出産後数時間が、最も抗体の濃度が高いといわれているので、できるだけ初乳は頻回に飲ませてあげましょう。

 ほかにも、赤ちゃんのあごが強くなる、食育につながるなどの効果が授乳にはあります。

 母乳を与えることは、赤ちゃんの健康面だけでなく、ママにとってもよいことばかりです。

 母乳なら時と場所を選ばず、すぐに与えられ、妊娠期にふえた体脂肪は授乳することで消費できます。また、子宮の収縮も早めるのです。

 母乳を与えることは、まさにママと赤ちゃんとの最大のコミュニケーション。腕に赤ちゃんの重みとぬくもりを感じながら、小さな口で力いっぱいおっぱいを吸う赤ちゃんを見ていれば、自然と母性がめばえてくるでしょう。母乳を与えるときは、赤ちゃんの目を見つめ、やさしく語りかけながら与えるとよいでしょう。

写真提供:ゲッティイメージズ

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